今週の注目レース

秋の2歳単勝馬連 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)

東京競馬場 1800メートル(芝)馬齢 2歳オープン

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注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

年末以降のビッグレースを見据える2歳馬が府中に集結

過去23回の東京スポーツ杯2歳Sにおける出走馬全301頭のうち、1割以上にあたる35頭は、翌年の上半期までにJRAのGⅠで3着以内に入った。2歳GⅠ戦線や3歳クラシック戦線の主役候補が集う注目の一戦だ。ただし、前出の35頭中、この東京スポーツ杯2歳Sにおいて1着だった馬は13頭、2着だった馬は6頭、3着だった馬は3頭に過ぎず、4着以下に敗れていた馬は13頭にも上る。後の活躍馬が大敗を喫していたケースも少なくない。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。

4着以下に敗れたことのない馬が中心

過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、“JRAのレース”において4着以下に敗れた経験のない馬だった。一方、この経験があった馬は3着内率6.1%と苦戦している上、2012年以降の過去7年に限ると〔0・0・0・30〕(3着内率0%)である。既に4着以下に敗れたことのある馬は、評価を下げた方がよさそうだ。〔表1〕

〔表1〕“JRAのレース”において4着以下に敗れた経験の有無別成績(過去10年)
経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 0-1-2-46 0% 2.0% 6.1%
なし 10-9-8-59 11.6% 22.1% 31.4%

前走との間隔に余裕のない馬は不振

過去10年の3着以内馬30頭中26頭は、前走との間隔が「中3週以上」だった。一方、「中2週以内」だった馬は3着内率11.8%とやや苦戦している。臨戦過程を比較する際は、前走との間隔に余裕がある馬を重視すべきだろう。〔表2〕

〔表2〕前走との間隔別成績(過去10年)
前走との間隔 成績 勝率 連対率 3着内率
中2週以内 2-2-0-30 5.9% 11.8% 11.8%
中3週以上 8-8-10-75 7.9% 15.8% 25.7%

キャリア2戦以内の馬が優勢

過去10年の3着以内馬30頭中23頭は、通算出走数が「2戦以内」だった。該当馬は3着内率も31.5%と比較的優秀な水準に達している。まずはキャリアの浅い馬に注目したい。〔表3〕

〔表3〕通算出走数別成績(過去10年)
通算出走数 成績 勝率 連対率 3着内率
2戦以内 7-10-6-50 9.6% 23.3% 31.5%
3戦以上 3-0-4-55 4.8% 4.8% 11.3%

なお、通算出走数が「3戦以上」だった馬のうち、“JRAのオープンクラス”において連対経験のなかった馬は3着内率7.0%と苦戦している。キャリア3戦以上、かつ重賞やオープン特別で連対を果たしたことがない馬は過信禁物だ。〔表4〕

〔表4〕通算出走数が「3戦以上」だった馬の、“JRAのオープンクラス”における連対経験の有無別成績(過去10年)
連対経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 3-0-1-15 15.8% 15.8% 21.1%
なし 0-0-3-40 0% 0% 7.0%

前走の距離も見逃せないポイント

過去7年の3着以内馬21頭中19頭は、前走の距離が「1800メートル以下」だった。一方、「2000メートル」だった馬は3着内率12.5%とやや苦戦している。2011年以前は前走で「2000メートル」のレースを使われていた馬も健闘していたが、近年の傾向を重視するならば、前走が今回より長い距離のレースだった馬は評価を下げるべきだろう。〔表5〕

(伊吹 雅也)

〔表5〕前走の距離別成績(過去7年)
前走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
1800m以下 7-5-7-52 9.9% 16.9% 26.8%
2000m 0-2-0-14 0% 12.5% 12.5%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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