JRA育成馬を用いた生産育成研究業務

 JRAが購買した育成馬は、その調教課程で「強い馬づくりのための生産育成研究」を目的とする研究に供され、得られた研究成果について講習会などを通して生産地等に普及しています。
 JRA育成馬は、入厩後から十分な手間と時間をかけて人との信頼関係を築いた上で馴致が開始されます。この時期には、約1ヶ月間の昼夜放牧を実施しますが、この昼夜放牧によって十分な運動量の獲得、青草をふんだんに摂取することによる馬体の発育、同時に強い精神力の獲得も期待できます。馴致後の調教においては、1歳の間は基礎体力の向上と正しいハミ受け作りに努め、2歳以降から徐々に運動強度を増加させることを基本方針としています。JRAでは、この育成期間中にJRA育成馬の心拍数測定等の科学的なデータ分析を実施し、個々の馬に最適なトレーニング手法を探求しています。
 また、JRAでは海外競馬先進国に職員を派遣する等、優れた生産育成調教法の導入を図り、より良い生産・育成を目指して技術の向上に努めています。

  JRA育成牧場管理指針 −日常管理と馴致(第3版)−
   
JRA育成牧場管理指針 −日常管理と馴致(第3版)−
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  JRA育成牧場管理指針 −生産編(第2版)−
   
JRA育成牧場管理指針 −生産編(第2版)−
【PDF】(148P 12.36MB)

  育成研究成果
   
  乳汁中のpHおよびBrix値を用いた分娩日の推定について(PDF:237KB)
  軟骨代謝からみた育成馬のトレーニング効果判定について(PDF:214KB)
  若馬にみられた咽頭虚脱症例の運動生理学的な検討について(PDF:220KB)
  育成後期から競走期にいたるV200値の変動について(PDF:622KB)
  育成馬へのライトコントロール法の応用について(PDF:329KB)
  育成馬の球節部検査所見と競走期パフォーマンスとの関連について(PDF:235KB)
  育成期における上気道所見と競走期パフォーマンスとの関連について(PDF:75KB)
  馬のライフステージ別栄養管理(PDF:262KB)
     
  日高だより<生産育成研究室>