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●仲秋(ちゅうしゅう)特別 仲秋は、旧暦の8月のこと。現行暦では白露(9月8日頃)から寒露の前日(10月7日頃)までにあたる。また、仲秋の名月は8月15日の夜の月と決まっているが、この日が満月にあたるとは限らない。
●朝日チャレンジカップ(GIII) 本競走は、国営競馬時代の昭和25年に『チャレンジカップ』の名称で創設された重賞競走。当初は2,400mのハンデキャップ戦だったが、27年に距離が2,000mに短縮され、翌28年に『朝日チャレンジカップ』と改称された。また、56年には負担重量が別定に変更された。
●鳥取(とっとり)特別 鳥取は、中国地方北東部の県。かつての因幡・伯耆の2国を占める。県庁所在地は鳥取市。南部は中国山地で、北部の日本海沿いに鳥取・倉吉・米子の三平野がある。江戸時代には、池田氏の城下町として発展した。日本最大の砂丘である鳥取砂丘は全国的に有名。特産品は梨・らっきょう・ながいも。
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●オークランドレーシングクラブトロフィー 本競走は、競馬を通じて日本とニュージーランドの親善を図ることを目的として平成4年に創設された競走。
オークランドレーシングクラブは、オークランドジョッキークラブとオークランドターフクラブとの合併により、1874年に設立されたニュージーランド最大の競馬クラブ。オークランドにあるエラズリー競馬場で開催が行われている。現在、ニュージーランドで行われるGI競走の大半は同競馬場で施行されているが、その中でも3月に行われる『ニュージーランドダービー』、『オークランドカップ』は、それぞれ3歳馬および3歳以上馬における最高峰の競走となっている。
●サマースプリントシリーズセントウルステークス(GII)
サマースプリントシリーズの最終戦。
本競走は、昭和62年に創設された重賞競走。当初は別定重量、距離1,400mで施行されていたが、平成12年にスプリンターズステークスの施行時期が変更されたことに伴い、距離が1,200mに短縮され、施行時期も秋季競馬の開幕週へと繰上げられた。
セントウル(Centaur)は、ギリシャ神話のケンタウロスの英語訳。上半身が人間、下半身が馬の形をした想像上の生き物。星座のいて座の形は弓矢を持ったケンタウロスの姿から来ている。
2005年より開催されているグローバルスプリントチャレンジの第5戦。
●新涼(しんりょう)特別 新涼は、秋の初めの涼気のこと。秋涼とも言う。秋の季語。
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●野路菊(のじぎく)ステークス 野路菊は、キク科の多年草。西日本の海岸付近の崖や山道などに自生する。葉は卵形で三裂または五裂し、裏面に綿毛を密生する。秋に約3cmの白色、まれに黄色の頭状花を多数つける。花言葉は「忘れられぬ人」。
●関西テレビ放送賞ローズステークス(GII)(秋華賞トライアル) 本競走は、昭和58年に創設された重賞競走。当初芝2,000mで争われていたが、平成19年より阪神競馬場芝外回りコース新設に伴い1,800mに短縮された。なお、第3着までの馬に秋華賞への優先出走権が与えられる。
関西テレビ放送は、大阪市に本社を置く放送局。昭和33年の開局で、フジテレビ系列。本競走は、同社から寄贈賞を受けている。
ローズ(Rose)は、英語でバラのこと。バラは、バラ科バラ属の総称。観賞用として用いられるほか、香料の原料としても用いられる。花言葉は「愛」「美」「幸福」。
●夙川(しゅくがわ)特別 夙川は、兵庫県南東部、六甲山地東端の甲山付近に源を発して南流し、今津付近で大阪湾に注ぐ川。全長約7km。上流の甲陽園付近から川尻の海岸まで天井川となっており、高い堤防の上には美しい桜と松並木がある。
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●阪神ジャンプステークス(J・GIII) 本競走は、平成11年に創設された障害重賞競走。前身の『阪神障害ステークス』は昭和43年に創設し、当初は芝3,300mで争われていたが、49年秋にダートコースの新設に伴う馬場の改修によって3,200mに短縮され、平成3年の馬場改修で、3,150mとなった。J・GIII格付け後は『阪神ジャンプステークス』と名を新たにし、3,170mで施行されるようになった。18年は阪神競馬場の馬場改造工事に伴い、中京競馬場の芝3,300mで施行され、翌年より3,140mとなり、今に至っている。
●西宮(にしのみや)ステークス 西宮は、兵庫県南東部に位置する市。西宮神社の門前町、また西国街道の宿場町として栄えた。現在、大阪湾に接する市の南部は工業地帯、市の中部から北部は大阪・神戸間の住宅地として発展している。高校野球の全国大会が春と夏の2回行われ、プロ野球チーム・阪神タイガースのホームグラウンドとして有名な阪神甲子園球場がある。
●エニフ(Enif)ステークス エニフは、ぺガスス座を構成する星。同星座の鼻の部分にあたり、構成する恒星の中で最も明るい星である。アラビア語で「馬の鼻」を意味する「アル・アンフ・アル・ファラス(Al Anf al Faras)」が語源。
●美作(みまさか)特別 美作は、和銅6年(713)に備前国から分国した旧国名の1つ。また、現在の岡山県北東部の市。平成17年に6町村が合併して誕生した。黒豆が特産物で、美作三湯の1つである湯郷温泉がある。浄土宗の開祖である法然上人の出身地でもある。
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●夕月(ゆうづき)特別 夕月は、秋の宵月のこと。夕方出た月が夜にはもう沈んでしまうという現象を表し、転じて「はかなさ」「ものがなしさ」を表現する言葉として用いられる。
●大阪スポーツ杯 大阪スポーツは、東京スポーツ新聞社が昭和39年に創刊したスポーツ紙。本競走は、平成10年に同社より寄贈賞を受けて創設された。
●甲東(こうとう)特別 甲東は、六甲山東部の地区。阪神競馬場のある一帯は、この地区にあたる。
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●ムーンライト(Moonlight)ハンデキャップ ムーンライトは、月の光のこと。陰暦8月15日は秋の半ば(中秋)にあたり、中国では中秋の名月が1年中で最も美しいとされてきた。
●神戸新聞杯(GII)(菊花賞トライアル) 本競走は、昭和28年に『神戸盃』の名称で創設された重賞競走。47年に現在の名称に改められた。当初は2,000mのハンデキャップ戦であった。その後32年に負担重量が別定に変更され、46年以降は定量となり、平成15年より馬齢重量になった。19年より施行距離が2,400mに延長され、今に至っている。
なお、第3着までの馬に菊花賞への優先出走権が与えられる。
●西脇(にしわき)特別 西脇は、兵庫県中央部、加古川中流域にある市。綿織産業が盛んで、寛政4年(1792)に比延庄村の飛田安兵衛が京都西陣織の技術を持ち帰り、杉原川の良質な水を利用して始めたと言われている播州織で知られる。JR加古川線比延駅の北には北緯35度と東経135度の交点があり、日本のへそと言われている。
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●ききょうステークス ききょう(桔梗)は、キキョウ科の多年草。山野に自生する。秋の七草の1つ。茎は高さ約80cmで葉は卵形。夏から秋、5cmほどの青紫色で鐘形の花を茎頂に数個つける。栽培品には白色・半八重のものなどがある。花言葉は「変わらぬ愛」。
●シリウスステークス(GIII)
本競走は、平成9年に創設されたダート重賞競走。当初1,400mで施行(18年は中京競馬場で1,700mで施行)されていたが、19年より2,000mで施行されている。
シリウス(Sirius)は、おおいぬ座のアルファ星。全天で最も明るい星。鋭く輝くところから、西洋では犬の目に例えられ、中国でも天狼星と称せられる。古代エジプトでナイル川の氾濫を告げた星として有名。名は、ギリシャ語の「セイリオス(焼き焦がすような)」に由来する。
●浅口(あさくち)特別 浅口は、岡山県南西部に位置し、瀬戸内海に接する市。平成18年に金光町、鴨方町、寄島町が合併して誕生した。山陽自動車道や国道2号線、JR山陽本線、山陽新幹線などが通り、交通の要地となっている。また、大宮神社や長川寺など多くの神社や仏閣が点在する。
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●道頓堀(どうとんぼり)ステークス 道頓堀は、大阪市中央区にある劇場・飲食店などが立ち並ぶ歓楽街。地名は河内国久宝寺村の安井道頓とその従弟の道朴などの尽力で、元和元年(1615)に完成した運河名に由来する。
●ポートアイランド(Port Island)ステークス ポートアイランドは、兵庫県の神戸港の一隅を埋め立てて造られた海上都市。着工は昭和41年で、56年に日本初の人工島として誕生した。島内には国際展示場、国際ホテルの他に住宅、大学、公園緑地などがある。三宮駅と新交通システム「ポートライナー」で結ばれている。また、平成18年2月にはポートアイランド沖に神戸空港が開港した。
●兵庫(ひょうご)特別 兵庫は、近畿地方西部の県。かつての但馬・播磨・淡路の三国および摂津・丹波二国の一部。県庁所在地は神戸市。また、神戸市中部の区名。天然の良港で、古代は大輪田泊として知られ、中世には兵庫津と呼ばれて繁栄した。現在は兵庫港があり、神戸港の一部をなす。名は、古代に武器庫である「つわものぐら(兵庫)」が置かれていたことに由来する。
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