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特別レース名解説  2回 函館競馬
【第1日】 7月16日(土)
●登別(のぼりべつ)特別
 登別は、北海道南西部の太平洋に面する市。昭和45年市制施行。地獄谷を中心とした登別温泉、やカルルス温泉などがあり、道内一の温泉郷となっている。

●STV杯
 STVは、札幌市に本社を置く札幌テレビ放送の略称。昭和34年開局で、NNN(日本テレビ)系列。本競走は、41年に同社から寄贈賞を受けて創設された。

●駒場(こまば)特別
 駒場は、函館市の東部の地名。函館競馬場の所在地。明治8年(1875)に催された函館招魂社(現・護国神社)の祭典競馬が、函館における競馬の始まりとされる。その後、29年に現在の駒場町に競馬場が建設され、現在に至っている。

【第2日】 7月17日(日)
●駒ケ岳(こまがたけ)特別
 駒ケ岳は、北海道渡島半島の東部、内浦湾を臨む円錐状火山。大沼国定公園に属し、別名渡島富士とも呼ばれ、標高1,131mの活火山。寛永17年(1640)以降しばしば噴火し、昭和4年(1929)には大爆発を起こした。南麓に大沼・小沼・蓴菜(じゅんさい)沼などの堰止め湖、南東麓には鹿部・留ノ湯などの温泉がある。

●マリーン(Marine)ステークス
 マリーンは、「海の」「海で産する」「航海用」などを意味する英語。函館競馬場は、JRAの競馬場のうち唯一スタンドから海を臨むことができる。

●長万部(おしゃまんべ)特別
 長万部は、北海道南西部の町。噴火湾に面し、ホタテの養殖やホッケ・毛ガニなどの沿岸漁業や酪農が盛ん。地名は、アイヌ語の「オシャマンペ(カレイがたくさんとれる川口)」に由来するという説がある。

【第3日】 7月23日(土)
●横津岳(よこつだけ)特別
 横津岳は、北海道の南部、亀田郡七飯町にある標高1,167mの火山。山名はアイヌ語の「ユク・アッ・ヌプリ(鹿がたくさんいる山)」が転訛したものといわれる。

●TVh杯
 TVhは、札幌市に本社を置くテレビ北海道の略称。平成元年の開局で、TXN(テレビ東京)系列。本競走は、9年に同社から寄贈賞を受けて創設された。

●噴火湾(ふんかわん)特別
 噴火湾は、渡島半島に囲まれた円形の大きな湾で、室蘭市など7つの市や町が面している。内浦湾とも呼ばれる。名は、駒ケ岳・有珠山などの多くの火山に囲まれていることに由来する。ホタテの養殖やサケ・スケトウダラ漁が盛ん。

【第4日】 7月24日(日)
●ラベンダー(Lavender)賞
 ラベンダーは、地中海沿岸の原産で、シソ科の小低木。茎に白い毛を密生し、細い葉が対生する。初夏、薄紫色の唇形の花を穂状につける。全体に芳香があり、花から抽出したラベンダー油は古くから香料に用いられる。ローマ時代には入浴用香水とされ、名は洗う意の「lavare」に由来する。花言葉は、「期待」「繊細」「優美」。

●木古内(きこない)特別
 木古内は、北海道南西部、津軽海峡に面した町。地名は、アイヌ語の「リコナイ(高く昇る源)」または「リロナイ(潮の差し入る川)」から転訛したものと言われている。基幹産業は漁業・酪農などで、昆布やひじきなどの特産物がある。

●サマー2000シリーズ農林水産省賞典函館記念(GIII)
 サマー2000シリーズの第2戦。
 本競走は、昭和40年に創設された3歳以上馬の重賞競走。当初は2,400mであったが、43年に2,000mとなった。平成6年からは別定重量として施行されたが、9年より再びハンデキャップ戦となり現在に至っている。

●松前(まつまえ)特別
 松前は、北海道南西端部、渡島半島南西部の松前半島にある町。江戸時代は松前氏の城下町で、蝦夷地経営の中心地であった。幕末に築城された最後の日本式城郭である福山城(松前城)がある。北海道の郷土料理である松前漬けが有名。

【第5日】 7月30日(土)
●北洋(ほくよう)特別
 北洋は、オホーツク海、ベーリング海からアラスカ湾を含む北太平洋北部のこと。

●漁火(いさりび)ステークス
 漁火は、夜間に漁業を行う際、魚を集めるために海面に掲げるかがり火のこと。イカ釣りの季節には津軽海峡に多くの漁火が浮かぶ。

●七重浜(ななえはま)特別
 七重浜は、北海道南西部、北斗市東部の地域。函館湾に臨む沿岸平野部ではコメ・ジャガイモを生産している。沿岸は海水浴場になっている。

【第6日】 7月31日(日)
●かもめ島(かもめじま)特別
 かもめ島は、北海道南西部、江差町の沖合約500mの地点にある島。周囲約3kmの小島で、かもめが羽を広げたように見えることからこの名がついた。海食崖が発達し、奇岩・岩礁が多く見られる。海水浴や釣り、キャンプなどを目的とした観光客が多く訪れる。

●UHB杯
 UHBは、札幌市に本社を置く北海道文化放送の略称。昭和47年の開局で、FNS(フジテレビ)系列。本競走は、同社から寄贈賞を受けて47年に創設された 。

●檜山(ひやま)特別
 檜山は、北海道南西部の振興局。離島の奥尻町を含む全7町で構成され、渡島半島の日本海沿いを占める。スケトウダラ・イカ漁等が盛んであり、近年は栽培漁業としてアワビ・ヒラメの育成・生産が有名である。

【第7日】 8月6日(土)
●湯浜(ゆのはま)特別
 湯浜は、函館市の南東部の地名。南は津軽海峡に面し、国道278号が東西に走る住宅地域。昭和11年(1936)に現在の湯浜町となった。町名は、湯の川温泉の海岸部であることに由来する。

●みなみ北海道(ほっかいどう)ステークス
 みなみ北海道は、北海道南西部の寿都と長万部を結ぶ地溝帯から南のこと。一般的に道南と呼ばれる地域。函館市が道南の代表都市である。

●立待岬(たちまちみさき)特別
 立待岬は、函館山の南麓にある岬。岬に至る山道には、石川啄木一族の墓があり、またその先には宮崎郁雨、与謝野鉄幹・晶子夫妻の歌碑がある。好天時には津軽海峡を挟んで下北半島が望める。

【第8日】 8月7日(日)
●渡島(おしま)特別
 渡島は、北海道の南西部、渡島半島の南部にあたる地域。かつての松前藩の所在地でもある。

●八雲(やくも)特別
 八雲は、北海道の南部、渡島半島の北部にある町。遊楽部川下流の八雲平野は北海道の酪農先進地域で、牧草地や飼料畑が広がっており、付近の乳製品工場ではバターやチーズを生産している。また、種子用としてのジャガイモの生産量も多く、沿岸漁業も盛ん。

●函館2歳ステークス(GIII)
 本競走は、函館競馬の2歳チャンピオン決定戦として昭和44年に創設された重賞競走。平成9年より、札幌と函館の開催日割が変更されたことにより、世代最初の重賞競走として早期デビュー馬の目標となるレースとなっている。