今週の注目レース

チャンピオンズカップ(GⅠ)

中京競馬場 1800メートル(ダート)定量 3歳以上オープン

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12月の中京競馬場のメインイベント

2013年まで阪神競馬場で行われていたジャパンカップダートが、2014年にチャンピオンズカップに改称した上、開催場も中京競馬場に変更された。今年は条件が変わって5回目となり、年末の中京開催のメインイベントとして定着してきた感がある。昨年は直線一気の末脚を見せたゴールドドリームが優勝したが、2着と3着には道中1、2番手を進んだ馬が粘り込んだ。今年も出走各馬が持ち味を最大限に発揮する激戦が期待できることだろう。その一戦の傾向を、ジャパンカップダートとして阪神競馬場で開催されていた2013年以前を含む過去10年を対象にして見ていこう。

年齢別の成績をチェック

過去10年の出走馬の年齢別成績を調べると、優勝馬は全て4〜6歳の馬だった。中でも5歳馬と6歳馬の好走率が上位となっている。それに対し、3歳馬と7歳馬は3着以内に入った馬が複数いるものの、好走率はいまひとつの数値になっている。〔表1〕

〔表1〕年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 0-2-2-18 0% 9.1% 18.2%
4歳 3-1-1-29 8.8% 11.8% 14.7%
5歳 4-3-2-31 10.0% 17.5% 22.5%
6歳 3-3-3-23 9.4% 18.8% 28.1%
7歳 0-1-2-15 0% 5.6% 16.7%
8歳以上 0-0-0-11 0% 0% 0%

伏兵馬にも要注意

過去10年の単勝オッズ別成績を調べると、2.9倍以下の支持を受けた馬は6頭いて、そのうち5頭が3着以内に入っている。優勝馬は延べ10頭中6頭が10倍未満となっているが、10倍台の馬が3勝しており、中でも「15.0〜19.9倍」の連対率が50%に達している。中京競馬場に移ってからの過去4年は、単勝6番人気以下の馬が毎年1頭ずつ連対している点を含めて、今年も伏兵と目されている馬の台頭に注意しておくことをお勧めしたい。〔表2〕

〔表2〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
2.9倍以下 1-1-3-1 16.7% 33.3% 83.3%
3.0〜4.9倍 2-2-0-6 20.0% 40.0% 40.0%
5.0〜9.9倍 3-1-1-19 12.5% 16.7% 20.8%
10.0〜14.9倍 1-1-2-9 7.7% 15.4% 30.8%
15.0〜19.9倍 2-2-0-4 25.0% 50.0% 50.0%
20.0〜29.9倍 0-3-0-25 0% 10.7% 10.7%
30.0〜49.9倍 0-0-4-18 0% 0% 18.2%
50倍以上 1-0-0-45 2.2% 2.2% 2.2%

前走好走馬が中心

過去10年の連対馬延べ20頭のうち、前走・武蔵野S9着から優勝を飾った2008年のカネヒキリを除く19頭は、前走で5着以内に入っていた。また、3着馬は延べ10頭中9頭が前走で3着以内に入っていた。今年も前走好走馬に注目したい。〔表3〕

〔表3〕前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 3-6-4-26 7.7% 23.1% 33.3%
2着 3-1-3-17 12.5% 16.7% 29.2%
3着 1-2-2-19 4.2% 12.5% 20.8%
4、5着 2-1-0-27 6.7% 10.0% 10.0%
6着以下 1-0-1-38 2.5% 2.5% 5.0%

大型馬が優勢

過去10年の優勝馬のうち8頭は、馬体重が500キログラム以上だった。しかし、540キログラム以上の“超大型馬”で好走したのは、昨年3着のコパノリッキー(546キログラム)だけとなっている。458キログラム以下だった馬もいまひとつで、2015年2着のノンコノユメ(452キログラム)が唯一の好走例。また、480〜498キログラムから優勝馬が出ていないのも特徴的だ。〔表4〕

〔表4〕馬体重別成績(過去10年)
馬体重 成績 勝率 連対率 3着内率
458kg以下 0-1-0-8 0% 11.1% 11.1%
460〜478kg 2-1-2-16 9.5% 14.3% 23.8%
480〜498kg 0-2-1-25 0% 7.1% 10.7%
500〜518kg 3-2-3-34 7.1% 11.9% 19.0%
520〜538kg 5-4-3-35 10.6% 19.1% 25.5%
540kg以上 0-0-1-9 0% 0% 10.0%

前走別の成績にも注目

過去10年の出走馬の前走別成績を調べると、最も好走馬が多いのはJBCクラシック組。他に地方競馬のレースの中では、マイルチャンピオンシップ南部杯から臨んだ馬も2勝を挙げている。JRAのレースでは、みやこSと武蔵野Sがほとんど互角の成績となっているが、今年はJBC競走をJRAで開催したことで、みやこSが休止となった。となると、11月4日に京都競馬場で行われたJBCクラシックから臨む馬に、より注目が集まることになりそうだ。〔表5〕

〔表5〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
JBCクラシック 3-4-4-31 7.1% 16.7% 26.2%
その他のJBC競走 1-0-1-12 7.1% 7.1% 14.3%
マイルCS南部杯 2-0-0-4 33.3% 33.3% 33.3%
その他の国内GⅠ・JpnⅠ 0-0-0-5 0% 0% 0%
海外のレース 0-0-0-8 0% 0% 0%
みやこS 2-3-3-30 5.3% 13.2% 21.1%
武蔵野S 2-2-0-25 6.9% 13.8% 13.8%
その他の国内重賞 0-0-1-6 0% 0% 14.3%
オープン特別・条件クラス 0-1-1-6 0% 12.5% 25.0%

過去4走以内のGⅠ・JpnⅠまたはGⅡ・JpnⅡでの単勝人気と着順に要注目

過去10年のチャンピオンズC(2013年以前はジャパンカップダート)では、「4走前までに、GⅠ・JpnⅠまたはGⅡ・JpnⅡで単勝2番人気に支持されて3着以内に入っていた」という馬が毎年連対している。今年も出走各馬の成績をチェックしておくことをお勧めしたい。〔表6〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表6〕4走前までに、GⅠ・JpnⅠまたはGⅡ・JpnⅡで単勝2番人気に支持されて3着以内に入っていた、チャンピオンズC連対馬一覧(過去10年)
年度 着順 馬名 該当レース
2008年 2着 メイショウトウコン 3走前 ブリーダーズゴールドC 2番人気 1着
2009年 1着 エスポワールシチー 前走 マイルCS南部杯 2番人気 1着
2着 シルクメビウス 4走前 ジャパンダートダービー 2番人気 2着
2010年 1着 トランセンド 2走前 日本テレビ盃 2番人気 2着
2011年 1着 トランセンド 前走 JBCクラシック 2番人気 2着
2着 ワンダーアキュート 2走前 東海S 2番人気 1着
2012年 2着 ワンダーアキュート 4走前 フェブラリーS 2番人気 3着
2013年 2着 ワンダーアキュート 前走 JBCクラシック 2番人気 2着
2014年 1着 ホッコータルマエ 3走前 フェブラリーS 2番人気 2着
2015年 1着 サンビスタ 2走前 レディスプレリュード 2番人気 1着
2着 ノンコノユメ 2走前 ジャパンダートダービー 2番人気 1着
2016年 1着 サウンドトゥルー 2走前 日本テレビ盃 2番人気 3着
2着 アウォーディー 前走 JBCクラシック 2番人気 1着
2017年 1着 ゴールドドリーム 4走前 フェブラリーS 2番人気 1着
  • 注記:該当レースが複数ある場合は、直近のものを掲載
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同年のマイルGⅠ・JpnⅠでの成績に要注目

過去3年のチャンピオンズCでは、同年の1600メートルのGⅠ・JpnⅠで「5着」に入った経験を持つ馬の優勝が続いている。今年も出走各馬の年明け以降の1600メートルのGⅠ・JpnⅠでの着順は確認しておきたい。〔表7〕

(浅野 靖典)

〔表7〕過去3年の優勝馬が5着になっていた同年の1600メートルのGⅠ・JpnⅠ
年度 優勝馬 該当レース
2015年 サンビスタ 5走前 かしわ記念
2016年 サウンドトゥルー 4走前 かしわ記念
2017年 ゴールドドリーム 前走 マイルCS南部杯
  • 注記:該当レースが複数ある場合は、直近のものを掲載

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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