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「サラブレッドミュージアム」は2005年から2006年までの間、レーシングプログラムに掲載されたコラムです。レーシングプログラム別冊の「サラブレッドミュージアム総集編」に掲載した8頭もアーカイブスに追加しております。
それぞれのアーカイブ記事からは各馬のレース動画もご覧いただけます。どうぞお楽しみください。
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生涯の宿敵となるライバルとメイショウドトウが初めて顔を合わせたのは、遅咲きの素質が開花の時を迎えた旧5歳の6月だった。前年1月のデビュー以降、ゆっくりとながらも着実に出世の階段を昇って3月の中京記念で重賞初制覇。その後も日経賞の3着を挟んでメトロポリタンS→金鯱賞を連勝し、上げ潮の勢いに乗って上半期を締めくくる大一番へ駒を進めた。その宝塚記念で待ち受けていたのがテイエムオペラオーだったのだ。
身上の粘り強い末脚を発揮して内から抜け出しかかったところを、外から強襲してきたテイエムオペラオーに交わされて結果は2着。とはいえGI初挑戦の馬が「現役最強」の評価を不動のものとした王者にクビ差と食い下がったのだから大健闘といえた。キャリアの違いを考慮すれば、近い将来の逆転も十分に可能と思われた。
だがその後もメイショウドトウの行く手には、大きな同じ背中が立ちふさがり続けた。テイエムオペラオーが1着、メイショウドトウが2着──。宝塚記念と同じ決着は秋の天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念、さらに翌春の天皇賞と5回にわたって繰り返された。着差は僅かでいつ“逆転”が果たされてもおかしくはなさそうなのに、ゴールラインでは常にテイエムオペラオーの鼻面が先に出ているのだった。
しかし初対決から1年の歳月を経て迎えた平成13年の宝塚記念。そんな2頭の序列もついに覆される時がきた。春の天皇賞の悔しさを胸にレースへ臨んだ安田康彦騎手は、4番手の外めという絶好のポジションから早めに動くことで、愛馬のしぶとい末脚を存分に引き出した。これに対してテイエムオペラオーも、進路をカットされる不利を受けた4コーナーから態勢を立て直してよく追い込んできたが、メイショウドトウの脚勢は最後まで鈍らなかった。結果的には相手に馬体を併せることも許さないまま、6度目の対決でとうとう悲願の雪辱を果たした。
その後、秋の天皇賞、ジャパンカップでは不本意な逃げを打たされたり落馬寸前の不利を受けるなど不完全燃焼のレースが続いたものの、引退戦となった有馬記念では2度目の先着(メイショウドトウ4着、テイエムオペラオー5着)を果たして気を吐き、ターフを去った。テイエムオペラオーに敗れたGIの2着が実に5回を数えたことを考えると、「生まれた時代が悪かった」ようにも思えるけれど、素晴らしきライバルと繰り広げた死闘を通じて、同馬が実績をはるかに上回る存在感を見る側の胸に刻んだこともまた確かである。
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| メイショウドトウ |
牡 鹿毛 平成8年3月25日生
調教師 安田伊佐夫 馬主 松本好雄氏 |
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父
Bigstone
1990 鹿 |
Last Tycoon |
Try My Best |
| Mill Princess |
| Batave |
Posse |
| Bon Appetit |
母
Princess Reema
1984 栗 |
Affirmed |
Exclusive Native |
| Won't Tell You |
| First Fling |
Nijinsky |
| Fast Approach |
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| 年月日 |
場 |
レース名 |
距離 |
人気 |
着順 |
タイム |
斤量 |
騎手 |
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平11. 1. 6
|
京都
|
新馬
|
ダ1800
|
1
|
2
|
1:56.6
|
55
|
安田 康彦
|
|
1.16
|
京都
|
新馬
|
ダ1800
|
1
|
1
|
1:55.7
|
55
|
安田 康彦
|
|
3.20
|
阪神
|
500万下
|
ダ1800
|
1
|
4
|
1:52.7
|
55
|
安田 康彦
|
|
4.18
|
中京
|
かいどう賞500万下
|
ダ1700
|
1
|
1
|
1:46.9
|
55
|
安田 康彦
|
|
5.23
|
中京
|
ホンコンJCT
|
ダ1700
|
6
|
8
|
1:46.9
|
55
|
安田 康彦
|
|
9. 5
|
札幌
|
ポプラS900万下
|
1500
|
8
|
8
|
1:30.7
|
55
|
安田 康彦
|
|
9.18
|
札幌
|
大倉山特別900万下
|
1800
|
3
|
4
|
1:51.4
|
55
|
安田 康彦
|
|
9.25
|
札幌
|
道新スポーツ賞900万下
|
2000
|
8
|
2
|
2:05.7
|
55
|
安田 康彦
|
|
10.16
|
京都
|
嵯峨野特別900万下
|
2000
|
4
|
1
|
2:02.2
|
53
|
安田 康彦
|
|
11.14
|
京都
|
ドンカスターS1600万下
|
1800
|
4
|
1
|
1:46.9
|
55
|
安田 康彦
|
|
12.26
|
阪神
|
六甲S
|
2000
|
1
|
11
|
2:04.3
|
54
|
安田 康彦
|
|
12. 1.16
|
京都
|
日経新春杯GII
|
2400
|
8
|
2
|
2:24.4
|
53
|
武 幸四郎
|
|
3. 5
|
中京
|
トヨタ賞中京記念GIII
|
2000
|
3
|
1
|
1:59.1
|
54
|
安田 康彦
|
|
3.26
|
中山
|
日経賞GII
|
2500
|
4
|
3
|
2:35.8
|
56
|
安田 康彦
|
|
4.29
|
東京
|
メトロポリタンS
|
2300
|
1
|
1
|
2:18.5
|
57
|
安田 康彦
|
|
5.27
|
中京
|
金鯱賞GII
|
2000
|
3
|
1
|
1:58.5
|
57
|
安田 康彦
|
|
6.25
|
阪神
|
宝塚記念GI
|
2200
|
6
|
2
|
2:13.8
|
58
|
河内 洋
|
|
9.24
|
中山
|
産経賞オールカマーGII
|
2200
|
1
|
1
|
2:15.8
|
58
|
的場 均
|
|
10.29
|
東京
|
天皇賞(秋)GI
|
2000
|
2
|
2
|
2:00.3
|
58
|
的場 均
|
|
11.26
|
東京
|
ジャパンカップGI
|
2400
|
5
|
2
|
2:26.1
|
57
|
安田 康彦
|
|
12.24
|
中山
|
有馬記念GI
|
2500
|
2
|
2
|
2:34.1
|
57
|
安田 康彦
|
|
13. 3.24
|
中山
|
日経賞GII
|
2500
|
1
|
1
|
2:33.7
|
58
|
安田 康彦
|
|
4.29
|
京都
|
天皇賞(春)GI
|
3200
|
3
|
2
|
3:16.3
|
58
|
安田 康彦
|
|
6.24
|
阪神
|
宝塚記念GI
|
2200
|
2
|
1
|
2:11.7
|
58
|
安田 康彦
|
|
10.28
|
東京
|
天皇賞(秋)GI
|
2000
|
2
|
3
|
2:02.6
|
58
|
安田 康彦
|
|
11.25
|
東京
|
ジャパンカップGI
|
2400
|
3
|
5
|
2:24.6
|
57
|
安田 康彦
|
|
12.23
|
中山
|
有馬記念GI
|
2500
|
2
|
4
|
2:33.3
|
57
|
安田 康彦
| |
|
 |
|
|