今週の注目レース

小倉記念(GⅢ)

小倉競馬場 2000メートル(芝)ハンデ 3歳以上オープン

データ分析関連動画

1、2番人気馬がしばらく勝ち切れていないサマー2000シリーズ第3戦

一昨年の小倉記念で優勝を果たしたクランモンタナは単勝オッズが36.6倍で、12頭立ての11番人気だった。また、昨年の優勝馬タツゴウゲキは単勝オッズ7.1倍の4番人気だった。歴代の優勝馬を振り返ってみると、3番人気馬の優勝は2014年のサトノノブレスが最後、2番人気馬の優勝は2008年のドリームジャーニーが最後で、1番人気馬に至っては2005年のメイショウカイドウを最後に優勝から遠ざかっている。伏兵の台頭をしっかり警戒しておくべきレースと言えそうだ。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみよう。

若い馬が中心

過去10年の3着以内馬延べ30頭中21頭は、年齢が「5歳以下」だった。一方、「6歳以上」だった馬は3着内率11.4%とやや苦戦している。6歳以上の馬は評価を下げたい。〔表1〕

〔表1〕年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 0-2-0-1 0% 66.7% 66.7%
4歳 3-3-0-17 13.0% 26.1% 26.1%
5歳 4-3-6-33 8.7% 15.2% 28.3%
6歳 0-1-3-34 0% 2.6% 10.5%
7歳 2-1-1-19 8.7% 13.0% 17.4%
8歳 1-0-0-13 7.1% 7.1% 7.1%
9歳 0-0-0-3 0% 0% 0%
10歳 0-0-0-1 0% 0% 0%
5歳以下 7-8-6-51 9.7% 20.8% 29.2%
6歳以上 3-2-4-70 3.8% 6.3% 11.4%

年明け以降の戦績に注目

過去10年の3着以内馬延べ30頭中25頭は“同年のJRAのオープンクラスのレース”において7着以内に入った経験のある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率8.6%と苦戦している。年明け以降にオープンクラスで7着以内に入っていない馬はもちろん、条件クラスのレースや地方・海外のレースにしか出走していなかった馬も過信禁物と見るべきだろう。〔表2〕

〔表2〕“同年のJRAのオープンクラスのレース”において7着以内に入った経験の有無別成績(過去10年)
経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 8-8-9-68 8.6% 17.2% 26.9%
なし 2-2-1-53 3.4% 6.9% 8.6%

なお、“同年のJRAのオープンクラスのレース”において7着以内に入った経験がなかった馬のうち、年齢が6歳以上だった馬は延べ31頭いたものの、全て4着以下に敗れている。〔表1〕で挙げた傾向とセットで評価したいところだ。〔表3〕

〔表3〕“同年のJRAのオープンクラスのレース”において7着以内に入った経験がなかった馬の年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
5歳以下 2-2-1-22 7.4% 14.8% 18.5%
6歳以上 0-0-0-31 0% 0% 0%

前走がサマー2000シリーズ対象レース以外の重賞だった馬は堅実

前走の条件別成績を調べると、「七夕賞・函館記念を除くJRA重賞」だった馬は3着内率30.4%とまずまず優秀な成績を収めている。今年も「七夕賞・函館記念を除くJRA重賞」、つまりサマー2000シリーズ対象レース以外のJRA重賞を経由してきた馬がいたら、ぜひ注目してみたい。〔表4〕

〔表4〕前走の条件別成績(過去10年)
前走の条件 成績 勝率 連対率 3着内率
七夕賞ならびに函館記念 3-3-3-43 5.8% 11.5% 17.3%
七夕賞・函館記念を除くJRA重賞 5-5-4-32 10.9% 21.7% 30.4%
JRA重賞以外のレース 2-2-3-46 3.8% 7.5% 13.2%

なお、前走が「七夕賞ならびに函館記念」「JRA重賞以外のレース」だった馬のうち、そのレースでの着順が「9着以下」だった馬は全て4着以下に敗れている。一方、「3着以内」だった馬は3着内率が26.3%に達している。前走が「七夕賞ならびに函館記念」、「JRA重賞以外のレース」だった馬を比較する際は、そのレースでの着順が良かった馬を素直に重視すべきだろう。〔表5〕

〔表5〕前走の条件が「七夕賞ならびに函館記念」「JRA重賞以外のレース」だった馬の、そのレースでの着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
3着以内 2-5-3-28 5.3% 18.4% 26.3%
4〜8着 3-0-3-32 7.9% 7.9% 15.8%
9着以下 0-0-0-29 0% 0% 0%
ウインファイブ対象レース
勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

重賞での実績もポイント

過去4年の優勝馬4頭は、いずれも“前年以降のJRA重賞”において6着以内に入った経験のある馬だった。前年以降のJRA重賞で好走経験のない馬は評価を下げた方がよさそうだ。なお、この4頭は“同年のJRAのオープンクラスのレース”において6着以内に入った経験があった点も共通している。〔表2〕で挙げた傾向をクリアしているかどうかもチェックしておきたい。〔表6〕

(伊吹 雅也)

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表6〕優勝馬の「“前年以降のJRA重賞”における最高着順」「“同年のJRAのオープンクラスのレース”における最高着順」(過去4年)
年度 優勝馬 “前年以降のJRA重賞”における最高着順 “同年のJRAのオープンクラスのレース”における最高着順
2014年 サトノノブレス 1着(2014年日経新春杯) 1着(日経新春杯)
2015年 アズマシャトル 3着(2015年鳴尾記念) 1着(白富士S)
2016年 クランモンタナ 4着(2015年小倉記念) 4着(福島民報杯)
2017年 タツゴウゲキ 6着(2017年七夕賞) 6着(七夕賞)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: