今週の注目レース

小倉2歳ステークス(GⅢ)

小倉競馬場 1200メートル(芝)馬齢 2歳オープン

データ分析関連動画

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

夏の小倉開催のラストを飾る2歳重賞

2014年に単勝15番人気のオーミアリスが優勝するなど、過去10年で単勝6番人気以下の伏兵が3着以内に11頭入り、そのうち4頭が10番人気以下と、波乱の結果も少なくない。未来のスター候補を探す楽しみも備わっているこの一戦には、どのようなレース傾向があるのか、過去10年の結果を分析する。

初勝利時の2着馬とのタイム差に注目

過去10年の出走馬について、初勝利を挙げたレースでの2着馬とのタイム差別に成績をまとめると、好走率が最も高いのは「0秒6以上」組で、初勝利時に2着馬により大きな着差をつけているほど、好走率が高くなる傾向にある。なお、「0秒1から0秒2」組は優勝がなく好走率も低く、着差が小さかった馬の中では、接戦を勝ち切った「タイム差なし」組に注目するのが面白そうだ。〔表1〕

〔表1〕初勝利時の2着馬とのタイム差別成績(過去10年)
タイム差 成績 勝率 連対率 3着内率
タイム差なし 2-2-1-20 8.0% 16.0% 20.0%
0秒1〜0秒2 0-2-3-52 0% 3.5% 8.8%
0秒3〜0秒5 4-2-4-32 9.5% 14.3% 23.8%
0秒6以上 4-4-2-20 13.3% 26.7% 33.3%

前走の頭数が10頭以上だった馬が優勢

過去10年の出走馬について、前走の頭数別の成績を調べると、優勝馬10頭は全て前走の頭数が10頭以上だった。また、3着以内馬で見ても30頭中28頭は10頭以上だった。ここ4年連続で「10から13頭」組が優勝を飾っているが、昨年は1頭しか出走していなかった「14頭以上」組のアズマヘリテージが単勝13番人気で2着に入った。前走の頭数が多かった馬を上位に評価したいところだ。〔表2〕

〔表2〕前走の頭数別成績(過去10年)
前走の頭数 成績 勝率 連対率 3着内率
9頭以下 0-1-1-36 0% 2.6% 5.3%
10〜13頭 6-6-5-55 8.3% 16.7% 23.6%
14頭以上 4-3-4-33 9.1% 15.9% 25.0%

7・8月デビュー組が優勢

日本ダービーの翌週から2歳戦がスタートすることになった2012年以降の過去7年の出走馬について、デビュー戦の月別に成績をまとめると、7月デビュー馬と8月デビュー馬がほぼ互角の好走率をマークしている。その一方で、6月デビュー馬は優勝がなく、好走率も見劣っている。このレースでは、より早い時期にデビューしていることがアドバンテージにはならないようだ。〔表3〕

〔表3〕デビュー戦の月別成績(過去7年)
デビュー戦の月 成績 勝率 連対率 3着内率
6月 0-3-0-29 0% 9.4% 9.4%
7月 5-1-3-32 12.2% 14.6% 22.0%
8月 2-3-4-28 5.4% 13.5% 24.3%
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性別とデビュー戦の競馬場を要チェック

2013年以降の優勝馬6頭について、性別とデビュー戦の競馬場を調べると、牡馬と牝馬が3勝ずつ挙げているが、牡馬はいずれも中京デビュー、牝馬はいずれも小倉デビューという共通点があった。性別とデビュー戦の競馬場をチェックしてみるのも面白いだろう。〔表4〕

(河野 道夫)

〔表4〕優勝馬の性別とデビュー戦の競馬場(過去6年)
年度 優勝馬 性別 デビュー戦の競馬場
2013年 ホウライアキコ 小倉
2014年 オーミアリス 小倉
2015年 シュウジ 中京
2016年 レーヌミノル 小倉
2017年 アサクサゲンキ 中京
2018年 ファンタジスト 中京

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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