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特別レース名解説  2回 札幌競馬
【第1日】 9月10日(土)
●コスモス(Cosmos)賞
 コスモスは、キク科の春蒔き一年草。メキシコを主とした熱帯アメリカ原産で、日本には幕末に伝わったと言われている。和名は秋桜(アキザクラ)。葉は細く裂けた羽状葉で、秋に直径5〜7cmの一重または八重の花を咲かせる。花色は白、桃、紅色など。夏前に咲く早咲き種などの園芸品種もある。花言葉は「乙女のまごころ」。
 
●報知杯大雪(だいせつ)ハンデキャップ
 大雪山は、北海道中央部の火山群の名称。カルデラ御鉢平を囲み、最高峰の旭岳(標高2,291m)、北鎮岳(標高2,244m)、白雲岳(標高2,230m)などから成っている。標高1,700m以上の地点では、ハイマツ(マツ科の常緑低木)帯で夏でも雪渓が残り、裾野は広大な原生林が広がっている。火山群は大雪山国立公園に属し、層雲峡、愛山渓の温泉が登山基地になっている。また、日本一早い紅葉の名所としても知られ、9月から見頃を迎える。
 報知新聞社は、東京と大阪に本社を置く新聞社。本競走は、同社から寄贈賞を受けて施行される。

●定山渓(じょうざんけい)特別
 定山渓は、札幌市の南西、豊平川上流にある渓谷。温泉があり、札幌の奥座敷といわれる。

【第2日】 9月11日(日)
●おおぞら特別
 おおぞらは、広く澄みきった空のこと。北海道特有の広大な天空を形容する言葉。

●UHB賞 
 UHBは、札幌市に本社を置く北海道文化放送の略称。昭和47年の開局で、FNS(フジテレビ)系列。本競走は、47年に同社から寄贈賞を受け創設された。

●釧路湿原(くしろしつげん)特別
 釧路湿原は、約1万9000ヘクタールの面積を誇る日本最大級の湿原。広大な湿原内を釧路川が優雅に蛇行して流れている。昭和55年には日本初のラムサール条約登録湿地の指定を受けた。一帯が釧路湿原国立公園に指定されており、タンチョウの生息地としても有名。
 なお、湿原の東部に接する釧路郡釧路町には、JRAの場外勝馬投票券発売所であるウインズ釧路がある。

【第3日】 9月17日(土)
●積丹(しゃこたん)特別
 積丹は、北海道西海岸の中央部、日本海に突出する半島。沿岸一帯はニセコ積丹小樽海岸国定公園に属する景勝地。北海道を代表する民謡「ソーラン節」の発祥地とも言われている。地名はアイヌ語の「サクコタン(夏の村)」に由来する。

●オーロラ特別
 オーロラは、主に両極地方の超高層大気中に見られる発光現象。太陽面からの帯電粒子が極地の上空に侵入したときに現れる。カーテン状・コロナ状などの形をとり、赤・緑・黄・青・桃などの美しい色彩を呈する。名は、ローマ神話の夜の星を追い払う夜明けの女神アウロラ(Aurora)に由来する。

●TVh賞
 TVhは、札幌市に本社を置くテレビ北海道の略称。平成元年の開局で、TXN(テレビ東京)系列。本競走は、平成2年に同社から寄贈賞を受けて創設された。

【第4日】 9月19日(祝・月)
●朝里川(あさりがわ)特別
 朝里川は、小樽市内を流れる河川。中域には昭和29年開湯の朝里川温泉があり、夏はゴルフ・テニス、冬はスキーが楽しめるリゾート地として有名。

●道新スポーツ賞
 道新スポーツは、札幌に本社を置く北海道新聞社が発行しているスポーツ紙で、昭和57年の創刊。本競走は、58年に同社から寄贈賞を受けて創設された。

●エルムステークス(GIII)
 本競走は、平成8年に『シーサイドステークス』の名称で創設されたダート重賞競走。第1回は函館競馬場で行われたが、9年の開催日割の入替えに伴い、札幌競馬場での開催となり、『エルムステークス』に改称された。
 競走名のエルム(Elm)は、ニレ科ニレ属の植物の総称だが、北海道ではその中でも特にハルニレを英名(Japanese Elm)からエルムと呼ぶ。沖縄を除く日本全土に分布するが、特に北日本に多い。街路樹や公園樹として利用されている。

【第5日】 9月24日(土)
●礼文(れぶん)特別
 礼文は、稚内の西方60kmの日本海上に位置する島。標高490mの礼文岳を最高点とする丘陵と海岸段丘からなる比較的平坦な島で、面積約82km2。東南の利尻島などとともに利尻礼文サロベツ国立公園に属する。約300種の高山植物が分布しており、夏には多くの観光客が訪れる。
 
●HTB賞
 HTBは、札幌市に本社を置く北海道テレビ放送の略称。昭和43年開局で、ANN(テレビ朝日)系列。本競走は、48年に同社から寄贈賞を受けて創設された。

●千歳(ちとせ)特別
 千歳は、北海道南西部の市。札幌市の南東に位置し、北海道の空の玄関である新千歳空港がある。同市は昔、アイヌ語で「シコツ(大きな窪地、又は谷)」と呼ばれていたが、当時この地に多くの鶴がいたことから、文化2年(1805)「鶴は千年、亀は万年」の故事にちなんで「千歳」と命名された。

【第6日】 9月25日(日)
●アカシヤ(Acacia)特別
 アカシヤは、マメ科の常緑樹木の総称。オーストラリアを中心に、熱帯・温帯にわたって分布し、品種は約600種ある。幹や枝にトゲがあり、黄色や白色の小花が球形に密集して咲く。日本ではフサアカシヤ、ギンヨウアカシヤ、モリシマアカシヤなどが温室や暖地で栽培され、切り花に用いられている。タンニンやアラビアゴムなどを採取できる有用種も多い。花言葉は「秘めた恋」「友情」。

●STV賞
 STVは、札幌市に本社を置く札幌テレビ放送の略称。テレビは昭和34年の開局で、NNN(日本テレビ)系列、ラジオは37年開局でニッポン放送系列。本競走は、41年に同社から寄贈賞を受けて創設された。

●十勝岳(とかちだけ)特別
 十勝岳は、北海道中央部にある複式活火山。標高2,077m。大雪山国立公園の一部となっている。

【第7日】 10月1日(土)
●手稲山(ていねやま)特別
 手稲山は、札幌市西区と手稲区との境にある標高1,023mの山。山麓付近にはスキー場・プール・ゴルフ場などがある。山麓の手稲地区は、明治4年(1871)に旧伊達藩である白石藩の藩士50戸が移住したことに始まり、現在は住宅化が進んでいる。地名はアイヌ語の「テイネイ(山霧多く湿潤)」に由来する。

●農林水産省賞典札幌2歳ステークス(GIII)
 本競走は、『北海道3歳ステークス』の名称で昭和41年に創設された重賞競走。58年に『札幌3歳ステークス』に改められた。創設当時の札幌競馬場は、左回りのダートコースのみであったが、49年のスタンド増改築・馬場改修により50年からは右回りコースに変更され、また、平成元年の芝コース新設に伴い、2年より芝コースに変更された(平成元年は函館競馬場で施行)。さらに、9年には距離が1,200mから1,800mに変更された。

●サロマ湖特別
 サロマ湖は、北海道北東部、オホーツク海沿岸の潟湖。網走国定公園内にあり、面積は道内一で約152Km2。全国では琵琶湖・霞ヶ浦に次いで第3位となっている。サロマ湖とその周辺は、噴火湾と並ぶ帆立貝の産地となっており、またカキの養殖も盛ん。

【第8日】 10月2日(日)
●すずらん賞
 すずらん(鈴蘭)は、ユリ科の多年草。中部地方以北の本州や北海道に生え、高さ15〜25cm。葉は広楕円形で2、3枚出る。初夏、花茎を伸ばし、白い釣鐘形の小花を総状につける。札幌市の花にも選ばれている。花言葉は「幸運が戻ってくる」。

●ライラック(Lilac)賞
 ライラックは、モクセイ科の落葉低木。ヨーロッパ原産。高さは約6mになり、春、枝先に白色・紫色の多数の小花を円錐状につける。日本へは明治中期に輸入され、その日本最古のライラックは北大付属植物園に現存している。また札幌の木に選ばれており、毎年5月頃にはさっぽろライラックまつりが行われる。札幌競馬場・芝コースのゴール板のデザインとしてもあしらわれている。花言葉は「初恋」。

●利尻(りしり)特別
 利尻は、北海道北部、日本海にある火山島。北海道の本島からは約53km離れており、中央部にある標高1,721mの利尻山を中心に、円錐状の形をしている。利尻山麓には水場の甘露泉水がある。名はアイヌ語の「リイ・シリ(高い山)」に由来する。