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●沈丁花(じんちょうげ)賞 沈丁花は、中国原産のジンチョウゲ科の常緑低木。早春、香りの強い花を多数開く。雌雄異株であるが、日本に生息するものはほとんどが雄株であり実を結ばない。名前は、花の香りを沈香(じんこう)と丁字(ちょうじ)に例えたことに由来している。花言葉は「栄光」「永遠」。
●太宰府(だざいふ)特別 太宰府は、福岡県中西部の市。律令制下で西海道(九州全土9国2島)を統括した官庁である大宰府が置かれていた。菅原道真を祀った太宰府天満宮があり、学問の神様として信仰を集めている。
●甘木(あまぎ)特別 甘木は、福岡県中部に位置した旧市名。平成18年、朝倉郡朝倉町・杷木町と合併し、朝倉市となった。主な産業は稲作、麦作やなし・りんご・柿をはじめとした果樹などの農業。その一方で、福岡・久留米方面への交通アクセスの良さから積極的に企業誘致が進められている。また、市街地から北方面にある秋月地区は筑前の小京都といわれ、風情を楽しもうとする観光客が多数訪れる。
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●呼子(よぶこ)特別 呼子は、佐賀県北西部にあった旧町名。平成17年、唐津市と合併し、現在は唐津市呼子町となっている。一帯は玄海国定公園で海中公園地区もあり、名勝・史跡も多くある。小友の祇園祭、田島神社の夏越祭、呼子の大綱引など年中行事も多彩な他、「呼子の朝市」でも知られており、観光客が多く訪れる。
●虹の松原(にじのまつばら)ステークス 虹の松原は、佐賀県北西部の唐津湾沿岸に広がる松原。日本三大松原の1つ。防風・防砂・防潮のために唐津藩主寺沢広高が海岸線の砂丘に黒松を植林したのが始まりと伝えられる。遠近のどちらから眺めても唐津湾の海・空と松原とのコントラストが美しく、訪れる人の心を常にとらえている。
●糸島(いとしま)特別 糸島は、福岡県北西端部に位置する市。平成22年1月、前原市と糸島郡志摩町、二丈町が合併して誕生した。主な産業は農業で、稲作のほかミカン・イチゴ・野菜・花卉栽培が盛ん。さらに沿岸漁業を中心とする漁業も盛んで、ノリの養殖などが行われている。また、対外交流の要地であったことから遺跡が多く残されており、平原遺跡からの出土品は国宝に指定されている。
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●あざみ賞 あざみは、キク科アザミ属の多年草の総称。世界中に約250種あり、このうち日本ではおよそ80種が自生している。身に付けていると北欧神話に登場する雷神トールの加護が得られるとされており、「雷草」とも呼ばれている。花言葉は「厳格」「独立」。
●中京スポーツ杯 中京スポーツは、昭和43年より東京スポーツ新聞社から発行されている夕刊スポーツ紙。本競走は、60年に東京スポーツ新聞社より寄贈賞を受けて創設された。
なお、本年は中京競馬場の改築工事に伴い、小倉競馬場で施行される。
●大牟田(おおむた)特別 大牟田は、福岡県南西端に位置する市。大正6年市制施行。大牟田市から熊本県荒尾市にまたがって広がる三池炭鉱は、明治6年官営による大規模な採鉱が開始され、大牟田も炭鉱町となった。その後、三井財閥に払い下げされ開発が本格化し、日本一の出炭量を誇る炭鉱となるとともに石炭化学コンビナート群が形成され、わが国有数の化学工業都市として発展を遂げた。平成9年に同炭鉱は閉山し、炭鉱町としての歴史を閉じたが、現在はエコタウンやテクノパークなどへの企業誘致に力を入れている。
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●球磨(くま)特別 球磨は、熊本県南部の地名。球磨川は、詩歌では木綿葉(ゆうば)川とも詠まれ、最上川・富士川とともに日本三大急流の1つとして知られている。
●大濠(おおほり)特別 大濠公園は、福岡城の外濠を利用して造られた公園。池の周りには、約3,000本のツツジや柳が植えられており、敷地内には、県立美術館、能楽堂、日本庭園などもある。都心に近く、早朝には、ジョギング、散歩などを楽しむ人々でにぎわう。
●出水(いずみ)特別 出水は、鹿児島県北西部、熊本県境に位置する市。昭和29年市制施行。南は出水山地、北は八代海に臨み、三角州や干拓地が広がる。主な産業は農業で、稲作・ミカン・タバコ・苗木の栽培が盛んなほか、畜産も盛んである。歴史が古く、縄文・弥生時代の遺跡が多く残されている。
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●はなのき賞
はなのきは、ハナカエデとも呼ばれるカエデ科の落葉高木。花の木とも書く。春、葉に先立って濃紅色の花が咲き、5月ごろ実を結ぶ。秋には鮮やかに紅葉または黄葉する。花言葉は「信仰」。
●海の中道(うみのなかみち)特別
海の中道は、福岡市東区にあり、玄界灘と博多湾を区切る砂州。架橋で志賀島と結ばれている。江戸時代に植えられたクロマツによる白砂青松の景勝地で、志賀島とともに玄海国定公園の一部を形成する。国営の「海の中道海浜公園」を始め、水族館「マリンワールド」、スポーツ施設の整った「雁の巣レクリエーションセンター」などがあり、行楽地となっている。
●香椎(かしい)特別
香椎は、福岡市東区の北部に位置する地域。同地に鎮座する香椎宮の祭神は、神功皇后、または仲哀天皇といわれ諸説があるが、現在は仲哀天皇、神功皇后、相殿に応神天皇、住吉大神を祀る。仲哀天皇は神功皇后とともに熊襲を征する目的で、筑紫橿日宮に行幸し、新羅を征すべき神教を受けたが、その地で没した。そのため神功皇后が祠を建て、天皇を祭ったのが香椎宮の始まりとされている。
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●薩摩(さつま)ステークス
薩摩は、西海道に位置する旧国名。現在の鹿児島県の西半分にあたる。薩摩半島とその基部、属島に川辺諸島、甑(こしき)島、長島などがある。戦国時代以降は島津氏の統治下となり、根拠地となっていた。三方を海に囲まれた環境であることから古来より貿易が盛んで、海外文物の流入地ともなっていた。
●中京記念(GIII)
本競走は、昭和28年に行われた『中京開設記念』を翌年に改称して創設された競走。当初は、ダート1,800mの別定戦で行われていたが、幾度かの距離の変更を経た後、芝コース新設に伴い芝2,000mのハンデ戦となった。
なお、本年は中京競馬場の改築工事に伴い、小倉競馬場で施行される。
●錦江湾(きんこうわん)特別
錦江湾は、鹿児島県の薩摩半島と大隈半島に挟まれた湾で、鹿児島湾の別称。南北約80km、東西約20kmで、湾奥には桜島がある。日本百景の1つにも選ばれている。
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●牧園(まきぞの)特別
鹿児島県北東部、霧島市にある温泉町。霧島火山南西麓と、広大な火山灰台地の上にあり、林田、新川の温泉郷がある。タバコ・お茶・栗の栽培と、養豚・養蚕が盛ん。町の名をつけた牧場や青年の家もある。
●吉野ケ里(よしのがり)特別
吉野ケ里は、佐賀県神埼市と吉野ヶ里町にまたがる遺跡。平成元年に望楼や周囲に土塁をめぐらした25haほどの広大な環濠集落が見つかった。この集落の盛期は2〜3世紀ごろの弥生時代と推定され、銅剣や管玉など、珍宝が副葬されたカメ棺の埋まった墳丘墓も見つかっている。現在、吉野ヶ里歴史公園として整備され、遺跡の復元や発掘物の展示などがされている。
●川内(せんだい)特別
川内は、熊本県南部、宮崎県南西部および鹿児島県北西部を流れ東シナ海に注ぐ河川の名。また、鹿児島県北西部には薩摩川内市がある。川内川は、九州では第二の規模を誇る河川で、流域には盆地や平野が並んでおり、鹿児島県内の流域では有数の米作地となっている。
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●フリージア賞
フリージアは、アヤメ科の秋植え球根植物。南アフリカの原産。5月頃、花茎の上部の片側にユリ形の6裂の花を咲かせる。つぼみは下から順次吹き、芳香を放つ。色は黄・白・桃・紅・紫など豊富で、大輪種もある。花言葉は「慈愛」「期待」。
●九州新幹線全線開業記念南九州(みなみきゅうしゅう)特別
本競走は、九州新幹線の全線開業を記念して施行される。
南九州は、鹿児島県南部、薩摩半島南部に位置する市。平成19年、揖宿郡頴娃町、川辺郡川辺町・知覧町が合併して誕生した。川辺町地区は、中世には平氏一族の川辺氏が支配し仏教文化が栄え、清水磨崖仏(きよみずまがいぶつ)が残る。知覧町地区は、江戸時代佐多島津氏が支配、美しい庭園を持つ武家屋敷群は国の伝統的建造物群保存地区に選定されている。
●熊本城(くまもとじょう)特別
熊本城は、熊本市にある城。別名銀杏城。1467〜1487年頃に、肥後の豪族菊池氏の一族出田秀信が坪井川右岸の丘に城を築き千葉城と称したのに始まる。現在の城は、1601〜1607年に加藤清正が築いたもので、この時に名も熊本城と改められた。天守閣は、西南戦争直前の火災で焼失し、現在の天守閣は後に再建されたものだが、「三の天守」と呼ばれ、宇土城の天守閣を移築したとも言われる宇土櫓は現存している他、建造物が多く現存する。また石垣には、基部を緩やかなスロープにし天端近くで急に直立する独特の武者返しが随所に見られる。
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●芝桜(しばざくら)賞 芝桜は、ハナシノブ科の多年草。原産地は北アメリカ。春に、桜に似た紅・紫・白・ピンクなどの色の花を咲かせる。耐久力が強く、家庭の庭先や石垣などにも植えられることがある。花言葉は「合意」「一致」「忍耐」。
●由布院(ゆふいん)特別 由布院は、大分県中部、由布市の温泉地。周囲を由布岳や黒岳などの1,000m級の山に囲まれた盆地である。地名の由来は木綿(ゆふ)の産地であったこと、古代に租税を収蔵する倉院が設置されていたことからという説がある。
●日田(ひた)特別 日田市は、大分県西部の市。昭和15年(1940年)市制施行。日田盆地にある城下町は、江戸時代には日田金、日田銭で有名な九州の金融の中心地だった。市街を流れる三隅川沿いの水郷地帯は耶馬日田英彦山国定公園に属し、咸宜園(かいぎえん)跡などの史跡も多い。周辺の山地は全国屈指の杉(日田杉)の産地で、製材、木工業が盛ん。また、北端の皿山は小鹿田焼(おんたやき)で知られる。
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●高千穂(たかちほ)特別 高千穂は、高千穂峰(たかちほのみね)のこと。高千穂峰は、宮崎県と鹿児島県の境、霧島火山群南部にある円錐状火山。標高1,573m。天孫降臨伝説の地で、山頂には天逆鉾(あまのさかほこ)がある。大正2年(1913)には西方の寄生火山・御鉢が噴火した。ミヤマキリシマ・マイヅルソウなどが自生し、山麓には多くの温泉がある。霧島屋久国立公園に属する。
●オラシオン(Oracion)ステークス オラシオンは、スペイン語で「祈り」という意味を表す言葉。また、宮本輝の小説『優駿』(JRA賞馬事文化賞および吉川英治文学賞受賞)を原作とした映画『優駿 ORACION(オラシオン)』が1988年に公開されている。
●久留米(くるめ)特別 久留米は、福岡県南西部、筑後平野に位置する市。九州自動車道と大分・長崎自動車道の交点に近く、多くの国道が通っていることから、交通の要衝となっている。江戸時代は有馬氏の城下町として栄えた。久留米絣の産地。ゴム工業や稲作などが盛ん。
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●ネモフィラ(Nemophila)賞 ネモフィラは、ハゼリソウ科の一年草。原産地は北アメリカ。春に淡青色の花を咲かせる。花言葉は「愛国心」「可憐」。
●天草(あまくさ)特別 天草は、天草諸島の略称。天草諸島は、熊本県宇土半島の南西にある島々。上島・下島・大矢野島を主島とする100余の島からなり、地理上は鹿児島県の長島なども含む。室町時代末期にキリスト教が広まり、隠れキリシタンや殉教者の遺跡が数多くある。温暖な気候を利用しての果樹や花の栽培が盛ん。
●有田(ありた)特別 有田は、佐賀県西部、有田川の上中流域を占める西松浦郡の町。有田焼(伊万里焼)の産地として知られ、毎年4月下旬から5月上旬にかけて大規模な陶器市が開かれる。有田の陶業は、朝鮮出身の陶工・李参平が元和2年(1616)泉山で良質な白磁鉱を発見し、日本で初めて磁器を焼くことに成功したことに始まる。正保年間(1644〜1648)には陶工・酒井田柿右衛門が良質の原料(長石)を得て赤絵の着色に成功し、その様式は柿右衛門様式としてヨーロッパなどにも輸出された。
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●有明(ありあけ)特別 有明は、有明海のこと。有明海は、九州西部、長崎・佐賀・福岡・熊本四県に囲まれた島原湾の湾奥にある浅い海。干満の差は日本最大で広大な干潟にはムツゴロウやワラスボなどが生息している。海苔が多く生産されることで有名。
●博多(はかた)ステークス 博多は、福岡県福岡市の区。また、福岡市市街地の別称。古来、博多は太宰府の外港として、遣隋使・遣唐使の派遣や朝鮮半島との貿易などと深く関わり、大陸文化輸入の玄関口、中心地として栄えた。毎年5月に催される「博多どんたく」、7月に催される「博多・園山笠」などの祭りが有名。
●日豊(にっぽう)特別 日豊は、日向と豊後・豊前の総称。湯量日本一を誇る泉都別府をはじめ、歴史を物語る国東の寺々、石仏と武家屋敷の臼杵、太陽の降りそそぐ青島・日南海岸など観光地に恵まれている。
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