今週の注目レース

ディープインパクトメモリアル ジャパンカップ(GⅠ)

東京競馬場 2400メートル(芝)定量 3歳以上オープン

データ分析関連動画

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

東京競馬場・芝2400メートルでの頂上決戦

2011年と2012年には凱旋門賞馬のデインドリーム、ソレミアが出走、2009年にはブリーダーズカップターフ連覇を果たしたコンデュイットが参戦するなど、世界の強豪が東京競馬場を舞台に熱戦を繰り広げてきた。ただし、2006年以降は日本馬が13年連続で勝利をつかんでいる。ここでは過去10年の結果から、好走馬に共通する傾向を探っていく。

前走でJRA重賞を勝利していた馬に注目

過去10年の出走馬の前走の着順別成績を調べると、優勝馬延べ10頭中9頭が前走で4着以内だった。連対馬で見ても、延べ20頭のうち16頭が4着以内となっている。〔表1〕

〔表1〕前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 3-3-5-24 8.6% 17.1% 31.4%
2着 2-1-0-25 7.1% 10.7% 10.7%
3着 2-1-1-7 18.2% 27.3% 36.4%
4着 2-2-0-14 11.1% 22.2% 22.2%
5着 0-1-0-12 0% 7.7% 7.7%
6〜9着 1-1-2-32 2.8% 5.6% 11.1%
10着以下 0-1-2-26 0% 3.4% 10.3%

さらに、前走で1着だった馬のうち、そのレースがJRA重賞だった馬の成績を調べると、該当した延べ17頭のうち11頭が3着以内に入り、3着内率は64.7%と高い数値になっている。前走の着順とともに、1着だった馬はそのレースの条件もチェックしておきたい。〔表2〕

〔表2〕前走がJRA重賞で1着だった馬の成績(過去10年)
成績 勝率 連対率 3着内率
3-3-5-6 17.6% 35.3% 64.7%

8月以降2、3戦目の馬が優勢

過去10年の出走馬について、同年8月以降の出走回数別に成績をまとめると、連対馬延べ20頭中19頭は出走回数が「1回」か「2回」だった。また、2013年以降の過去6年に限れば、「1回」組が5勝と、近年は8月以降の出走回数が1回だけだった馬の優勝が多くなっていることも覚えておいて損はなさそうだ。〔表3〕

〔表3〕同年8月以降の出走回数別成績(過去10年)
出走回数 成績 勝率 連対率 3着内率
4回以上 0-0-0-6 0% 0% 0%
3回 0-1-0-28 0% 3.4% 3.4%
2回 4-5-6-61 5.3% 11.8% 19.7%
1回 6-4-4-41 10.9% 18.2% 25.5%
0回 0-0-0-4 0% 0% 0%

春GⅠでの戦績も要チェック

過去10年の出走馬について、同年4月から6月の間に出走したGⅠでの最高着順別に成績をまとめると、優勝馬延べ10頭はいずれもその期間にGⅠで4着以内に入っていた。好走率でも「4着」と「5着」を境にして大きな差が見られる。夏以降に力をつけてきた馬や、春に実績を残せなかった馬よりも、春のGⅠで上位争いに加わっていた馬を重視した方がよさそうだ。〔表4〕

〔表4〕同年4月から6月のGⅠにおける最高着順別成績(過去10年)
最高着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 4-4-5-18 12.9% 25.8% 41.9%
2着 3-0-1-11 20.0% 20.0% 26.7%
3着 2-1-1-8 16.7% 25.0% 33.3%
4着 1-1-0-6 12.5% 25.0% 25.0%
5着 0-0-0-6 0% 0% 0%
6〜9着 0-2-0-21 0% 8.7% 8.7%
10着以下 0-1-0-20 0% 4.8% 4.8%
GⅠ不出走 0-1-3-50 0% 1.9% 7.4%

馬番別の傾向にも注目

過去10年の馬番別成績を調べると、「1から5番」の馬が6勝を挙げている。しかも、「1番」は2016年からの3連勝のほか、2014年2着、2015年3着と、ここ5年連続で3着以内に入っている。ただし、2着の数では「1から5番」は2回だけ。3着の数は内寄りと外寄りの馬番に偏っている。予想する上で参考にしてみるのも面白そうだ。〔表5〕

〔表5〕馬番別成績(過去10年)
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1〜5番 6-2-5-37 12.0% 16.0% 26.0%
6〜10番 2-4-1-43 4.0% 12.0% 14.0%
11〜18番 2-4-4-60 2.9% 8.6% 14.3%
ウインファイブ対象レース
勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

直近敗戦時の勝ち馬とのタイム差に注目

過去10年の優勝馬延べ10頭のうち2013年のジェンティルドンナを除く9頭は、過去2走以内の直近敗戦レースにおいて勝ち馬とのタイム差が0秒3以内か、過去2戦ともに勝利していた。勝ち馬を予想する際には、直近2レースでの着順やタイム差に注目してみたい。〔表6〕

(河野 道夫)

〔表6〕優勝馬の過去2走以内の直近敗戦レースにおける勝ち馬とのタイム差(過去10年)
年度 優勝馬 タイム差
2009年 ウオッカ 0秒3〔天皇賞(秋)〕
2010年 ローズキングダム 0秒2〔菊花賞〕
2011年 ブエナビスタ 0秒3〔天皇賞(秋)〕
2012年 ジェンティルドンナ 過去2走共に1着
2013年 ジェンティルドンナ 0秒7〔天皇賞(秋)〕
2014年 エピファネイア 0秒2〔天皇賞(秋)〕
2015年 ショウナンパンドラ 0秒2〔天皇賞(秋)〕
2016年 キタサンブラック タイム差なし〔宝塚記念〕
2017年 シュヴァルグラン 0秒1〔京都大賞典〕
2018年 アーモンドアイ 過去2走共に1着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: