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函館2歳ステークス(GⅢ)

函館競馬場 1200メートル(芝)馬齢 2歳オープン

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世代最初の重賞ウイナーに輝くのはどの馬か

2012年から開催時期が早まり7月に行われるようになったが、デビュー間もない若駒たちによって争われるJRA最初の2歳重賞という位置付けは変わらない。ここでは、札幌競馬場・芝1200メートルで行われた2009年を含む過去10年の結果から、好走馬に共通する傾向を探っていこう。

デビュー前の評価は気にしなくていい?

過去10年の出走馬について、デビュー戦の単勝人気別に成績をまとめると、最も好走率が高いのは「5番人気」組で、「1番人気」・「2番人気」組がそれに次ぐ数値をマークしている。また、「6〜9番人気」組が好走率で「3番人気」・「4番人気」組を上回っている。デビュー戦での単勝人気は気にしなくてもよさそうだ。〔表1〕

〔表1〕デビュー戦の単勝人気別成績(過去10年)
デビュー戦の単勝人気 成績 勝率  連対率 3着内率
1番人気 3-4-3-36 6.5% 15.2% 21.7%
2番人気 2-1-3-19 8.0% 12.0% 24.0%
3番人気 1-1-1-20 4.3% 8.7% 13.0%
4番人気 0-2-1-17 0% 10.0% 15.0%
5番人気 3-1-0-11 20.0% 26.7% 26.7%
6〜9番人気 1-1-1-14 5.9% 11.8% 17.6%
10番人気以下 0-0-1-4 0% 0% 20.0%

前走の出走頭数にも注目

過去10年の出走馬について、前走の出走頭数別に成績を調べると、過去10年の優勝馬10頭中9頭は、前走の出走頭数が「10頭以上」だった。好走率でも「10頭以上」組が「9頭以下」組の数値を大きく上回っている。前走が少頭数のレースだった馬より、多頭数のレースだった馬を重視したいところだ。〔表2〕

〔表2〕前走の出走頭数別成績(過去10年)
前走の出走頭数 成績 勝率  連対率 3着内率
9頭以下 1-5-3-53 1.6% 9.7% 14.5%
10頭以上 9-5-7-68 10.1% 15.7% 23.6%

人気薄の台頭にも警戒

過去10年の単勝人気別成績では、優勝馬10頭は全て「1〜4番人気」の馬で、「1番人気」が連対率と3着内率で70.0%、「2番人気」も3着内率で70.0%と、上位人気馬が上々の好走率を記録している。その一方で、「6番人気以下」の馬が3着以内に7頭入っている点や、2013年以降は「9番人気以下」の馬が毎年3着以内に入っている。上位人気馬の優勝が多く、2・3着に下位人気馬が食い込むケースが多い点は覚えておいて損はないだろう。〔表3〕

〔表3〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率  連対率 3着内率
1番人気 4-3-0-3 40.0% 70.0% 70.0%
2番人気 4-1-2-3 40.0% 50.0% 70.0%
3番人気 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
4番人気 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
5番人気 0-2-1-7 0% 20.0% 30.0%
6〜9番人気 0-1-2-37 0% 2.5% 7.5%
10番人気以下 0-2-2-57 0% 3.3% 6.6%
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JRA初勝利時の2着馬とのタイム差にも特徴が…

2013年以降の過去5年の出走馬について、JRA初勝利時の2着馬とのタイム差別に成績を調べると、優勝馬5頭のうち3頭はタイム差が「0秒6以上」、残る2頭は「タイム差なし」だった。タイム差なしの接戦を勝ち切っていた馬や、2着馬に大きな差をつけて初勝利を飾っていた馬が勝利を挙げる傾向にあるようだ。〔表4〕

(河野 道夫)

〔表4〕JRA初勝利時の2着馬とのタイム差別成績(過去5年)
2着馬とのタイム差 1着 2着以下
タイム差なし 2頭 13頭
0秒1〜0秒5 0頭 43頭
0秒6以上 3頭 7頭
JRA未勝利 0頭 11頭

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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