今週の注目レース

金杯馬連 スポーツニッポン賞京都金杯(GⅢ)

京都競馬場 1600メートル(芝・外)ハンデ 4歳以上オープン

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注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

伏兵にも注意が必要なハンデ戦

京都金杯が1600メートルで行われるようになった2000年以降、単勝2番人気馬の優勝はゼロ。2000メートルで行われていたそれ以前を含めると、2番人気馬が最後に優勝したのは1985年にまでさかのぼる。ハンデ戦だけに人気のない馬が上位に食い込むことも多いが、人気薄の馬が上位を独占するケースはあまりない。そのあたりの取捨選択が難しい感がある重賞だ。まずは過去10年の結果をもとに、その傾向を見ていくことにしたい。

単勝人気別の成績をチェック

冒頭で記したとおり、京都金杯は2番人気馬の成績がいまひとつ。過去10年で3着以内に入ったのは、2011年のライブコンサート(3着)と2012年のダノンシャーク(2着)だけだ。3着以内には2番人気を除く7番人気以内の馬が多く入っており、好走率では8番人気以下との差が大きくなっている。また、単勝オッズ別にも成績を見てみると、10.0から14.9倍が好成績となっており、好走率は3.0から4.9倍や5.0から6.9倍と互角の数値になっている。〔表1〕〔表2〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 3-2-1-4 30.0% 50.0% 60.0%
2番人気 0-1-1-8 0% 10.0% 20.0%
3番人気 2-2-0-6 20.0% 40.0% 40.0%
4、5番人気 3-2-2-13 15.0% 25.0% 35.0%
6、7番人気 2-2-3-13 10.0% 20.0% 35.0%
8番人気以下 0-1-3-88 0% 1.1% 4.3%
〔表2〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
2.9倍以下 2-1-0-1 50.0% 75.0% 75.0%
3.0〜4.9倍 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
5.0〜6.9倍 3-3-1-7 21.4% 42.9% 50.0%
7.0〜9.9倍 1-0-1-14 6.3% 6.3% 12.5%
10.0〜14.9倍 3-2-3-8 18.8% 31.3% 50.0%
15.0〜19.9倍 0-1-1-13 0% 6.7% 13.3%
20倍以上 0-1-3-83 0% 1.1% 4.6%

内枠の成績が良好

京都金杯は2018年は13頭立て、2010年は1頭出走取消があって15頭立て、それ以外の年は16頭以上で行われているが、過去10年の枠番別成績を見ると、1から4枠の成績が良好で、5枠より外の枠は苦戦傾向が見てとれる。ここ2年は6枠の馬が優勝しているが、内寄りの枠に好走馬が多いことは頭に入れておくべきデータだろう。〔表3〕

〔表3〕枠番別成績(過去10年)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠 3-2-1-13 15.8% 26.3% 31.6%
2枠 2-1-1-15 10.5% 15.8% 21.1%
3枠 1-3-2-13 5.3% 21.1% 31.6%
4枠 2-1-3-14 10.0% 15.0% 30.0%
5枠 0-0-2-18 0% 0% 10.0%
6枠 2-0-0-17 10.5% 10.5% 10.5%
7枠 0-1-0-21 0% 4.5% 4.5%
8枠 0-2-1-21 0% 8.3% 12.5%

距離延長組はいまひとつ

過去10年の前走の距離別成績を調べると、京都金杯で3着以内に入った馬の多くは、前走が1600メートルまたは1800メートルだった。距離延長で臨んだ馬は延べ37頭が出走し、2着2回、3着3回という成績になっている。〔表4〕

〔表4〕前走の距離別成績(過去10年)
前走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
1200m 0-0-0-3 0% 0% 0%
1400m 0-2-3-29 0% 5.9% 14.7%
1600m 6-3-5-61 8.0% 12.0% 18.7%
1800m 3-4-0-22 10.3% 24.1% 24.1%
2000m以上 1-1-2-17 4.8% 9.5% 19.0%

次に、一番多い臨戦過程である「前走が1600メートルだった馬」についてそのレース別に成績をまとめると、前走がオープン特別だった馬が5勝を挙げているものの、2着が0回となっている。また、マイルチャンピオンシップ以外の重賞から臨んできた馬は連対がない。〔表5〕

〔表5〕前走が1600メートル戦だった馬のレース別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
マイルチャンピオンシップ 1-2-1-16 5.0% 15.0% 20.0%
その他の重賞 0-0-1-8 0% 0% 11.1%
オープン特別 5-0-3-32 12.5% 12.5% 20.0%
条件クラス 0-1-0-5 0% 16.7% 16.7%

GⅢで2から5着があった馬に要注目

過去10年の京都金杯では、「3走前までにGⅢで2から5着に入っていた」という馬が2014年を除いて連対している。ちなみに、昨年は出走馬17頭のうちこれに該当する馬が5頭いて、そのうちこのレースで単勝5番人気以内の支持を受けた2頭が1着と2着に入った。〔表6〕

〔表6〕3走前までにGⅢで2から5着があった京都金杯連対馬一覧(過去10年)
年度 着順 馬名 該当レース
2010年 2着 スマートギア 前走 鳴尾記念 2着
2011年 1着 シルポート 2走前 鳴尾記念 4着
2着 ガルボ 3走前 富士S 3着
2012年 1着 マイネルラクリマ 2走前 富士S 3着
2013年 2着 トライアンフマーチ 2走前 中京記念 3着
2015年 2着 エキストラエンド 2走前 富士S 5着
2016年 1着 ウインプリメーラ 3走前 小倉記念 3着
2017年 2着 ブラックスピネル 前走 チャレンジC 5着
2018年 2着 クルーガー 2走前 富士S 3着
2019年 1着 パクスアメリカーナ 3走前 アーリントンC 2着
2着 マイスタイル 2走前 福島記念 2着
ウインファイブ対象レース
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2走前までにGⅠで3から6着があった馬が3年連続で優勝

京都金杯では、ここ3年連続で「2走前までにGⅠで3から6着に入っていた」という馬が優勝している。今年もそのような成績を残している馬が出走しているかどうかチェックしておきたい。〔表7〕

(浅野 靖典)

〔表7〕過去3年の優勝馬が2走前までに3着から6着に入っていたGⅠ
年度 優勝馬 該当レース
2017年 エアスピネル 前走 菊花賞 3着
2018年 ブラックムーン 2走前 マイルチャンピオンシップ 6着
2019年 パクスアメリカーナ 2走前 NHKマイルC 6着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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