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NHKマイルカップ(GⅠ)

東京競馬場 1600メートル(芝)定量 3歳オープン

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3歳マイル王者決定戦

2009年に単勝10番人気のジョーカプチーノ、2013年に同10番人気のマイネルホウオウが優勝しているのをはじめ、過去10年で単勝10番人気以下の馬が9頭3着以内に入っている。また、2008年の勝ち馬ディープスカイは次走で日本ダービーに優勝、2011年の3着馬リアルインパクトは次走で安田記念を制しており、出走馬の今後の動向にも注目してみたい。ここでは過去10年のレース結果を分析する。

直近の東京・芝コースでの着順をチェック

過去10年の出走馬180頭のうち、過去に東京競馬場・芝コースのレースに出走した経験を持つ馬は107頭いたが、その107頭の成績を直近の東京・芝コースのレースでの着順別にまとめると、「1着」組と「2着」組が連対率・3着内率で上位の数値を記録している。その一方で、「東京・芝コース不出走」組も10頭が3着以内に入っており、東京・芝コース未経験であっても軽視は禁物だろう。ただし、同組の3着内率は13.7%にとどまっていることから、直近の東京・芝コースのレースで連対していた馬をより重視した方がよさそうだ。〔表1〕

〔表1〕直近の東京・芝コースのレースでの着順別成績(過去10年)
着順 成績 勝率  連対率 3着内率
1着 3-5-1-27 8.3% 22.2% 25.0%
2着 3-2-1-13 15.8% 26.3% 31.6%
3着 0-0-0-8 0% 0% 0%
4着 0-0-0-8 0% 0% 0%
5着 0-0-0-6 0% 0% 0%
6〜9着 2-0-1-18 9.5% 9.5% 14.3%
10着以下 0-0-2-7 0% 0% 22.2%
東京・芝コース不出走 2-3-5-63 2.7% 6.8% 13.7%

オープンクラスの芝1600メートル戦での最高単勝人気に注目

過去10年の出走馬について、オープンクラスの芝1600メートル戦での最高単勝人気別に成績をまとめると、「1番人気」組が6勝、「3番人気」組が2勝を挙げている。「オープンクラス・芝1600メートル不出走」組は1勝のみながら、2着5回、3着3回で、連対率は2番手、3着内率は3番手の数値となっている。オープンクラスの芝1600メートル戦で上位人気に支持された経験を持つ馬だけでなく、オープンクラス・芝1600メートル戦に不出走の馬にも注目すると面白そうだ。〔表2〕

〔表2〕オープンクラスの芝1600メートル戦での最高単勝人気別成績(過去10年)
最高単勝人気 成績 勝率  連対率 3着内率
1番人気 6-2-0-24 18.8% 25.0% 25.0%
2番人気 0-2-2-15 0% 10.5% 21.1%
3番人気 2-0-2-11 13.3% 13.3% 26.7%
4番人気 0-0-2-16 0% 0% 11.1%
5番人気 0-1-1-11 0% 7.7% 15.4%
6〜9番人気 0-0-0-29 0% 0% 0%
10番人気以下 1-0-0-13 7.1% 7.1% 7.1%
オープンクラス・芝1600m不出走 1-5-3-31 2.5% 15.0% 22.5%

GⅠを除いた直近のレースでの位置取りに目を光らせろ

過去10年の出走馬について、GⅠを除いた直近のレースでの4コーナーの位置別に成績をまとめると、該当数は少ないものの3勝を挙げている「先頭」組が好走率でトップの数値を記録している。また、連対率を見ると、通過順が前の組ほど数値が高くなる傾向にある。〔表3〕

〔表3〕GTを除いた直近のレースでの4コーナーの位置別成績(過去10年)
4コーナーの位置 成績 勝率  連対率 3着内率
先頭 3-1-0-8 25.0% 33.3% 33.3%
2〜5番手 6-3-4-54 9.0% 13.4% 19.4%
6〜9番手 1-4-1-48 1.9% 9.3% 11.1%
10番以下 0-2-5-40 0% 4.3% 14.9%

GⅠを除いた直近の芝1600メートル戦を勝っていた馬が優勢

過去10年の出走馬について、GⅠを除いた直近の芝1600メートル戦での着順別に成績をまとめると、180頭中151頭にGⅠを除く芝1600メートル戦への出走歴があり、直近の該当レースで「1着」だった馬が連対率で20%を超えるなど好走率でトップとなっている。〔表4〕

〔表4〕GTを除いた直近の芝1600メートル戦での着順別成績(過去10年)
着順 成績 勝率  連対率 3着内率
1着 4-4-2-28 10.5% 21.1% 26.3%
2着以下 5-5-5-98 4.4% 8.8% 13.3%
該当レース不出走 1-1-3-24 3.4% 6.9% 17.2%

次に、GⅠを除いた直近の芝1600メートル戦で2着以下だった馬について、そのレースの勝ち馬とのタイム差別に成績を調べると、NHKマイルCで3着以内に入った15頭中14頭は、該当レースでの勝ち馬とのタイム差が「0秒5以内」だった。GⅠを除いた直近の芝1600メートル戦で「2着以下」だった馬は、そのレースでの勝ち馬とのタイム差をチェックしておきたい。〔表5〕

〔表5〕GTを除いた直近の芝1600メートル戦で2着以下だった馬の、そのレースの勝ち馬とのタイム差別成績(過去10年)
勝ち馬とのタイム差 成績 勝率  連対率 3着内率
0秒2以内 2-2-3-30 5.4% 10.8% 18.9%
0秒3〜0秒5 3-2-2-28 8.6% 14.3% 20.0%
0秒6以上 0-1-0-40 0% 2.4% 2.4%
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年明け以降の出走レースと騎手に注目

2012年以降過去6年の優勝馬について、年明け以降の出走レースと騎手を調べると、6頭とも年明け以降2回以上出走し、全てのレースで同じ騎手が騎乗していた。この6頭はNHKマイルCでも同じ騎手が騎乗している。今年もこの傾向が続くのか、年明け以降の出走数と騎手は調べておきたい。〔表6〕

(河野 道夫)

〔表6〕優勝馬の年明け以降の出走レースと騎手(過去6年)
年度 優勝馬 年明け以降のレースと騎手
2012年 カレンブラックヒル 新馬、こぶし賞、ニュージーランドT(全て秋山真一郎騎手)
2013年 マイネルホウオウ ジュニアC、スプリングS、ニュージーランドT(全て柴田大知騎手)
2014年 ミッキーアイル シンザン記念、アーリントンC(全て浜中俊騎手)
2015年 クラリティスカイ 弥生賞、皐月賞(全て横山典弘騎手)
2016年 メジャーエンブレム クイーンC、桜花賞(全てC.ルメール騎手)
2017年 アエロリット フェアリーS、クイーンC、桜花賞(全て横山典弘騎手)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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