阪神 5R
裁決レポート



【裁決パトロールあり】
 3番エンスエーニョ(5位入線)の調教師から、最後の直線コースにおける7番ヴィーナスバブル(1位入線)および6番レーヌマロン(3位入線)の進路の取り方について、降着の裁決を求める申し立てがありましたが、着順を変更する事象とは認めなかったため、到達順位通り確定しました。
 この件について、7番ヴィーナスバブルの騎手松若風馬を戒告とし、6番レーヌマロンの騎手長岡禎仁に対し、過怠金100,000円を課しました。

【降着の判断基準】
 裁決委員が、加害馬の違反行為により被害馬が走行を妨害されたと認める事象で、かつその妨害行為がなければ被害馬が加害馬より先に入線していたと判断した場合に、加害馬は被害馬の後ろの着順に降着となります。
 なお、審議においては、加害馬・被害馬の着順や着差だけでなく、被害の程度、事象が起こった場所、事象前後の加害馬・被害馬の走行状況などの要素を総合的に勘案して、降着するかどうかを決定しています。