今週の注目レース

テレビ西日本賞北九州記念(GⅢ)

小倉競馬場 1200メートル(芝)ハンデ 3歳以上オープン

データ分析関連動画

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

秋のスプリントGⅠへ向け注目の一戦

サマースプリントシリーズの第4戦として行われる北九州記念は、スプリンターズSの前哨戦でもあり、このレースを飛躍の足掛かりとして短距離戦線を盛り上げる存在に成長する馬も多い。真夏の小倉を熱くするスプリント重賞に、どのようなレース傾向があるのか、過去10年の結果を分析する。

ハンデ52キロと55キロが好走率上位

過去10年の負担重量別成績をまとめると、「52キログラム」組と「55から55.5キログラム」組の2組が3着内率で30%を超える数値をマークするなど、好走率で他の組を上回っている。また、3着以内馬延べ30頭中28頭は「52から56キログラム」の範囲で、「51キログラム以下」組と「56.5キログラム以上」組からは勝ち馬が出ていない。〔表1〕

〔表1〕負担重量別成績(過去10年)
負担重量 成績 勝率 連対率 3着内率
51kg以下 0-1-1-24 0% 3.8% 7.7%
52kg 2-3-1-12 11.1% 27.8% 33.3%
53kg 2-2-2-25 6.5% 12.9% 19.4%
54kg 2-0-2-28 6.3% 6.3% 12.5%
55〜55.5kg 3-3-1-16 13.0% 26.1% 30.4%
56kg 1-1-3-19 4.2% 8.3% 20.8%
56.5kg以上 0-0-0-12 0% 0% 0%

前走条件クラス組は軽視禁物

過去10年の出走馬の前走別成績を調べると、「1600万下(現3勝クラス)」組と「1000万下(現2勝クラス)」組が合わせて2勝、2着6回、3着1回と、オープンクラス組に見劣りしない成績を残している。前走が条件クラスのレースだった馬も軽視禁物だろう。なお、オープンクラス組の中では、「アイビスサマーダッシュ」組から3着以内馬が10頭出ているが、同レースからの臨戦馬がここ5年連続で連対している点も覚えておきたい。〔表2〕

〔表2〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
アイビスサマーダッシュ 3-3-4-37 6.4% 12.8% 21.3%
CBC賞 1-0-3-29 3.0% 3.0% 12.1%
バーデンバーデンC 2-0-1-16 10.5% 10.5% 15.8%
米子S 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
ルミエールS 1-0-0-0 100% 100% 100%
NST賞 0-1-0-0 0% 100% 100%
その他のオープンクラスのレース 0-0-1-31 0% 0% 3.1%
1600万下(現3勝クラス) 1-5-1-17 4.2% 25.0% 29.2%
1000万下(現2勝クラス) 1-1-0-5 14.3% 28.6% 28.6%

「6から9番人気」組に要注目

過去10年の単勝人気別成績をまとめると、1番人気馬の勝利がなく、3着内率も40.0%にとどまるなど、上位人気馬が低調な成績となっている。対して、「6から9番人気」組が最多となる7勝を挙げており、ここ10年は伏兵馬の優勝が多くなっていることがわかる。また、同組は勝利数とは対照的に2着がない点も目立っている。〔表3〕

〔表3〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 0-2-2-6 0% 20.0% 40.0%
2番人気 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
3番人気 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
4番人気 0-1-1-8 0% 10.0% 20.0%
5番人気 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
6〜9番人気 7-0-3-30 17.5% 17.5% 25.0%
10番人気以下 0-3-2-71 0% 3.9% 6.6%
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近走のオープンクラス・芝1200メートル以下戦での最高着順に注目

過去10年の優勝馬10頭について、過去3走以内におけるオープンクラス・芝1200メートル以下戦での最高着順を調べると、10頭中8頭には「5着以内」の実績があった(残る2頭は過去3走が全て条件クラスのレース)。過去3走以内にオープンクラス・芝1200メートル以下のレースに出走した経験がある馬については、そこでの着順をチェックしておきたい。〔表4〕

(河野 道夫)

〔表4〕優勝馬の過去3走以内におけるオープンクラス・芝1200メートル以下戦での最高着順(過去10年)
年度 優勝馬 最高着順
2009年 サンダルフォン 3着(バーデンバーデンC)
2010年 メリッサ 4着(CBC賞)
2011年 トウカイミステリー 5着(オーストラリアT)
2012年 スギノエンデバー 該当レース不出走
2013年 ツルマルレオン 3着(オーシャンS)
2014年 リトルゲルダ 3着(シルクロードS)
2015年 ベルカント 1着(アイビスサマーダッシュ)
2016年 バクシンテイオー 3着(バーデンバーデンC)
2017年 ダイアナヘイロー 該当レース不出走
2018年 アレスバローズ 1着(CBC賞)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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