今週の注目レース

天皇陛下御即位慶祝 天皇賞(秋)(GⅠ)

東京競馬場 2000メートル(芝)定量 3歳以上オープン

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注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

いくつもの名勝負の舞台となった秋の中距離王者決定戦

3歳以上の馬による秋の王道路線の幕開けが、この天皇賞(秋)となる。11月のジャパンカップ、そして12月の有馬記念へと続くGⅠロード、その開幕を飾るこのレースを制して中距離路線の頂点に立つのはどの馬になるのか? 胸高鳴る注目の一戦を前に、過去10年の結果から、好走馬に共通するポイントをピックアップしていこう。

近走の重賞実績に注目

過去10年の出走馬について、過去2走においてGⅠを除く直近で出走していた芝重賞での着順別に成績を調べると、該当馬が10頭以上いた着順の中では「過去2走ともGⅠ」組が3着内率40.9%でトップとなっている。GⅠを除く芝重賞に出走していた馬の中では、「1着」「2着」「3着」「5着」の好走率が上位となっている。近2走が共にGⅠだった馬や、GⅠ以外の芝重賞で上位に入っていた馬には、高い評価を与えた方がよいだろう。〔表1〕

〔表1〕過去2走においてGⅠを除く直近で出走していた芝重賞での着順別成績(過去10年)
着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 4-3-3-28 10.5% 18.4% 26.3%
2着 2-0-2-15 10.5% 10.5% 21.1%
3着 1-0-2-15 5.6% 5.6% 16.7%
4着 0-0-0-10 0% 0% 0%
5着 0-1-1-4 0% 16.7% 33.3%
6〜9着 1-1-0-34 2.8% 5.6% 5.6%
10着以下 0-0-0-18 0% 0% 0%
過去2走で芝重賞不出走 0-0-0-3 0% 0% 0%
過去2走ともGⅠ 2-5-2-13 9.1% 31.8% 40.9%

直近のGⅠ・GⅡでの単勝人気は要チェック

過去10年の出走馬について、過去3走において直近で出走していた芝のGⅠ・GⅡでの単勝人気別に成績をまとめると、「1番人気」組の好走率が最も高くなっている。連対率・3着内率でそれに続くのは「2番人気」組で、直近のGⅠ・GⅡといった格の高いレースで、上位人気に支持されていた馬の軽視は禁物だろう。〔表2〕

〔表2〕過去3走において直近で出走していた芝のGⅠ・GⅡでの単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 6-4-3-17 20.0% 33.3% 43.3%
2番人気 1-2-2-13 5.6% 16.7% 27.8%
3番人気 0-2-0-22 0% 8.3% 8.3%
4番人気 1-0-2-15 5.6% 5.6% 16.7%
5番人気 1-0-0-12 7.7% 7.7% 7.7%
6〜9番人気 1-2-3-35 2.4% 7.3% 14.6%
10番人気以下 0-0-0-16 0% 0% 0%
該当レースが海外のレース 0-0-0-3 0% 0% 0%
不出走 0-0-0-7 0% 0% 0%

9月以降に出走していなかった馬も侮れない

過去10年の前走別成績を調べると、連対数では「宝塚記念」組が6頭、「札幌記念」組が3頭、「安田記念」組が1頭と、連対馬延べ20頭のうち半数の10頭は前走が8月以前のレースだった。なお、前記3レースからの出走馬を合計すると延べ45頭、主要な前哨戦に位置付けられている「毎日王冠」組の延べ55頭よりも出走馬が少ないにも関わらず、連対馬の数は多くなっている。〔表3〕

〔表3〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
毎日王冠 4-3-5-43 7.3% 12.7% 21.8%
宝塚記念 2-4-2-14 9.1% 27.3% 36.4%
札幌記念 2-1-1-15 10.5% 15.8% 21.1%
京都大賞典 1-0-0-12 7.7% 7.7% 7.7%
オールカマー 1-0-0-26 3.7% 3.7% 3.7%
セントライト記念 0-1-1-0 0% 50.0% 100%
安田記念 0-1-0-3 0% 25.0% 25.0%
天皇賞(春) 0-0-1-5 0% 0% 16.7%
その他のレース 0-0-0-22 0% 0% 0%

13番より外の馬番は苦戦傾向

過去10年の馬番別成績を調べると、「1から4番」が4勝、「5から8番」が4勝で、優勝馬10頭のうち8頭は、8番より内の馬番だった。残る2頭も「9から12番」で、「13から18番」は優勝がなく、2着も1回しかない。また、8頭が連対している「1から4番」に3着がない点も気になるところ。フォーメーションを組む際には、参考になりそうなデータだ。〔表4〕

〔表4〕馬番別成績(過去10年)
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1〜4番 4-4-0-32 10.0% 20.0% 20.0%
5〜8番 4-2-5-28 10.3% 15.4% 28.2%
9〜12番 2-3-2-33 5.0% 12.5% 17.5%
13〜18番 0-1-3-47 0% 2.0% 7.8%
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過去3走以内に1番人気で連対していた馬に注目

2013年以降の過去6年の優勝馬について近走の成績を調べると、6頭中4頭には「1番人気で1着」になった経験があり、残る2頭は「1番人気で2着」になった経験を有していた。近走で「1番人気」に支持され、そこで連対していた馬は大いに注目したい。〔表5〕

(河野 道夫)

〔表5〕優勝馬が過去3走以内に単勝1番人気で連対していたレース(過去6年)
年度 優勝馬 該当レース
2013年 ジャスタウェイ 関屋記念(2着)
2014年 スピルバーグ メイS(1着)、ノベンバーS(1着)
2015年 ラブリーデイ 京都大賞典(1着)
2016年 モーリス 札幌記念(2着)、安田記念(2着)
2017年 キタサンブラック 天皇賞(春)(1着)、大阪杯(1着)
2018年 レイデオロ オールカマー(1着)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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