今週の注目レース

金杯馬連 日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ)

中山競馬場 2000メートル(芝)ハンデ 4歳以上オープン

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注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

2020年の幕開けを飾る新春ハンデキャップ重賞

新年最初の開催日のメインレースとして行われるのが東西の金杯だ。東は中山の芝2000メートルが舞台となる。2019年の勝ち馬ウインブライトは2走後に香港でG1制覇、2015年の勝ち馬ラブリーデイは、同年にGⅠ2勝を挙げる大活躍を見せた。2020年もこのレースをきっかけに飛躍を遂げる馬が誕生するのか? 過去10年の結果から、レース傾向を探っていく。

勝ち馬は5番人気以内から?

過去10年の単勝人気別成績を見ると、優勝馬は全て5番人気以内で、6番人気以下の馬の勝利はない。2014年の優勝馬オーシャンブルーは、過去2走で13着、10着と大敗していたものの、当レースでは5番人気に支持されていた。ただし、2017年以降は、3年連続で6番人気以下の馬が3着以内に入っている。下位人気馬が2着や3着に食い込むケースは十分にありそうだ。〔表1〕

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 4-1-3-2 40.0% 50.0% 80.0%
2番人気 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
3番人気 2-0-0-8 20.0% 20.0% 20.0%
4番人気 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
5番人気 1-2-3-4 10.0% 30.0% 60.0%
6〜9番人気 0-3-1-36 0% 7.5% 10.0%
10番人気以下 0-1-2-63 0% 1.5% 4.5%

ハンデ55キログラム以上の馬に注目

過去10年の出走馬について負担重量別の成績をまとめると、優勝馬10頭を含む連対馬延べ20頭中19頭はハンデが55キログラム以上だった。54キログラム以下の軽ハンデ馬よりも、ある程度のハンデを課せられた馬に注目した方がよさそうだ。その一方で、54キログラム以下の馬は4頭が3着以内に入っているが、この4頭には“単勝8番人気以下”という共通点があった。〔表2〕

〔表2〕負担重量別成績(過去10年)
負担重量 成績 勝率 連対率 3着内率
53kg以下 0-0-1-25 0% 0% 3.8%
54kg 0-1-2-25 0% 3.6% 10.7%
55kg 2-2-2-24 6.7% 13.3% 20.0%
56〜56.5kg 3-4-3-33 7.0% 16.3% 23.3%
57kg 3-1-0-14 16.7% 22.2% 22.2%
57.5kg以上 2-2-2-5 18.2% 36.4% 54.5%

前走重賞組が優勢

過去10年の出走馬について、前走のクラス別に成績を調べると、前走GⅡ組が4勝を挙げ、GⅢ組が3勝で続いている。前走重賞組は3着以内馬延べ30頭中22頭を占め、オープン特別組と1600万下(現3勝クラス)組を好走率でも上回っている。前走を比較する際は、そのレースの格を重視したい。〔表3〕

〔表3〕前走のクラス別成績(過去10年)
前走のクラス 成績 勝率 連対率 3着内率
GⅠ 1-2-1-12 6.3% 18.8% 25.0%
GⅡ 4-1-0-16 19.0% 23.8% 23.8%
GⅢ 3-4-6-49 4.8% 11.3% 21.0%
オープン特別 1-3-1-36 2.4% 9.8% 12.2%
1600万下(現3勝クラス) 1-0-2-13 6.3% 6.3% 18.8%
  • 注記:グレード表記のない重賞として行われたターコイズSはGⅢとして集計した
ウインファイブ対象レース
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近走の成績をチェック

2013年以降の優勝馬7頭中5頭は、過去3走で出走していたGⅠ・GⅡのいずれかで4着以内に入っていた。残る2頭は4着以内に入った経験こそなかったが、勝ち馬とのタイム差が0秒5以内となっていた。近走でGⅠ・GⅡに出走して上位に入っていた馬や、勝ち馬とのタイム差が小さかった馬に注目してみたい。〔表4〕

(河野 道夫)

〔表4〕優勝馬の過去3走におけるGⅠ・GⅡでの主な成績(過去7年)
年度 優勝馬 成績
2013年 タッチミーノット 毎日王冠3着(0秒1差)
2014年 オーシャンブルー オールカマー7着(0秒5差)
2015年 ラブリーデイ 金鯱賞4着(0秒5差)
2016年 ヤマカツエース 札幌記念4着(0秒1差)
2017年 ツクバアズマオー オールカマー3着(0秒2差)
2018年 セダブリランテス アルゼンチン共和国杯3着(0秒6差)
2019年 ウインブライト マイルチャンピオンシップ9着(0秒4差)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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