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今夏以降の大舞台を見据える実績馬と新興勢力が激突

2018年の平安SでJRA重賞初勝利を果たしたサンライズソアは、同年秋のJBCクラシック、チャンピオンズカップでそれぞれ3着に好走した。また、2015年の優勝馬インカンテーションと2016年の優勝馬アスカノロマンは同年のフェブラリーSで3着以内に入っていた馬、2013年の優勝馬ニホンピロアワーズは前年のジャパンカップダート(現在のチャンピオンズカップ)で1着となっていた馬である。ビッグレースとの関係性が強い一戦と言えるだろう。今回は1月に京都・ダート1800メートルで行われていた2012年以前を含む過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。

馬体重のある馬が中心

過去10年の3着以内馬延べ30頭中22頭は、前走が“国内のレース”、かつそのレースでの馬体重が「500キログラム以上」だった。一方、“前走が国内のレース、かつそのレースでの馬体重が「500キログラム未満」”だった馬は3着内率11.1%とやや苦戦している。馬体重のある馬を重視すべきだろう。〔表1〕

〔表1〕前走が“国内のレース”だった馬の、そのレースの馬体重別成績(過去10年)
前走の馬体重 成績 勝率 連対率 3着内率
500kg未満 3-2-3-64 4.2% 6.9% 11.1%
500kg以上 7-8-7-60 8.5% 18.3% 26.8%

大敗直後の馬は不振

過去10年の3着以内馬延べ30頭中26頭は、前走の着順が「6着以内」だった。一方、「7着以下」だった馬は3着内率7.0%と苦戦している。大敗直後の馬は過信禁物だ。〔表2〕

〔表2〕前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
6着以内 7-9-10-72 7.1% 16.3% 26.5%
7着以下 3-1-0-53 5.3% 7.0% 7.0%

なお、前走の着順が「7着以下」だった馬のうち、年齢が「5歳以上」だった馬は3着内率2.2%とさらに苦戦している。大敗直後の5歳以上馬は、たとえ実績上位でも評価を下げたい。〔表3〕

〔表3〕前走の着順が「7着以下」だった馬の、年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
4歳 2-1-0-8 18.2% 27.3% 27.3%
5歳以上 1-0-0-45 2.2% 2.2% 2.2%

阪神コースに実績のある馬が優勢

過去10年の3着以内馬延べ30頭中27頭は“阪神のダートのレース”において優勝経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率5.6%と苦戦している。なお、この経験がなかったにもかかわらず3着以内に入った馬のうち、2016年1着のアスカノロマンと2018年3着のクインズサターンは、それぞれ“前走がアンタレスSで3着以内”だった。京都コースで行われるレースだが、“阪神のダートのレース”で優勝経験がある馬や、阪神・ダート1800メートルで行われるアンタレスSで好走していた馬を高く評価すべきだろう。〔表4〕

〔表4〕“阪神のダートのレース”における優勝経験の有無別成績(過去10年)
優勝経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 9-10-8-74 8.9% 18.8% 26.7%
なし 1-0-2-51 1.9% 1.9% 5.6%

近年は前走で人気薄だった馬がいまひとつ

開催時期が5月に、コースが京都・ダート1900メートルに変わった2013年以降の3着以内馬延べ18頭中16頭は、前走が“国内のレース、かつそのレースでの単勝人気が「6番人気以内」”だった。一方、前走が“国内のレース、かつそのレースでの単勝人気が「7番人気以下」”だった馬は3着内率6.3%と苦戦している。2010年から2012年の優勝馬3頭はそれぞれ前走の単勝人気が「7番人気以下」だったものの、近年の傾向を重視するならば、前走で人気薄だった馬は過信禁物と見ておきたい。〔表5〕

(伊吹 雅也)

〔表5〕前走が“国内のレース”だった馬の、そのレースの単勝人気別成績(過去6年)
前走の単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
6番人気以内 5-6-5-46 8.1% 17.7% 25.8%
7番人気以下 1-0-1-30 3.1% 3.1% 6.3%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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