今週の注目レース

天皇賞(春)(GⅠ)

京都競馬場 3200メートル(芝・外)定量 4歳以上オープン

データ分析

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

最強ステイヤーを決する大一番

天皇賞(春)はJRAの平地GⅠでは最長距離となる芝3200メートルで争われる。2017年以降は単勝1番人気馬が3年連続で連対を果たしているが、それ以前となると1番人気馬の連対は2006年の優勝馬ディープインパクトまでさかのぼらなければならない。最強ステイヤーを決する一戦には、どのようなレース傾向があるのか。過去10年のデータを分析する。

前走に注目

過去10年の出走馬について、前走別の成績をまとめると、出走頭数の多い「阪神大賞典」組と「日経賞」組が、3着以内馬の半数以上(計16頭)を占めているものの、好走率の数値はあまり高くない。注目したいのは「大阪杯」組で、GⅡ時代も含めれば該当する延べ15頭のうち6頭が連対を果たしている。〔表1〕

〔表1〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
大阪杯(GⅠ) 1-1-0-2 25.0% 50.0% 50.0%
阪神大賞典 3-2-5-47 5.3% 8.8% 17.5%
日経賞 2-2-2-46 3.8% 7.7% 11.5%
産経大阪杯(GⅡ) 2-2-0-7 18.2% 36.4% 36.4%
京都記念 1-1-1-4 14.3% 28.6% 42.9%
アメリカJCC 1-0-0-0 100% 100% 100%
日経新春杯 0-1-0-0 0% 100% 100%
ダイヤモンドS 0-1-0-14 0% 6.7% 6.7%
海外のレース 0-0-1-2 0% 0% 33.3%
その他のレース 0-0-1-20 0% 0% 4.8%
  • 注記:大阪杯(GⅠ)とGⅠ昇格前の産経大阪杯(GⅡ)は分けて集計した

前走3着以内馬が優勢

過去10年の出走馬について、前走の着順別に成績をまとめると、3着以内馬延べ30頭中23頭は前走でも3着以内に入っていた。まずは、前走で上位に入っていた馬に注目すべきだろう。〔表2〕

〔表2〕前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 5-5-3-27 12.5% 25.0% 32.5%
2着 3-1-3-24 9.7% 12.9% 22.6%
3着 0-2-1-16 0% 10.5% 15.8%
4着 0-0-2-12 0% 0% 14.3%
5着 1-0-0-13 7.1% 7.1% 7.1%
6〜9着 0-1-0-36 0% 2.7% 2.7%
10着以下 1-1-1-14 5.9% 11.8% 17.6%

年明け1戦の馬が強い

過去10年の出走馬について、年明けの以降の出走回数別に成績をまとめると、連対馬延べ20頭中15頭は年明け以降の出走回数が1回の馬で、「1回」組は好走率でも「2回」組と「3回以上」組を大きく上回っている。年明け以降に複数回出走している馬よりも、1回だけ出走していた馬を重視したい。〔表3〕

〔表3〕年明け以降の出走回数別成績(過去10年)
出走回数 成績 勝率 連対率 3着内率
3回以上 2-0-1-31 5.9% 5.9% 8.8%
2回 1-2-4-58 1.5% 4.6% 10.8%
1回 7-8-5-53 9.6% 20.5% 27.4%
  • 注記:年明け以降の出走回数が0回だった馬の出走はなし

GⅠを除く直近のレースでの単勝人気をチェック

過去10年の出走馬について、GⅠを除く直近のJRAのレースでの単勝人気別に成績をまとめると、連対馬延べ20頭中15頭は該当したレースで3番人気以内に支持されていた。古馬最高の栄誉を懸けて争われる一戦だけに、GⅠ以外のレースに出走すれば上位人気に支持されるような馬を重視したい。〔表4〕

〔表4〕GⅠを除く直近のJRAのレースでの単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 5-4-3-20 15.6% 28.1% 37.5%
2番人気 1-2-1-15 5.3% 15.8% 21.1%
3番人気 2-1-1-17 9.5% 14.3% 19.0%
4番人気 0-0-1-19 0% 0% 5.0%
5番人気 1-1-1-12 6.7% 13.3% 20.0%
6〜9番人気 1-2-1-41 2.2% 6.7% 8.9%
10番人気以下 0-0-1-16 0% 0% 5.9%
該当レース不出走 0-0-1-2 0% 0% 33.3%
ウインファイブ対象レース
勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

GⅠ・GⅡ連対歴をチェック

2013年以降の過去7年の優勝馬延べ7頭は、いずれも3走前までに芝2500メートル以上のGⅠ・GⅡで連対していた。勝ち馬を検討する際は、近走での長距離実績に注目したい。〔表5〕

(河野 道夫)

〔表5〕過去7年の優勝馬が過去3走で連対していた芝2500メートル以上のGⅠ・GⅡ(過去7年)
年度 優勝馬 該当レース
2013年 フェノーメノ 日経賞1着
2014年 フェノーメノ 天皇賞(春)1着
2015年 ゴールドシップ 阪神大賞典1着
2016年 キタサンブラック 菊花賞1着
2017年 キタサンブラック 有馬記念2着
2018年 レインボーライン 阪神大賞典1着
2019年 フィエールマン 菊花賞1着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: