JRAニュース

2020年1月7日

  • その他
  • ピックアップ

「2019年度JRA賞馬事文化賞」が決定!

JRAは1月7日(火曜)、『2019年度JRA賞馬事文化賞選考委員会』を開催し、受賞者を決定しましたのでお知らせいたします。

2019年度JRA賞馬事文化賞 受賞作および受賞者

受賞作

ザ・ロイヤルファミリー

受賞者

早見 和真氏

受賞者プロフィール

1977年神奈川県生まれ。2008年に高校野球を舞台にした「ひゃくはち」でデビュー。同作はのちに映画化、コミック化され、ベストセラーになる。2015年には「イノセント・デイズ」で日本推理作家協会賞を受賞。ミステリーからコメディまで幅広い分野の作品を精力的に発表しているが、競馬を題材にした作品は今回が初めてとなる。

受賞作の概要

人と馬がともに次世代にその血を継承しながら競い合う様子を、ワンマン社長である馬主の秘書の独白を通して、多様な人間関係を交えて描く、競馬の醍醐味やロマンが盛り込まれた類作のない本格的な小説。

受賞理由

血の継承をテーマに、知られざる馬主の世界を疑似体験できる大作であり、綿密な取材に裏付けられたホースマンの描写や臨場感溢れるレースシーンなどリアリティに満ちたストーリーは、競馬ファンはもちろん、競馬をあまり知らない人にも魅力的な作品であることが評価されました。

  • 受賞者のコメント

    おそらく僕は世界で一番「馬事文化賞」を欲しがっている小説家です──。グリーンチャンネルの『競馬場の達人』に出演させてもらった際、そんなことを言いました。
    半分は冗談でしたが、もう半分は本気でした。本書執筆にあたり、本当にたくさんの取材をさせていただいた中で、見られなかった光景の一つがJRA賞の授賞式であったこと。そして、お話を聞かせていただいた皆さまへの何よりもの恩返しになると思ったことが一番の理由です。
    憧れてやまない『優駿』からスタートした栄えある賞を頂戴し、とても光栄です。この賞をきっかけに、『ザ・ロイヤルファミリー』がさらに広がっていくことを心より願っています。
    本当にありがとうございました。うれしいです。

ザ・ロイヤルファミリー
早見 和真氏

(参考)
JRA賞馬事文化賞は、当該年度において文学、評論、美術、映画、音楽、写真、公演等を通じ馬事文化の発展に特に顕著な功績のあった者に授与します。

2019年度 JRA賞馬事文化賞 選考委員会委員(五十音順)

梯 久美子氏(ノンフィクション作家)

小長谷 有紀氏(日本学術振興会 監事)

小林 善一郎氏(JRAシステムサービス株式会社 代表取締役社長)

酒井 忠康氏(世田谷美術館 館長)

末崎 真澄氏(馬事文化財団 参与)

坂東 賢治氏(毎日新聞社 論説室専門編集委員)

本村 凌二氏(東京大学 名誉教授)

山本 容子氏(銅版画家)

選考委員会での経過

2019年度のJRA賞馬事文化賞は、2018年11月から2019年10月末までの1年間に出版・制作等された馬・馬事に関する文化作品について、内容を個々に検討のうえ、昨年12月の第1回選考委員会を経て、本日の第2回選考委員会で、早見和真氏の「ザ・ロイヤルファミリー」に決定しました。

ページトップへ戻る
表示モード: