今週の注目レース

阪急杯(GⅢ)

阪神競馬場 1400メートル(芝)別定 4歳以上オープン

データ分析

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

春の短距離戦線の頂点を目指す馬が激突

過去10年の優勝馬のうち、2010年のエーシンフォワードが同年秋のマイルチャンピオンシップを優勝、2013年のロードカナロアは続く高松宮記念と安田記念を連勝、2016年のミッキーアイルは同年の秋にマイルチャンピオンシップを制覇。高松宮記念の前哨戦という位置付けではあるが、1400メートルという距離もあってか、スプリント路線だけでなくマイル路線で結果を残すような馬の出走が多いのが特徴だ。過去10年の結果から、レース傾向を探っていこう。

近走で芝GⅠに出走していた馬が優勢

過去10年の出走馬について、過去3走における芝GⅠでの最高着順別に成績を調べると、過去3走で芝GⅠに出走していた馬と出走していなかった馬では、出走していた馬の方が好走率が高く、その中でも最高着順「1着」組の3着内率が66.7%に達している。ただ、最高着順が5着以内だったグループ〔3-1-1-10〕(3着内率33.3%)と、6着以下だったグループ〔2-5-5-26〕(3着内率31.6%)で分けると、両者の好走率に大きな差はない。近走で芝GⅠに出走していた馬は、そこでの着順にかかわらず、高い評価を与えるべきだろう。〔表1〕

〔表1〕過去3走における芝GⅠでの最高着順別成績(過去10年)
最高着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 1-0-1-1 33.3% 33.3% 66.7%
2着 0-0-0-1 0% 0% 0%
3着 0-0-0-4 0% 0% 0%
4着 2-0-0-3 40.0% 40.0% 40.0%
5着 0-1-0-1 0% 50.0% 50.0%
6〜9着 1-2-2-9 7.1% 21.4% 35.7%
10着以下 1-3-3-17 4.2% 16.7% 29.2%
上記の計 5-6-6-36 9.4% 20.8% 32.1%
芝GⅠ不出走 5-4-4-96 4.6% 8.3% 11.9%

4コーナーでの位置取りをチェック

過去10年の出走馬について、直近で出走していたJRAのレースでの4コーナーの位置別に成績をまとめると、全出走馬延べ162頭のうち3割弱の47頭が該当する「2から4番手」組が、連対馬延べ20頭中10頭を占めている。ただ、その「2から4番手」組は3着が1回しかなく、3着馬延べ10頭中9頭は「5から10番手」組と「11番手以下」組の馬だった。ちなみに、過去10年の3着以内馬のうち単勝6番人気以下だった馬は延べ8頭いたが、そのうち6頭は直近で出走していたJRAのレースで4コーナーを「11番手以下」で通過していた。〔表2〕

〔表2〕直近で出走したJRAのレースでの4コーナーの位置別成績(過去10年)
4コーナーの位置 成績 勝率 連対率 3着内率
先頭 0-0-0-9 0% 0% 0%
2〜4番手 6-4-1-36 12.8% 21.3% 23.4%
5〜10番手 2-2-4-46 3.7% 7.4% 14.8%
11番手以下 2-4-5-41 3.8% 11.5% 21.2%

過去2走以内の1400メートル以下戦での単勝人気は要チェック

過去10年の出走馬について、過去2走において直近で出走していた1400メートル以下戦での単勝人気別に成績を調べると、「1番人気」組が3着内率46.2%をマークするなど、該当したレースで上位人気に支持されていた馬の好走率が高くなっている。一方、「6から9番人気」組は好走率こそやや劣るものの3着以内に延べ7頭が入っているが、「10番人気以下」組は連対がなく3着が1回あるのみ。該当したレースで極端に評価が低かった馬は、苦戦する可能性が高そうだ。〔表3〕

〔表3〕過去2走において直近で出走していた1400メートル以下戦での単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 1-3-2-7 7.7% 30.8% 46.2%
2番人気 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
3番人気 0-1-1-14 0% 6.3% 12.5%
4番人気 1-1-2-7 9.1% 18.2% 36.4%
5番人気 1-0-1-6 12.5% 12.5% 25.0%
6〜9番人気 2-4-1-29 5.6% 16.7% 19.4%
10番人気以下 0-0-1-37 0% 0% 2.6%
該当レース不出走 3-0-2-25 10.0% 10.0% 16.7%
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過去2走の距離に注目

過去4年の優勝馬の前々走と前走の距離を調べると、4頭いずれも芝1200メートルもしくは芝1600メートルのレースに連続で出走していた。過去2走が同じ距離、かつ芝1400メートル以外だった馬が出走してきたら、今年も注目してみたい。〔表4〕

(河野 道夫)

〔表4〕優勝馬の前々走と前走の距離(過去4年)
年度 優勝馬 前々走 前走
2016年 ミッキーアイル 芝1200m 芝1200m
2017年 トーキングドラム 芝1600m 芝1600m
2018年 ダイアナヘイロー 芝1200m 芝1200m
2019年 スマートオーディン 芝1600m 芝1600m

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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