今週の注目レース

ディープインパクト追悼競走 小倉記念(GⅢ)

小倉競馬場 2000メートル(芝)ハンデ 3歳以上オープン

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注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

混戦模様のハンデ戦

昨年は単勝1番人気のトリオンフが勝ち、2番人気のサトノクロニクルが2着。2017年は4番人気のタツゴウゲキが勝ち、2番人気のサンマルティンが2着と、ここ2年は比較的順当な結果が続いているが、2016年は12頭立て11番人気のクランモンタナが制し、2015年は6番人気のアズマシャトルが勝利と、それ以前は下位人気馬の優勝が続いていた。果たして今年はどのような決着になるのだろうか。過去10年の結果から全体的な傾向を見ていくことにしよう。

単勝オッズ別の成績をチェック

過去10年の優勝馬のうち7頭は、単勝オッズ10倍未満だった。また、2着馬は延べ10頭中9頭が10倍未満だった。ハンデ戦のためか人気が割れる傾向にあるが、それでも上位人気に支持された馬が優勢となっている。〔表1〕

〔表1〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
4.9倍以下 2-3-3-10 11.1% 27.8% 44.4%
5.0〜6.9倍 1-3-1-7 8.3% 33.3% 41.7%
7.0〜9.9倍 4-3-1-11 21.1% 36.8% 42.1%
10.0〜19.9倍 1-0-3-23 3.7% 3.7% 14.8%
20.0〜29.9倍 0-0-2-13 0% 0% 13.3%
30.0〜99.9倍 2-1-0-41 4.5% 6.8% 6.8%
100倍以上 0-0-0-13 0% 0% 0%

年齢別の成績に特徴あり

過去10年の年齢別成績を調べると、3歳馬は2頭が出走して共に2着、4歳馬は3勝を挙げ2着が3回、5歳馬も4勝を含む3着以内が13回と上々の成績を残している。逆に不振なのが6歳馬で、優勝がなく2着も1回だけ。7歳以上の馬が計3勝している点からも、6歳馬の不振は気になるところだ。〔表2〕

〔表2〕年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 0-2-0-0 0% 100% 100%
4歳 3-3-0-16 13.6% 27.3% 27.3%
5歳 4-3-6-34 8.5% 14.9% 27.7%
6歳 0-1-3-33 0% 2.7% 10.8%
7歳 2-1-1-20 8.3% 12.5% 16.7%
8歳以上 1-0-0-15 6.3% 6.3% 6.3%

好相性のローテーションは?

前走別の成績をまとめてみると、該当馬が最も多い七夕賞組が優勝馬3頭を含む3着以内馬9頭を送り込んでいるほか、鳴尾記念組は4頭が出走して2勝、新潟大賞典組は6頭が出走して4頭が3着以内と、これら3レースからの臨戦馬が好相性を示している。また、GⅠ組も3着内率が50.0%に達しており無視できないところ。それに対し、前記3レース以外のGⅢ・JpnⅢや、オープン特別から臨んだ馬の成績がいまひとつとなっている。〔表3〕

〔表3〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
GⅠ 1-3-1-5 10.0% 40.0% 50.0%
GⅡ 1-0-0-5 16.7% 16.7% 16.7%
七夕賞 3-3-3-41 6.0% 12.0% 18.0%
鳴尾記念 2-0-0-2 50.0% 50.0% 50.0%
新潟大賞典 1-2-1-2 16.7% 50.0% 66.7%
その他のGⅢ・JpnⅢ 0-1-2-17 0% 5.0% 15.0%
オープン特別 0-0-2-25 0% 0% 7.4%
条件クラス、障害のレース 2-1-1-21 8.0% 12.0% 16.0%

次に、該当馬が一番多い七夕賞組について、七夕賞での単勝人気別に成績をまとめると、七夕賞で1、2番人気だった馬は2着が最高で優勝していない。その反面、七夕賞で6から9番人気だった馬が2勝を挙げているのが特徴的だ。七夕賞組については、そこでの単勝人気を気にする必要はなさそうだ。〔表4〕

〔表4〕前走が七夕賞だった馬の、七夕賞での単勝人気別成績(過去10年)
七夕賞での単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 0-1-1-1 0% 33.3% 66.7%
2番人気 0-2-0-2 0% 50.0% 50.0%
3番人気 1-0-0-3 25.0% 25.0% 25.0%
4、5番人気 0-0-1-7 0% 0% 12.5%
6〜9番人気 2-0-1-9 16.7% 16.7% 25.0%
10番人気以下 0-0-0-19 0% 0% 0%
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近3走の単勝人気と着順がカギとなる?

過去3年の小倉記念では、「3走前までに単勝7番人気で6着または8着に敗れていた」という戦歴のあった馬が優勝している。今年の出走馬についても過去3走の単勝人気と着順をチェックして、該当する馬がいるかどうか調べてみる価値があるかもしれない。〔表5〕

(浅野 靖典)

〔表5〕過去3年の優勝馬が3走前までに「単勝7番人気で6着または8着」だったレース
年度 優勝馬 該当レース
2016年 クランモンタナ 2走前 都大路S 8着
2017年 タツゴウゲキ 3走前 下鴨S 6着
2018年 トリオンフ 3走前 大阪杯 8着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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