今週の注目レース

アルゼンチン共和国杯(GⅡ)

東京競馬場 2500メートル(芝)ハンデ 3歳以上オープン

データ分析関連動画

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

暮れの大舞台へ弾みをつけるハンデキャップ重賞

東京・芝2500メートルで行われるハンデキャップ重賞であるアルゼンチン共和国杯の優勝馬は、ここでの勝利を弾みに、その後にジャパンカップや有馬記念で上位争いに加わるケースも少なくない。暮れのビッグレースにもつながるこの一戦に、どのような傾向があるのか。過去10年の結果を分析する。

前走GⅠ組が優勢

過去10年の出走馬について、前走別の成績を調べると、GⅠ組が3着内率40.0%をマークしている。また、GⅠ組とGⅡ組の2組が連対馬20頭のうち合計12頭と過半数を占めていることからも、前走で格の高いレースに出走していた馬に注目してみたい。ただし、GⅢ組とオープン特別組は苦戦気味。その一方で、1600万下(現3勝クラス)組が6頭連対するなど、好走率ではGⅠ組に次ぐ数値となっている。前走が条件クラスだった馬も、軽視は禁物だろう。〔表1〕

〔表1〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
GⅠ 3-1-2-9 20.0% 26.7% 40.0%
GⅡ 3-5-1-59 4.4% 11.8% 13.2%
GⅢ 0-0-1-12 0% 0% 7.7%
オープン特別 2-0-2-37 4.9% 4.9% 9.8%
1600万下(現3勝クラス) 2-4-2-18 7.7% 23.1% 30.8%
1000万下(現2勝クラス) 0-0-2-1 0% 0% 66.7%

近走での3着以内の回数をチェック

過去10年の出走馬について、過去3走で3着以内に入った回数別の成績をまとめると、3着内率では「3回」組が50.0%、「2回」組が33.3%となっている。「3回」組と「2回」組の合計出走頭数は延べ42頭で、全体(延べ166頭)の約25%に過ぎないが、3着以内馬延べ30頭のうち半数を超える16頭を占めている。過去3走で複数回3着以内に入っている馬の勢いは、高く評価しておくべきだろう。〔表2〕

〔表2〕過去3走での3着以内の回数別成績(過去10年)
3着以内の回数 成績 勝率 連対率 3着内率
3回 1-1-4-6 8.3% 16.7% 50.0%
2回 6-2-2-20 20.0% 26.7% 33.3%
1回 2-4-4-51 3.3% 9.8% 16.4%
0回 1-3-0-59 1.6% 6.3% 6.3%

近走のGⅠを除いた芝2400メートル以上戦の単勝人気に注目

過去10年の出走馬について、過去3走以内におけるGⅠを除いた直近の芝2400メートル以上戦での単勝人気別成績を調べると、該当レースで3番人気以内だった馬によって連対馬の半数が占められている。しかし、1着馬は「1番人気」組の4頭だけで、「2、3番人気」組は1着がない。その一方、「該当レース不出走」組が4勝を挙げており、その中には“デビュー以降GⅠ出走がなく、芝2400メートル以上戦の出走経験もない”というトーセンジョーダン(2010年)、アスカクリチャン(2013年)も含まれている。また、2012年以降の過去7年の勝ち馬は「1番人気」組4頭、「該当レース不出走」組3頭となっており、この2組で勝ち星を分け合っている。〔表3〕

〔表3〕過去3走におけるGⅠを除く直近の芝2400メートル以上戦での単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 4-1-2-11 22.2% 27.8% 38.9%
2番人気 0-2-1-9 0% 16.7% 25.0%
3番人気 0-3-0-7 0% 30.0% 30.0%
4番人気 1-0-0-10 9.1% 9.1% 9.1%
5番人気 0-1-0-6 0% 14.3% 14.3%
6〜9番人気 1-1-3-37 2.4% 4.8% 11.9%
10番人気以下 0-0-0-31 0% 0% 0%
該当レース不出走 4-2-4-25 11.4% 17.1% 28.6%
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近走で重賞4着以内の実績が重要

過去10年の優勝馬10頭について、過去4走以内の主な重賞実績を調べると、10頭いずれも過去4走以内に重賞で4着以内に入っていた。近走の成績には、今年も目を光らせてみたい。〔表4〕

(河野 道夫)

〔表4〕優勝馬の過去4走以内の重賞での最高着順(過去10年)
年度 優勝馬 最高着順
2009年 ミヤビランベリ 目黒記念1着ほか
2010年 トーセンジョーダン 中日新聞杯4着
2011年 トレイルブレイザー 目黒記念4着
2012年 ルルーシュ オールカマー4着
2013年 アスカクリチャン 札幌記念2着
2014年 フェイムゲーム ダイヤモンドS1着
2015年 ゴールドアクター 菊花賞3着
2016年 シュヴァルグラン 阪神大賞典1着
2017年 スワーヴリチャード 共同通信杯1着
2018年 パフォーマプロミス 日経新春杯1着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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