京都 8R
裁決レポート



【裁決パトロールなし】
 京都競馬8レースは、全馬が真正な発走合図を受けたものと認めました。
 なお、発走合図直後に発馬機内で突進され開扉動作に影響を与えたことについて、13番ジョセフィーナの騎手松若風馬を戒告としました。


【裁決パトロールあり】
 最後の直線コースで、9番ロンシャンクイーンが内側に斜行したため13番ジョセフィーナの進路が狭くなりましたが、着順を変更する事象とは認めなかったため、到達順位の通り確定しました。
 この件について、9番ロンシャンクイーンの騎手坂井瑠星に対し、過怠金50,000円を課しました。

【降着の判断基準】
 裁決委員が、加害馬の違反行為により被害馬が走行を妨害されたと認める事象で、かつその妨害行為がなければ被害馬が加害馬より先に入線していたと判断した場合に、加害馬は被害馬の後ろの着順に降着となります。
 なお、審議においては、加害馬・被害馬の着順や着差だけでなく、被害の程度、事象が起こった場所、事象前後の加害馬・被害馬の走行状況などの要素を総合的に勘案して、降着するかどうかを決定しています。