今週の注目レース

3歳重賞馬連 きさらぎ賞(GⅢ)

京都競馬場 1800メートル(芝・外)別定 3歳オープン

データ分析

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

クラシックを目指す精鋭が激突

本格的なクラシックシーズンの開幕を前にして、3歳世代の有力馬の出走も多く、白熱した戦いが繰り広げられている。2016年には後の菊花賞馬サトノダイヤモンドがこのレースを制している。そんな注目の一戦を前に、過去10年の結果を分析する。

GⅡ・GⅢ不出走組が優勢

過去10年の出走馬について、GⅡ・JpnⅡ、GⅢ・JpnⅢにおける最高着順別に成績を調べると、連対馬20頭中19頭はGⅡ・JpnⅡ、GⅢ・JpnⅢに一度も出走した経験のない馬だった。出走経験のあった馬の合計が39頭、なかった馬が57頭と、出走頭数の差は1.5倍程度だが、成績面では極めて大きな差がついている。〔表1〕

〔表1〕GⅡ・JpnⅡ、GⅢ・JpnⅢにおける最高着順別成績(過去10年)
最高着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 0-0-0-1 0% 0% 0%
2着 0-0-3-7 0% 0% 30.0%
3着 1-0-0-5 16.7% 16.7% 16.7%
4着 0-0-0-2 0% 0% 0%
5着 0-0-1-2 0% 0% 33.3%
6着以下 0-0-0-17 0% 0% 0%
1-0-4-34 2.6% 2.6% 12.8%
該当レース不出走 9-10-6-32 15.8% 33.3% 43.9%

さらに、前走別成績を調べると、前走500万下(現1勝クラス)組が3着以内に15頭入っている。また、前走未勝利組が3着内率で50.0%という高い数値をマークしている。前走がオープンクラスだった馬より、条件クラスだった馬の好走が多いことは、覚えておいて損はないだろう。〔表2〕

〔表2〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
GⅠ 1-0-2-5 12.5% 12.5% 37.5%
GⅡ 0-0-0-2 0% 0% 0%
GⅢ 1-0-1-14 6.3% 6.3% 12.5%
オープン特別 2-0-0-3 40.0% 40.0% 40.0%
500万下(現1勝クラス) 4-8-3-22 10.8% 32.4% 40.5%
新馬 1-0-0-10 9.1% 9.1% 9.1%
未勝利 1-2-4-7 7.1% 21.4% 50.0%
地方競馬のレース 0-0-0-3 0% 0% 0%

直近のJRA勝利時の4コーナーでの位置取りに注目

過去10年の出走馬について、直近で勝利していたJRAのレースでの4コーナーの位置別に成績を調べると、該当レースで4コーナーを「5から9番手」で通過していた馬が6勝を挙げ、連対馬20頭中10頭を占めている。「10番手以下」組も出走数は5頭と少ないものの、そのうち2頭が3着以内に入っている。直近で勝利していたJRAのレースにおいて、4コーナーを「5番手以下」で通過していた馬に注目してみたい。〔表3〕

〔表3〕直近のJRA勝利時の4コーナーの位置別成績(過去10年)
4コーナーの位置 成績 勝率 連対率 3着内率
先頭 1-4-1-12 5.6% 27.8% 33.3%
2〜4番手 3-1-4-28 8.3% 11.1% 22.2%
5〜9番手 6-4-4-19 18.2% 30.3% 42.4%
10番手以下 0-1-1-3 0% 20.0% 40.0%
JRA未勝利 0-0-0-4 0% 0% 0%

過去のレースでの単勝人気は要チェック

過去10年の出走馬について、過去に出走していたレースでの最低単勝人気別に成績をまとめると、勝ち馬10頭中9頭は最低単勝人気が3番人気以内、つまり4番人気以下となった経験がなかった。3着内率で72%を超える「2番人気」組をはじめとして、最低単勝人気が3番人気以内だった馬は好走率が高い。レースの格にかかわらず、常に上位人気に支持されてきた馬には、このレースでも高い評価を与えた方がいいだろう。〔表4〕

〔表4〕最低単勝人気別成績(過去10年)
最低単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 3-1-2-7 23.1% 30.8% 46.2%
2番人気 2-4-2-3 18.2% 54.5% 72.7%
3番人気 4-1-2-8 26.7% 33.3% 46.7%
4番人気 0-2-1-4 0% 28.6% 42.9%
5番人気 0-0-0-9 0% 0% 0%
6〜9番人気 1-2-3-14 5.0% 15.0% 30.0%
10番人気以下 0-0-0-21 0% 0% 0%
ウインファイブ対象レース
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デビュー戦の距離と単勝人気に目を光らせろ

2014年以降の優勝馬6頭について、デビュー戦の距離と単勝人気をチェックすると、いずれの馬もデビュー戦が芝1600メートル以上で、単勝人気が2番人気以内だった。近走の情報だけでなく、デビュー戦の条件や、当時の評価もチェックしておきたい。〔表5〕

(河野 道夫)

〔表5〕優勝馬のデビュー戦の距離と単勝人気(過去6年)
年度 優勝馬 デビュー戦
2014年 トーセンスターダム 芝1800m(1番人気)
2015年 ルージュバック 芝1800m(2番人気)
2016年 サトノダイヤモンド 芝2000m(1番人気)
2017年 アメリカズカップ 芝1600m(1番人気)
2018年 サトノフェイバー 芝2000m(2番人気)
2019年 ダノンチェイサー 芝2000m(1番人気)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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