今週の注目レース

東京新聞杯(GⅢ)

東京競馬場 1600メートル(芝)別定 4歳以上オープン

データ分析

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

トップクラスへの登竜門

2015年の優勝馬ヴァンセンヌが安田記念で2着、2018年の優勝馬リスグラシューがヴィクトリアマイルで2着、昨年の優勝馬インディチャンプが安田記念を優勝と、近年はこのレースの優勝馬が同年上半期に行われるマイルGⅠで好結果を残している。今年も春の大舞台に向けて目が離せないレースとなりそうだ。まずは過去10年の結果をもとに、傾向をみていくことにしたい。

年齢別の成績に特徴あり

過去10年の東京新聞杯では、4歳馬が5勝、6歳馬が4勝を挙げている。5歳馬は2012年のガルボしか勝利を挙げていないが、2着が4回、3着が6回ある。また、6歳馬は3着がないのも特徴的だ。〔表1〕

〔表1〕年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
4歳 5-4-3-26 13.2% 23.7% 31.6%
5歳 1-4-6-27 2.6% 13.2% 28.9%
6歳 4-1-0-29 11.8% 14.7% 14.7%
7歳 0-1-1-28 0% 3.3% 6.7%
8歳以上 0-0-0-9 0% 0% 0%

内枠の成績が良好

東京競馬場の芝1600メートルは、向正面の2コーナー付近がスタート地点。つまりコーナーは3コーナーと4コーナーの2回だけで、直線部分(バックストレッチとホームストレッチ)が長い設定になっている。そのようなコース形態で行われる東京新聞杯の過去10年の枠番別成績では、優勝馬10頭中9頭が1枠から4枠の馬で、2着馬も内寄りの枠の方が多い分布になっている。〔表2〕

〔表2〕枠番別成績(過去10年)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠 1-1-3-12 5.9% 11.8% 29.4%
2枠 2-3-0-12 11.8% 29.4% 29.4%
3枠 3-2-0-14 15.8% 26.3% 26.3%
4枠 3-1-2-13 15.8% 21.1% 31.6%
5枠 0-1-1-17 0% 5.3% 10.5%
6枠 0-1-2-16 0% 5.3% 15.8%
7枠 0-1-1-18 0% 5.0% 10.0%
8枠 1-0-1-17 5.3% 5.3% 10.5%

単勝オッズ別の成績もチェック

過去10年の単勝オッズ別成績では、4.9倍以下の馬が18頭出走して、わずか2勝。それに対し、5.0から6.9倍の馬は15頭出走して4勝と、4.9倍以下の馬を上回る成績を残している。その他では、10.0から19.9倍の馬が2勝を挙げるなど3着以内が7回ある点は覚えておきたいところだ。〔表3〕

〔表3〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
4.9倍以下 2-1-4-11 11.1% 16.7% 38.9%
5.0〜6.9倍 4-2-1-8 26.7% 40.0% 46.7%
7.0〜9.9倍 1-2-2-8 7.7% 23.1% 38.5%
10.0〜19.9倍 2-3-2-20 7.4% 18.5% 25.9%
20.0〜29.9倍 1-1-0-7 11.1% 22.2% 22.2%
30.0〜99.9倍 0-1-1-40 0% 2.4% 4.8%
100倍以上 0-0-0-25 0% 0% 0%

前走別成績に注目

過去10年の東京新聞杯では、前走がエリザベス女王杯だった馬が好相性。該当する4頭のうち3頭が優勝している。その他では、年明けの中山競馬場で行われるオープン特別・ニューイヤーSから臨んだ馬が好成績を残している。また条件クラスでは、暮れの阪神競馬場で行われる1600万下(現3勝クラス)の元町Sから臨んだ4頭のうち、2頭が勝利を挙げている。〔表4〕

〔表4〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
エリザベス女王杯 3-0-0-1 75.0% 75.0% 75.0%
その他のGⅠ 1-1-0-18 5.0% 10.0% 10.0%
阪神C 1-0-4-8 7.7% 7.7% 38.5%
その他のGⅡ 0-0-0-6 0% 0% 0%
中山金杯 0-1-1-3 0% 20.0% 40.0%
京都金杯 1-2-3-29 2.9% 8.6% 17.1%
その他のGⅢ 0-1-0-10 0% 9.1% 9.1%
ニューイヤーS 2-3-2-16 8.7% 21.7% 30.4%
その他のオープン特別 0-2-0-22 0% 8.3% 8.3%
元町S 2-0-0-2 50.0% 50.0% 50.0%
その他の1600万下(現3勝クラス) 0-0-0-4 0% 0% 0%

昨秋の重賞での着順を要チェック

過去10年の東京新聞杯では、“前年の秋に重賞で5着か6着があった”という馬が2015年を除いて連対している。今年もこのような成績を持っている馬が出走してきたら、チェックを入れておくことをおすすめしたい。〔表5〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表5〕前年の秋に重賞で5、6着があった東京新聞杯連対馬一覧(過去10年)
年度 着順 馬名 該当レース
2010年 1着 レッドスパーダ 2走前 鳴尾記念 5着
2011年 1着 スマイルジャック 前走 マイルチャンピオンシップ 6着
2012年 1着 ガルボ 2走前 阪神C 6着
2013年 1着 クラレント 前走 阪神C 5着
2014年 1着 ホエールキャプチャ 前走 エリザベス女王杯 6着
2016年 1着 スマートレイアー 前走 エリザベス女王杯 5着
2017年 1着 ブラックスピネル 2走前 チャレンジC 5着
2018年 2着 サトノアレス 2走前 富士S 6着
2019年 2着 レッドオルガ 前走 ターコイズS 6着
ウインファイブ対象レース
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4、5走前に注目

過去4年の東京新聞杯では、「4、5走前が重賞で、単勝3番人気以内で4、5着だった」という馬が優勝している。また、それらの該当レースは全て、前年の4月から7月に行われたレースだった。〔表6〕

(浅野 靖典)

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表6〕4走前か5走前に、重賞で4、5着に入っていた東京新聞杯優勝馬一覧(過去4年)
年度 優勝馬 該当レース
2016年 スマートレイアー 5走前 阪神牝馬S 1番人気 4着
2017年 ブラックスピネル 5走前 ラジオNIKKEI賞 2番人気 5着
2018年 リスグラシュー 4走前 オークス 3番人気 5着
2019年 インディチャンプ 4走前 アーリントンC 2番人気 4着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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