今週の注目レース

3歳重賞馬連 京都新聞杯(GⅡ)

京都競馬場 2200メートル(芝・外)馬齢 3歳オープン

データ分析

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

“本番”を占ううえでも見逃せない波乱含みの日本ダービー前哨戦

2019年の日本ダービー馬ロジャーバローズは、この京都新聞杯で2着に入ったことにより収得賞金を加算し、日本ダービーへの出走を確実なものとした。トライアル競走ではないものの、実際に“本番”の日本ダービーで好走した馬が多数出ている注目の一戦だ。なお、2018年は3連単26万9100円、2019年も3連単21万4830円と、ここ2年は高額配当決着が続いている。前評判の高い馬だけでなく、伏兵にも注目しておくべきだろう。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。

これまでの戦績に注目

過去10年の3着以内馬30頭中、2019年3着のサトノソロモンを除く29頭は、“JRAの1勝クラス以上の芝のレース”で5着以内となった経験のある馬だった。新馬・未勝利やダートのレースでしか好走したことのない馬は割り引きが必要だ。〔表1〕

〔表1〕“JRAの1勝クラス以上の芝のレース”で5着以内となった経験の有無別成績(過去10年)
経験の有無 着度数 勝率 連対率 3着内率
あり 10-10-9-80 9.2% 18.3% 26.6%
なし 0-0-1-42 0% 0% 2.3%

京都での優勝経験、重賞での好走経験を持つ馬が中心

過去10年の3着以内馬30頭中21頭は、“京都競馬場”において優勝経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率10.5%とやや苦戦している。今回と同じ京都競馬場で優勝経験がある馬は高く評価すべきだろう。〔表2〕

〔表2〕“京都競馬場”における優勝経験の有無別成績(過去10年)
優勝経験の有無 着度数 勝率 連対率 3着内率
あり 5-8-8-45 7.6% 19.7% 31.8%
なし 5-2-2-77 5.8% 8.1% 10.5%

なお、京都競馬場で優勝経験がなかった馬のうち、“JRAの重賞で7着以内”となった経験がなかった馬は3着内率3.4%とさらに苦戦している。京都競馬場で優勝経験がなく、重賞で7着以内となったこともない馬は、上位に食い込む可能性が低いと見ておきたい。〔表3〕

〔表3〕“京都競馬場”において優勝経験がなかった馬の、“JRAの重賞”で7着以内となった経験の有無別成績(過去10年)
経験の有無 着度数 勝率 連対率 3着内率
あり 4-2-1-21 14.3% 21.4% 25.0%
なし 1-0-1-56 1.7% 1.7% 3.4%

近年は前走で上位人気に推されていた馬が優勢

過去7年の3着以内馬21頭中、2015年3着のアルバートドックを除く20頭は、前走の単勝人気が5番人気以内だった。一方、6番人気以下だった馬は3着内率2.9%と苦戦している。2012年以前は前走で6番人気以下だった馬も好走していたが、近年の傾向を重視するならば、前走で上位人気に推されていた馬を高く評価した方がよさそうだ。〔表4〕

〔表4〕前走の単勝人気別成績(過去7年)
前走の単勝人気 着度数 勝率 連対率 3着内率
5番人気以内 7-7-6-52 9.7% 19.4% 27.8%
6番人気以下 0-0-1-33 0% 0% 2.9%
  • 注記:前走が海外のレースだった馬を除く

前走の4コーナー通過順がポイント

過去7年の3着以内馬21頭中、2018年3着のシャルドネゴールドを除く20頭は、前走の4コーナー通過順が「3番手から10番手」だった。前走の4コーナーを「2番手以内」や「11番手以下」で通過していた馬は、過信禁物と見るべきだろう。〔表5〕

(伊吹 雅也)

〔表5〕前走の4コーナーの通過順別成績(過去7年)
前走の4コーナーの通過順 着度数 勝率 連対率 3着内率
2番手以内 0-0-1-21 0% 0% 4.5%
3〜10番手 7-7-6-54 9.5% 18.9% 27.0%
11番手以下 0-0-0-10 0% 0% 0%
  • 注記:前走が海外のレースだった馬を除く

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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