今週の注目レース

秋の2歳単勝馬連 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)

東京競馬場 1800メートル(芝)馬齢 2歳オープン

出走馬情報

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

ラインベック

牡2歳

調教師:友道康夫(栗東)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:アパパネ
  • 母の父:キングカメハメハ
ここに注目!

6月末のメイクデビュー中京で初陣を飾ると、2戦目のオープン特別・中京2歳S(共に中京・芝1600メートル)も快勝。今回は初の東京コースになるが、左回りを2回経験している点は心強い。厩舎期待の良血馬で、V3も十分に可能だろう。

「夏の中京開催で連勝した後は、予定通りに放牧へ出して英気を養っていました。秋のスタートとして東京スポーツ杯2歳Sを視野に入れていたので、不安のない仕上がりで出走できるでしょう。スタートが上手ですし、レースセンスもいい馬です。すでに左回りコースも2度経験していますから、初の東京コースも問題ないと思います」と、厩舎サイドは本馬に大きな期待を寄せている。父がディープインパクト、母はアパパネという極めつけの良血馬が迎える秋の初戦。前走のオープン特別・中京2歳Sも強い内容だっただけに、ここは重賞初制覇のシーンが見られるかもしれない。無傷のV3を狙う本馬に注目が集まりそうだ。

アルジャンナ

牡2歳

調教師:池江泰寿(栗東)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:コンドコマンド
  • 母の父:Tiz Wonderful
ここに注目!

単勝オッズ1.1倍の圧倒的1番人気の支持を受けて、9月のメイクデビュー阪神(芝2000メートル)に出走。レースに行ってからも後方から余裕十分の手応えで進出し、ワンサイドの内容で快勝した。キャリア1戦でも、大物感が漂う本馬の注目度は非常に高い。

「9月8日のメイクデビュー阪神(1着)に出走した際は、まだ暑い時季で仕上げに少し苦労しましたが、気温が下がってきた今回はスムーズな調整ができました。状態面の上積みが見込めますし、2戦目のここは実戦を1度使った慣れもあるはずです。キャリア1戦での重賞挑戦、さらには長距離輸送もありますから楽観はできませんが、将来性の高い馬なので期待は膨らみます」と、陣営は本馬の活躍を楽しみにしている。前走は申し分のない内容で、豊かな才能をアピール。2連勝で重賞初制覇を決めてエリートコースに乗るべく、晩秋の東京競馬場に登場する。

コントレイル

牡2歳

調教師:矢作芳人(栗東)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:ロードクロサイト
  • 母の父:Unbridled's Song
ここに注目!

軽快な先行力と、センスの良さが光る存在。前走のメイクデビュー阪神(芝1800メートル)では正攻法の競馬で鮮やかな勝利を収めており、将来が楽しみな一頭だ。今回は重賞初挑戦に加えて長距離輸送もポイントになるが、中間の動きは上々で、能力は引けを取らない。

「前走のメイクデビュー阪神は、上々の仕上がりで臨むことができたので期待を持っていましたが、センスの良さを感じさせる内容で勝利を飾ってくれました。スピードに加え、ラストの瞬発力も非凡なものがありますから、今後の活躍がとても楽しみです。6日の1週前追い切りでは栗東坂路で4ハロン51秒1の好タイムをマークしたように、さらに状態が上向いてきました」と、陣営は確かな手応えをつかんでいる様子だ。前走は素早く好位を奪うと余裕たっぷりで追走し、最後の直線で楽に抜け出す優等生の競馬を演じた。デビュー2戦目での重賞挑戦となる今回も、好勝負が期待される。

ソウルトレイン

牡2歳

調教師:西村真幸(栗東)

  • 父:レッドスパーダ
  • 母:チラリ
  • 母の父:チチカステナンゴ
ここに注目!

前走の1勝クラス・紫菊賞(京都・芝2000メートル、5着)は稍重の馬場を気にした印象でラストの伸びを欠いたが、勝ち馬とは0秒8差でゴールしており、悲観する内容ではなかったはずだ。良馬場なら巻き返しが可能だろう。

「メイクデビュー函館(芝1800メートル、4着)の後は少しソエを気にしていたため、放牧へ出して立て直しました。その甲斐があって、体調の上向いた2戦目の未勝利(阪神・芝1800メートル)では上がり3ハロン33秒台(推定)をマークして差し切ってくれたので、素質の高さを証明できたと思います。前走の1勝クラス・紫菊賞(5着)に関しては、稍重の馬場が合わなかったのかこの馬の持ち味が生きなかった印象です。末脚が生きる東京コースの良馬場なら、重賞でもチャンスを見いだせるでしょう」と、厩舎サイドは好天を願っている。まだ馬体には緩さが残る中でも高い能力を示しており、素質馬ぞろいのメンバーが相手でも侮れない。

リグージェ

牡2歳

調教師:木村哲也(美浦)

  • 父:ブラックタイド
  • 母:マルティンスターク
  • 母の父:シンボリクリスエス
ここに注目!

最後の直線で進路を切り換えるシーンがあった前走のメイクデビュー新潟(芝1800メートル)は、2着馬とハナ差の辛勝だったが、ラスト1ハロンで見せた瞬発力は非凡。エンジンがかかるまでに時間が必要な印象があったので、東京コースも向きそうだ。

「前走のメイクデビュー新潟は、最後の直線で追い出しを待たされ、進路を切り替える場面がありましたが、ラスト1ハロンでは鋭い末脚を発揮してくれました。2着馬との差はわずか(ハナ差)でしたが、着差以上に強い内容だったと思います。その後はひと息入れ、美浦トレーニング・センターに戻ってから順調に乗り込みを進めていますので、不安のない状態で送り出せそうです」と、陣営は前走の内容を高く評価している。若干、急仕上げの印象も残った初戦と比べ、今回は1週前追い切りでも上々の伸び脚を披露。体調面の上積みもありそうで、新潟と同様に最後の直線が長い東京コースなら、楽しみも広がる。

ゼンノジャスタ

牡2歳

調教師:浅見秀一(栗東)

  • 父:ジャスタウェイ
  • 母:ウインアンジェラス
  • 母の父:Bertolini
ここに注目!

きょうだいは短距離タイプが多く、実際に本馬も芝1400メートルのメイクデビュー中京と1勝クラス(東京)で2勝を挙げている。今回は芝1800メートルの距離に対応できるかが鍵になりそうだ。

「徐々にですが、馬体がしっかりしてきました。前走の1勝クラス(東京・芝1400メートル)では初めての関東圏への長距離輸送もクリアして、強い内容で勝利を収めてくれましたから、今後の選択肢も広がったと思います。今回は重賞への参戦で相手は強くなりますが、小倉2歳Sであまり差のない4着まで追い上げていますので、距離延長に対応できれば好勝負を演じることが可能でしょう」と、厩舎スタッフは本馬の成長を実感している様子だ。左回りコースでは2戦2勝の好成績を残している一頭。うまく流れに乗ってスタミナの消耗を抑えることができれば、初の芝1800メートルでも勝機を見いだせそうだ。

マイネルデステリョ

牡2歳

調教師:畠山吉宏(美浦)

  • 父:エイシンフラッシュ
  • 母:クインズメンテ
  • 母の父:ゼンノロブロイ
ここに注目!

前々走のメイクデビュー東京(芝2000メートル)は6着だったが、このレースの3から5着馬が次走で未勝利を勝ち上がっており、レベルの高いレースだった。本馬も前走の未勝利(東京・芝2000メートル)を2歳コースレコードで快勝し、高い能力を示している。

「前走の未勝利(1着)では、実戦を1度使った上積みがあり、高いパフォーマンスを見せてくれました。走破タイムも優秀でしたから、今後の活躍が楽しみです。この中間は在厩して調整を続けており、引き続き好調子をキープしています。まだ瞬発力には課題が残りますが、前走のように少し速い流れになれば、チャンスも出てくるでしょう」と、陣営は前走の快勝を受けてトーンが上がってきた。今回は一気の相手強化になるが、東京の2歳コースレコードをマークしたように、決して引けはとらないはず。前走は速い流れで持ち味が生きた印象だが、仮にスローペースになったとしても、自分から早めに動く形を取ることができれば対応可能だろう。

(片野 昌一)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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