『〜厩務員を目指している君に〜』
厩務員になりたい!パート2
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競馬学校での一日
『厩務員編』
中央競馬の厩務員になるためには、競馬学校に入学することが近道です。入学するための試験内容等については、毎回募集時にこのホームページ上でも発表される「募集要項」でご確認下さい。
ここでは、競馬学校での厩務員課程生徒たちの学校生活の一日を具体的に見ていくことにしましょう。
騎手課程同様、彼らの朝は午前5時40分から始まります。朝礼、ラジオ体操、朝の厩舎作業の順に彼らの朝は進んでいきます。生徒たちの大半は20歳を超えていますが、水曜日には検量(体重を計ること)が実施され、在校中は体重を60kg以内に維持しなければなりません。中には体重調整のために、火曜日の夕食を少なめにしたり、学校周辺をランニングする生徒たちもいます。
さて、生徒たちは朝の厩舎作業を手馴れた手つきで、てきぱきとこなしていきます。つまり、彼らは既に何年もの間牧場で本格的な厩舎作業を経験してきているので、朝の厩舎作業を手際よく進めていくことができるのです。寝わら上げ、厩舎内の掃除、朝の飼い付け(馬のご飯)、騎乗訓練のための準備を整えて、6時50分になると全員が整列をし、点呼をとって朝の作業は終了します。
朝の作業を終え、午前7時になると朝食の時間です。生徒たちは実技訓練に備え、素早く食事を済ませます。そして、いよいよ騎乗訓練が始まります。厩務員課程は6ヶ月間で全てのカリキュラムが終了するので、最初の3ヶ月は基本乗馬をじっくり行います。そして、後半の3ヶ月は競走馬の調教を行うための騎乗訓練(走路騎乗)を実施します。競馬学校では前半の基本乗馬を特に重視しています。それというのも、馬の邪魔をせず、馬のバランスや動きを理解し、馬の原理を知るには、馬をゆっくり走らせる基本乗馬が一番重要だと考えているからです。生徒たちが馬の動きに溶け込めるようになるまで、馬場では教官の厳しい声が鳴り響きます。
2頭の馬に騎乗して行う実技訓練、厩舎での馬の手入れ作業を終えると12時から昼食になります。そして、昼食と休憩が終わると午後1時からは学科の授業が始まります。競馬に関する様々なルールを勉強する「競馬法規」、馬の病気・飼養管理等を学ぶ「馬学」、競馬を開催するシステム・競馬の歴史等を学習する「競馬のしくみ」など様々な項目をわずか6ヶ月間で学ばなければなりません。生徒たちは昼食後の眠気と戦いながら、将来役に立つ競馬に関する様々な知識を頭に叩き込んでいくのです。学科の授業は約2時間続き、午後3時前に終了します。
3時からは、午後の厩舎作業が始まります。厩舎の外に干していた寝藁を馬房に戻す作業や、馬の手入れ作業を行います。午後5時頃に作業が終了すると、午後7時過ぎまでが夕食を含めた自由時間になります。厩務員課程については、休日(日曜・祝日)以外の日でも、自由時間内であれば外出が許可されているため、生徒たちは買い物に出たり、所用を済ませたりします。また、自己鍛錬のために、体育館でトレーニングをしたり、競馬学校の馬場外周をランニングする生徒たちの姿も目立ちます。午後7時過ぎの夜の飼い付け(馬の夕食)が終わると消灯前の9:30頃、引き続き自主的にトレーニングをしたり、学科の試験に備えて馬学や競馬法規等の復習をしたりして、ようやく長い1日が終わります。
このように、6ヶ月間という短い期間ではありますが、厩務員課程生徒たちは、ここ競馬学校の規律ある生活の中で、毎日実技訓練・学科授業等に明け暮れ、中央競馬の厩務員になるという目標に向かって精進しているのです
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