今週の注目レース

フェブラリーステークス(GⅠ)

東京競馬場 1600メートル(ダート)定量 4歳以上オープン

出走馬情報

ゴールドドリーム

牡6歳

調教師:平田修(栗東)

  • 父:ゴールドアリュール
  • 母:モンヴェール
  • 母の父:フレンチデピュティ
ここに注目!

一昨年のフェブラリーSとチャンピオンズCを制覇し、同年度のJRA賞最優秀ダートホースを受賞した実績馬。前走の東京大賞典(GⅠ。大井・ダート2000メートル)は2着だったが、目下6戦連続で連対を確保しており、安定感は抜群だ。ここも主役候補の1頭だろう。

「前走の東京大賞典(GⅠ)は惜しくも2着でしたが、レース内容は良かったと思います。その後は予定通りに放牧でリフレッシュし、フェブラリーSを目標に調整を進めています。さらに馬体がたくましくなりましたし、調教の動きも申し分ありません。東京・ダートコースとも好相性なので、もう1度タイトルを取りたいです」と、陣営は厩舎の看板ホースの仕上げに懸命だ。昨年は5戦し、全てのレースで連対を記録。また、今回の舞台では3勝、2着2回をマークしており、条件は好転したと見ていいだろう。一昨年のJRA賞最優秀ダートホース受賞馬が、再びダート界の頂点を目指して登場する。

インティ

牡5歳

調教師:野中賢二(栗東)

  • 父:ケイムホーム
  • 母:キティ
  • 母の父:Northern Afleet
ここに注目!

前走の東海Sを好タイムで逃げ切って優勝。自身の連勝を「6」に伸ばすとともに、重賞初制覇を飾った。今回は初の東京・ダートコースに加えてGⅠ初挑戦になるので、試金石の一戦だが、目下の勢いは魅力。ダートの新星誕生なるか、大きな注目を集めている。

「デビュー当時と比べて馬体が一回りも二回りも大きくなり、たくましくなっています。前走の東海S(1着)は、経験の少ない左回りコースでどんな競馬ができるか少し心配な面もありましたが、優秀なタイム(1分49秒8)で後続を突き放す強い競馬ができましたので、胸を張って大舞台に進めます。今回はさらに相手が強化されますが、この馬もどんどん力をつけていますから、とても楽しみな一戦です」と、厩舎サイドは本馬の充実ぶりをアピールした。ここまで7戦6勝をマーク。初戦を除けば全勝を記録しており、今の勢いを生かせば、ダート界の頂点に立つことも難しくないはずだ。

オメガパフューム

牡4歳

調教師:安田翔伍(栗東)

  • 父:スウェプトオーヴァーボード
  • 母:オメガフレグランス
  • 母の父:ゴールドアリュール
ここに注目!

3番人気で出走した前走の東京大賞典(GⅠ。大井・ダート2000メートル)では、最後の直線で力強い末脚を披露。ゴールドドリーム(2着)、ケイティブレイブ(3着)といった強豪を下して見事に勝利を飾った。今回はマイルへの距離短縮が鍵になるが、上昇度は魅力だ。

「前走の東京大賞典(GⅠ)は、強敵を相手に力強い内容で勝利を飾ってくれました。ここにきてさらに成長を遂げていますから、今度はJRAのGⅠを取りたいです。この中間は1度放牧へ出しましたが、フェブラリーSに照準を合わせていたので、馬体の緩みは感じられません。今回は久しぶりのマイル戦への対応が課題になると思いますが、直線の長い東京コースならリズム良く走れるでしょう」と、厩舎サイドの雰囲気は上々だ。昨年のジャパンダートダービー(JpnⅠ。大井・ダート2000メートル、2着)では、1着ルヴァンスレーヴと大きな差のない競馬をしており、強いと言われる現4歳世代の中でもトップクラスの力量を誇る存在と言えるだろう。ここも目が離せない。

コパノキッキング

せん4歳

調教師:村山明(栗東)

  • 父:Spring At Last
  • 母:Celadon
  • 母の父:Gold Halo
ここに注目!

前走の根岸Sを快勝。カペラSに続く重賞連覇となり、自身の連勝を「4」に伸ばした。それまではダート1200メートルでの快進撃だったが、前走では200メートルの距離延長を難なく克服。今回は、さらなる距離延長への対応が鍵になるだろう。

「前々走のカペラS(1着)の時は、スタートがひと息で後方からのレースになりましたが、前走の根岸S(1着)のように互角の発馬が切れれば、中団からの競馬もできる馬です。距離延長に対応して強い競馬ができた前走の内容を見れば、さらに200メートルの延長も克服可能でしょう。疲れもなく、引き続き状態は良好です。まだダートでは能力の底を見せていませんから、ここでどれだけ通用するのか、楽しみにしています」と、陣営は上昇一途の本馬を頼もしく見つめている。目下、重賞連勝を含む4連勝をマークしている上がり馬。ここも突破して一気に頂点に立つのか、大きな注目を集めて登場する。

ノンコノユメ

せん7歳

調教師:加藤征弘(美浦)

  • 父:トワイニング
  • 母:ノンコ
  • 母の父:アグネスタキオン
ここに注目!

昨年の本レースでは豪快な直線一気を決め、JRAでのGⅠ制覇を達成。今回はチャンピオンズC(7着)以来の実戦なので、最終追い切りの動きが注目されるが、乗り込みは順調。自身の8勝中6勝を記録している東京のダートは、最適の舞台と言える。

「昨年の秋に3回レースを使いましたので、疲れを考慮して、今年はステップレースを使わずに本番を迎えるローテーションを選択しました。レース間隔が空いても力を発揮できるタイプですから、問題ないでしょう。近走は展開が向かず、脚を余す競馬が続きましたが、今回は相性のいい東京コースに舞台が替わります。テンのスピードがある馬もいますから、レースはしやすいと思います。昨年のように最後の直線で末脚を爆発させる形になれば、勝機を見いだせるはずです」と、陣営はフェブラリーS連覇へ向けて意欲的だ。ここは大幅に条件が好転した印象。持ち前の豪快な末脚炸裂となるか、期待される。

サンライズソア

牡5歳

調教師:河内洋(栗東)

  • 父:シンボリクリスエス
  • 母:アメーリア
  • 母の父:スペシャルウィーク
ここに注目!

昨年秋は、JBCクラシック3着、チャンピオンズC3着と安定したレースを見せた。今回はひと息入れた後の実戦で、仕上がりが鍵だが、ここでもスピードは上位の存在。東京・ダート1600メートルの舞台では3歳時にオープン特別・青竜S優勝の実績があり、距離短縮への心配もなさそうだ。

「以前は馬体重の変動が激しい時期もありましたが、最近はそれも解消しました。ここにきて体質が強化されたようで、馬体面は充実しています。昨年の秋は厳しいレースが続きましたので、この中間は放牧で十分に英気を養いました。栗東トレーニング・センターに戻ってからも、順調に乗り込みを続けています。気性的に休み明けでも力を出せるタイプです。東京のマイル戦なら、この馬のスピードが生きるでしょう」と、厩舎スタッフは本馬の充実ぶりをアピールした。昨年秋はJBCクラシック3着、チャンピオンズC3着と、着実に地力を強化している一頭。逃げても差しても競馬ができる自在性も魅力だ。

サンライズノヴァ

牡5歳

調教師:音無秀孝(栗東)

  • 父:ゴールドアリュール
  • 母:ブライトサファイヤ
  • 母の父:サンダーガルチ
ここに注目!

1番人気の支持を受けた前走の根岸Sは8着に敗れたが、東京・ダートコースでは過去に6勝をマーク。その中にはユニコーンS、武蔵野Sという本レースと同じ距離の重賞が含まれており、適性は高い。末脚の生きる流れになれば、巻き返しが可能だろう。

「前走の根岸S(8着)は期待を寄せて送り出しましたが、最後の直線でこの馬らしい末脚を発揮することができませんでした。東京まで輸送してプラス2キログラムの馬体重でしたから、少し重めが残ったのかもしれません。その点、今度は中2週での競馬なので、絞れた状態で出走できるでしょう。前走のようなパサパサの馬場コンディションよりも、少し水分を含んだ馬場の方が、切れ味が生きるはずです」と、陣営に悲観したムードは見られない。典型的な末脚勝負型だけに展開に左右されやすい面はあるが、舞台適性の高さを忘れてはならないだろう。快速タイプの参戦がある今回は、ゴール前での強襲劇が見られるかもしれない。

(片野 昌一)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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