今週の注目レース

CBC賞(GⅢ)

中京競馬場 1200メートル(芝)ハンデ 3歳以上オープン

出走馬情報

ダイメイフジ

牡4歳

調教師:森田直行(栗東)

  • 父:アグネスデジタル
  • 母:ダイメイダーク
  • 母の父:ダンスインザダーク
ここに注目!

前走のオープン特別・安土城S(京都・芝1400メートル)でオープンクラス昇級後の初勝利をマーク。2着に負かした相手は翌週の安田記念を制すモズアスコットで、戦ってきたメンバーを考えれば、ここでは地力が一枚上だろう。重賞初制覇もすぐ目の前まできている。

6月20日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、4ハロン53秒9、ラスト1ハロン12秒8をマーク。併走馬に1馬身ほど遅れたが、上々の動きを見せた。森田直行調教師は、「馬体重が増えてこない点は心配です。ただ、中山でも阪神でもどこでも走るから、競馬場は気になりません。距離も1600メートルまでなら問題ないです」と展望を語っている。中京・芝1200メートルは初経験となるが、中京・芝コース自体は3戦して1勝、3着1回の成績を残しており、舞台替わりがプラスに働く可能性もありそうだ。3走前のオーシャンSでは1番人気の支持を受け、勝ち星こそ挙げられなかったが0秒1差の3着と力を示した。ここで重賞初制覇を成し遂げ、秋の飛躍につなげたい。

アサクサゲンキ

牡3歳

調教師:音無秀孝(栗東)

  • 父:Stormy Atlantic
  • 母:Amelia
  • 母の父:Dixieland Band
ここに注目!

前走の葵Sは、ゲートで後手を踏むまさかの事態。メンバー中最速となる上がり3ハロン33秒1(推定)の末脚を駆使しての5着は、“負けてなお強し”の内容だったと言えるだろう。今回が他世代の馬との初対戦になるが、小倉2歳S以来の重賞制覇の可能性は十分だ。

前走の葵S(5着)から中4週のローテーションで臨む。陣営は調整過程について、「この中間もしっかりと乗り込みましたし、今回はいい意味でのうるささが出ています。以前は線が細くて幅のない馬体でしたが、つくべきところに筋肉がついてきています。ここで結果を出すことができれば、いろいろなところを狙えますからね」とコメント。6月20日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、4ハロン52秒0のタイムで併走馬に3馬身先着と、状態の良さをうかがわせている。中京・芝コースでは前々走のファルコンSで2着と好走しており、しっかりと力を発揮できる舞台と見ていいだろう。

ナガラフラワー

牝6歳

調教師:高橋亮(栗東)

  • 父:ダンスインザダーク
  • 母:ガリカローズ
  • 母の父:ロックオブジブラルタル
ここに注目!

1600万下クラスで11戦を経験し、前走でようやくオープンクラス入りを決めた。展開に左右されやすい面があるものの、末脚の破壊力は一級品。むしろ昇級してペースが上がった方が、持ち味を存分に発揮できるはずだ。中京の長い直線なら、末脚不発は考えづらい。

前走の1600万下・彦根S(京都・芝1200メートル)では、スタート直後は中団で待機し、内ラチ沿いを追走。レースの前半600メートル通過タイム33秒7と速めのペースだったが、楽な手応えで直線へと向いた。2番手集団が先頭に襲いかかる中、馬場の真ん中あたりに進路を切り替えながら加速してぐんぐん差し脚を伸ばすと、ゴール前できっちりと差し切って優勝。上がり3ハロン32秒9(推定)という、スプリント戦では珍しい瞬発力を発揮しただけに、価値がある。騎乗した藤岡佑介騎手はレース後に、「1200メートルを使い出してから終いの脚が安定してきました。抜け出してからフワッとしていましたが、完勝でしたね」と話しており、まさに充実期を迎えたと言っていいだろう。

アクティブミノル

牡6歳

調教師:北出成人(栗東)

  • 父:スタチューオブリバティ
  • 母:ピエナアマゾン
  • 母の父:アグネスタキオン
ここに注目!

昨年の本レース3着馬。6歳を迎えてもダッシュ力は健在で、近8戦のうち6戦でハナを奪っている。今回もスピードを生かす競馬に徹するとみられ、レース展開の鍵を握る存在になりそう。流れ次第で、昨年以上の着順も十分に狙えるはずだ。

近走は不振が続いているが、北出成人調教師は「状態はいいですよ。中京・芝コースは合いますしね。タフな芝がいいのだと思います」と巻き返しに燃えている。6月20日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、今回が初騎乗となる福永祐一騎手が手綱を取り、4ハロン51秒3、ラスト1ハロン11秒9をマーク。北出調教師は「感触を確かめてもらいました。右に張る面も見せてなかったので、いい追い切りだったと思います」とコメント。担当スタッフも「先頭に行って、気分よく走らせる方がいいので、今回もハナに行く競馬になるでしょう。暑い時季も得意だと思います」と手応えを得ている様子だ。ここで復活を遂げてもおかしくない。

ペイシャフェリシタ

牝5歳

調教師:高木登(美浦)

  • 父:ハーツクライ
  • 母:プレザントケイプ
  • 母の父:Cape Cross
ここに注目!

オープンクラスに昇級後は3戦して、2着、5着、1着と堅実な競馬が続いている。前々走の阪急杯(5着)は勝ち馬から0秒1差の僅差で、GⅢなら力は十分に通用しそうだ。中京・芝コースで4戦2勝の好相性を誇っており、好条件がそろうここは、重賞初制覇の期待がかかる。

前走のオープン特別・春雷S(中山・芝1200メートル)は、2枠4番の内枠からじわりとポジションを押し上げて好位をキープすると、直線では、先に抜け出したセカンドテーブル(2着)をアタマ差かわしてゴールイン。1番人気の支持に応え、きっちりと勝ち切ってみせた。前々走の阪急杯は久しぶりの重賞挑戦だったが、勝ち馬から0秒1差の5着に健闘。逃げ馬が押し切る前が有利の流れの中、外から差し脚を伸ばしてのもので、力は示したと言えるだろう。先着を許した相手もモズアスコット(2着)やレッドファルクス(3着)で、骨っぽい相手と戦ってきた経験は、ここで生きてくるはずだ。5歳を迎えて成長著しいだけに、楽しみが大きい。

セカンドテーブル

牡6歳

調教師:崎山博樹(栗東)

  • 父:トワイニング
  • 母:モカサンデー
  • 母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!

昨年の本レースでは、13番人気ながら2着に好走。近走の内容からも年齢的な衰えは感じられず、今年も有力候補と言えるだろう。持ち味である先行力は、スプリント戦において大きな武器となるはず。多頭数の競馬が予想されるだけに、内めからスムーズに運びたいところだ。

昨年の本レースは、レースの前半3ハロン通過タイム33秒2のハイペースを2番手で追走し、直線では逃げるアクティブミノル(3着)をあっさりかわして先頭に立った。3番手以下は3馬身ほど離しており、セーフティーリードかと思われたが、大外から鋭く追い込んできたシャイニングレイ(1着)にゴール寸前でかわされ、ハナ差の2着。2歳時の京王杯2歳S以来となる重賞制覇を逃した。その後に骨折が判明し、復帰は今年になってからだったが、3戦して7着、2着、4着と、完全復活は目前という印象だ。得意の左回りコースなら、さらなる前進が見込めそうだ。

ワンスインナムーン

牝5歳

調教師:斎藤誠(美浦)

  • 父:アドマイヤムーン
  • 母:ツーデイズノーチス
  • 母の父:ヘクタープロテクター
ここに注目!

昨年の冬には、果敢に香港遠征へ挑戦。香港スプリント(G1、芝1200メートル)で12着と結果は出せなかったものの、大きな経験となったはずだ。今回の鍵は中1週で函館競馬場からの輸送を挟む点だが、休養明け2戦目で余力十分と見れば、こなしてもおかしくない。

前走の函館スプリントSは、好スタートを決めて先頭に立つ勢いだったが、内のセイウンコウセイにハナを譲った。ぴったりとマークするように2番手を追走したが、いつもよりも手応えが悪く、直線でも前との差は縮まらずラスト200メートルで脱落。8着に敗れ、本来の走りが見られなかった。それでも、逃げ切ったセイウンコウセイと0秒4差なら大きくは離されておらず、悲観するような内容でもなかっただろう。昨年のスプリンターズSで3着に好走したように、今回のメンバーなら地力上位。持っている力をしっかりと発揮できれば、好勝負が可能だろう。ここは同型馬との兼ね合いが鍵になりそうだ。

ダイメイプリンセス

牝5歳

調教師:森田直行(栗東)

  • 父:キングヘイロー
  • 母:ダイメイダーク
  • 母の父:ダンスインザダーク
ここに注目!

新潟・芝1000メートルの直線競馬で連勝しており、今回は芝1200メートルへの距離延長がポイント。ただ、芝1200メートルでも3勝を挙げているので、心配はいらないとみていい。1600万下、オープン特別を連勝した勢いのある今なら、重賞初勝利に手が届く可能性もありそうだ。

前走のオープン特別・韋駄天S(新潟・芝1000メートル)は、中団待機で外ラチ沿いを追走していたが、勝負どころで内めに進路を切り替え、馬場の真ん中を際立つ脚で突き抜けて先頭に躍り出ると、最後まで力強く伸びて2馬身差の快勝を収めた。前々走の1600万下・駿風S(新潟・芝1000メートル)では、初の直線競馬で2馬身1/2差の完勝劇を演じており、高い適性を示すとともに、地力強化も印象付けた。管理する森田直行調教師は、「以前はレースを使うと馬体がガレてしまう馬でしたが、ここ2戦は使っても細くなっていません。やっと充実してきました。1000メートルはレースが限られますし、1200メートルでも結果を出せるといいですね」と、楽しみにしている様子だ。

(山口 大輝)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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