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 マイルチャンピオンシップ(GI)出走予定 外国馬プロフィール

馬名 (アルファベット) 年齢 調教師 調教国  
ラーイズアトーニー号 Rahy's Attorney せん4 Ian Black カナダ プロフィール全成績
ラーイズアトーニー号 プロフィール
ラーイズアトーニー (Rahy's Attorney)=カナダ
せん・4歳・鹿毛 (2004年 カナダ産)
Crown Attorney
Rahy's Hope(母の父:Rahy)
馬 主 J.マクレラン氏
調教師 I.ブラック師
騎 手 S.キャラハン
戦 績 通算18戦7勝
主な戦績 2008年 ウッドバインマイルS (G1、カナダ) 1着
    2008年 コンノートカップS (G3、カナダ) 1着

 ラーイズアトーニーは2004年3月9日、カナダ最大の馬産地オンタリオ州で生まれました。生産者はオンタリオ州のエリーボジェ牧場。エリーボジェ牧場は、ジョセフ・マクレラン氏らとともに、ラーイズアトーニーの共同馬主でもあります。
 ラーイズアトーニーを管理するイアン・ブラック調教師は、カナダのダービーに相当するクイーンズプレートを2007年にマイクフォックスで制するなど、カナダの上級レースで活躍を続けています。
 ラーイズアトーニーはウッドバイン(左回り)でのレースが初出走から連続17戦続き、違う競馬場での出走は前走(米国キーンランド競馬場)だけです。ウッドバイン競馬場ではデビュー戦からの6戦と、今年の初戦及び4戦目がオールウェザートラックでのレースで、あとは芝レースです。芝では通算10戦6勝、2着1回、3着1回と安定した成績で、G1の1着、G3の1、2着と連対したレースは芝レースです。
 同馬は2006年11月16日、カナダ最大のウッドバイン競馬場(オンタリオ州のトロント郊外)で初出走します。レースは2歳未勝利戦(オールウェザートラック、1,200m)。レースは11頭で争われ、勝ったニアノイズから6馬身差の7着に敗れました。騎手はR. ランドリー。ランドリーは今年4月まで12戦連続でラーイズアトーニーに騎乗することになります。デビュー2戦目は、2006年11月末の2歳未勝利戦(オールウェザートラック、1,400m)。ここは12頭で争われ、勝ったウォンステッドハイツから1馬身1/2差の3着でした。2歳戦は以上2戦で終了。
 翌2007年の3歳時は4月から10月まで9戦して5勝、2着1回、3着2回の好成績を収めます。ただし重賞の出走はなく、準重賞を2戦2勝。3歳初戦の未勝利戦9着のあと、同年6月の3歳未勝利戦(オールウェザートラック、1,700m)で初勝利を飾ります。2着のグレイトイットティズに3馬身の差をつける快勝でした。続く条件戦は2着でしたが、2007年7月から芝レースへと目標を切り替えると、いきなり3連勝を飾ります。まず1,600mの条件戦に向かい、1分33秒9の好タイムで、2着のライオンザロックスに4馬身差の快勝。次いで1,700mの条件戦を順当勝ちすると、2007年9月の準重賞、ヴァイスリージェントS(芝1,600m)も、2着のレッドラッフルズに2馬身1/2の差をつけ、芝コースの適性を証明しました。続く条件戦(芝2,000m)は3着でしたが、2007年10月のバンティローレスS(準重賞、芝1,600m)を制し、3歳のシーズンを終えます。このレースは12頭で争われ、2着のアーチャーズアリアンサーに2馬身の差をつけ、重馬場の勝ちタイムは1分37秒6でした。
 明けて4歳の今年は、4月下旬から10月初旬までに7戦しています。初戦の条件戦(オールウェザートラック、1,400m)は長期休養明けが影響してか、9頭立ての7着に敗れます。続く5月25日のコンノートカップS(G3、芝1,700m)では、S. キャラハン騎乗で、道中4番手追走から最後の直線に向いて抜け出すと、外から迫るソサイエティズチェアマンを1/2馬身差に抑え、重賞初挑戦初勝利を収めます。レースは11頭によって争われ、良馬場の勝ちタイム1分39秒5は、コースレコードに0秒3差に迫る速いタイムでした。単勝17.05倍の人気薄での勝利でした。このレース以降すべてのレースにS. キャラハンが騎乗しています。
 次いで6月のシングスピールS(G3、芝2,400m)に向かいますが、3番手から直線よく伸びたものの、1馬身1/2及ばず、ミッションアプルーヴドの2着に敗れます。この後7月の条件戦(オールウェザートラック、2,000m)に出走しますが、シーサイドリトリートから2馬身1/2の差をつけられて3着、続く8月のニジンスキーS(G2、芝2,000m)でも、道中3〜4番手の外につける展開から、最後の直線に向いて伸び切れず、またもやシーサイドリトリートに、3馬身1/2差離されての4着と敗れます。
 勝ちきれないレースが続いて臨んだのが9月7日のウッドバインマイルS(G1、芝1,600m)です。レースは8頭立てで争われ、2番枠から出て、内の4番手につける展開から3コーナーを過ぎて先頭に立つと、米国4歳牝馬ヴェンチュラ(この後今年のBCフィリー&メアスプリントを優勝)の追撃を1馬身1/4差抑え、G1初挑戦初勝利を飾ります。昨年のBCマイルなど米G1を3勝しているキップデヴィル(この直後の今年のBCマイル2着)は5着と不発。このレースはこの米国2強が人気を集めたため、3番人気でも単勝13.65倍の高配当でした。米国マイラーの強豪2頭を破った価値あるG1勝利の勝ちタイムは1分36秒1(重馬場)。
 前走、アメリカで初出走となったレースが10月4日のG1、シャドウェルターフマイルS(キーンランド競馬場、芝1,600m)。4コーナー手前でいったん2番手に上がったものの直線伸び切れず、優勝馬ソーンソングから3馬身1/2差の6着でした。

<血統>
 父のクラウンアトーニーはカナダG2の香港ジョッキークラブトロフィーの勝ち馬。母のラーイズホープは9戦1勝。祖母のロベルトズホープは米G2のロングアイランドH2着馬。母の父ラーイは名種牡馬で、主な産駒にファンタスティックライト(BCターフ、愛チャンピオンS、プリンスオブウェールズステークスなどG1を6勝)がある。
ラーイズアトーニー号 成績

通算18戦7勝、2着2回、3着4回
総獲得賞金:約1億2,150万円 (1,084,234US$ 【1$=112.0372円】)

年月日 競馬場 国名 廻り レース名 距離 タイム 1着馬(2着馬) 1着馬タイム 着差(馬身) 騎手 斤量
08.10.04 キーンランド シャドウェルターフマイルS 1 1600 12 6 01:35.5 ソーンソング 01:34.9 3-1/2 S.キャラハン 57.0
09.07 ウッドバイン ウッドバインマイルS 1 1600 8 1 01:36.1 (ヴェンチュラ) 1-1/4 S.キャラハン 54.0
08.04 ウッドバイン ニジンスキーS 2 2000 7 4 02:01.2 シーサイドリトリート 02:00.6 3-1/2 S.キャラハン 55.0
07.13 ウッドバイン 条件戦 AW2000 5 3 02:05.7 シーサイドリトリート 02:05.3 2-1/2 S.キャラハン 56.0
06.22 ウッドバイン シングスピールS 3 2400 12 2 02:30.8 ミッションアプルーヴド 02:30.6 1-1/2 S.キャラハン 56.5
05.25 ウッドバイン コンノートカップS 3 1700 11 1 01:39.5 (ソサイエティズチェアマン) 1/2 S.キャラハン 55.0
04.27 ウッドバイン 条件戦 AW1400 9 7 01:24.8 アーチャーズアリアンサー 01:23.8 6 R.ランドリー 55.5
07.10.28 ウッドバイン バンティローレスS 1600 12 1 01:37.6 (アーチャーズアリアンサー) 2 R.ランドリー 54.5
09.30 ウッドバイン 条件戦 2000 11 3 02:01.7 スキップトベイル 02:01.5 1-1/4 R.ランドリー 54.0
09.02 ウッドバイン ヴァイスリージェントS 1600 5 1 01:36.2 (レッドラッフルズ) 2-1/2 R.ランドリー 52.5
08.16 ウッドバイン 条件戦 1700 10 1 01:40.0 (ノーディラタント) 1-1/4 R.ランドリー 53.5
07.13 ウッドバイン 条件戦 1600 8 1 01:33.9 (ライオンザロックス) 4 R.ランドリー 52.5
06.29 ウッドバイン 条件戦 AW1700 9 2 01:48.4 ゴーントラジェクトリー 01:48.1 2 R.ランドリー 53.5
06.03 ウッドバイン 3歳未勝利戦 AW1700 12 1 01:46.0 (グレイトイットティズ) 3 R.ランドリー 52.5
05.13 ウッドバイン 3歳未勝利戦 AW1700 9 3 01:47.8 アナイトトゥリメンバー 01:47.4 2-1/2 R.ランドリー 53.0
04.14 ウッドバイン 3歳未勝利戦 AW1100 10 9 01:07.7 ファッジザボトムライン 01:06.3 9 R.ランドリー 53.0
06.11.30 ウッドバイン 2歳未勝利戦 AW1400 12 3 01:26.9 ウォンステッドハイツ 01:26.7 1-1/2 R.ランドリー 53.0
11.16 ウッドバイン 2歳未勝利戦 AW1200 11 7 01:13.6 ニアノイズ 01:12.6 6 R.ランドリー 53.0

「留意事項」
上記の成績は、Equinelineに準拠
タイムおよび着差については、JRA公式基準に基づいています。
賞金および重量換算については、IFHA(国際競馬統括機関連盟)基準のレートに準拠しています。
100分の1の単位があるタイムの場合でも、切り捨てています。
距離欄でAWと記載のあるものはオールウェザートラックのこと。

ラーイズアトーニー号 関係者プロフィール
☆馬主:ジョセフ・マクレラン氏(Joseph MacLellan)

 マクレラン氏が経営するエリーボイエファームズはオンタリオ州スペンサーヴィルにある牧場で、ジョー・マクレラン氏とエレン・マクレラン女史の夫妻が所有している。カナダにおけるオーナーシップ形態においては、マクレラン氏の母親であるジーン・マクレラン女史、マクレラン氏の兄弟であるジーン・マクレラン氏、マクレラン一家の友人であるミッチ・ピーターズ氏とディーン・リード氏がパートナーに名を連ね、“Ellie Boje Fams, Jim and Jean MacLellan, Mitch Peters and Dean Read”として競走へ出走している。
 1993年に生産牧場として開場されたエリーボイエファームズは、マクレラン氏が数年前に交通事故に遭い、その影響で車椅子生活を余儀なくされているため、マクレラン夫人が仕事を実施していることから、現在はその生産業を停止している。
 生産活動を停止した際に所有していた3頭の競走馬をパートナーシップ形態で現在所有しており、そのうちの1頭がラーイズアトーニーである。なお、所有馬の1頭であるグリッターロックスが引退した後には、同馬を繁殖牝馬として生産活動を再開する予定とのことである。

☆調教師:イアン・ブラック氏(Ian Black)

 1943年11月12日生まれ。65歳。イギリスのバークシャー州出身。
 幼少の頃からポニー競馬や障害競走馬に騎乗し、1967年にフランク・ストロナック氏に牧場長として雇用され、7年間その職に当たる。1975年にキングヘイヴンファームの牧場長として育成業務に従事し、ウィズアプルーバル(With Approval)などを輩出するなど、調教師としてではなく、牧場における育成業務を主として活動を続けてきたが、キングヘイヴンファームが経営縮小を実施した際に、調教師へ転身した。
 05年に調教師として初勝利を記録し、07年にマイクフォックス(Mike Fox)号でカナダ三冠競走のひとつクイーンズプレートを勝利している。
2007年度 160戦28勝 獲得賞金2,352,946$
2008年度 120戦21勝 獲得賞金1,884,792$

☆騎手:スレイド・キャラハン氏(Slade Callaghan)

 1970年8月21日生まれ。38歳。バルバドスのブリッジタウン出身。
 16歳のときにバルバドスで騎手免許を取得したが、1987年に肩の手術を受け、10ヶ月間の休養を余儀なくされる。休養から復帰後はしばらくバルバドスで騎乗を続け、1993年にウッドバイン競馬場を訪れた際に同競馬場で騎乗することを熱望し、同地で騎手生活を送る決意を固め、移籍した。
 1994年にカナダにおける初勝利を記録すると、1999年には6つのステークス競走を含む60勝を記録して有力騎手への仲間入りを果たし、過去10年間勝利度数上位20名に名を連ねているウッドバイン競馬場におけるトップジョッキーの一人となった。
 過去に日本での騎乗経験はなく、今回が初めての来日となる。
2007年度 384戦33勝 獲得賞金1,705,865$(ウッドバイン競馬場のみ)
2008年度 365戦40勝 獲得賞金2,537,060$(ウッドバイン競馬場のみ)

☆馬名の由来

 母名(Rahy's Hope)の一部 + 父名(Crown Attorney)の一部