今週の注目レース

サンスポ賞フローラステークス(GⅡ)

東京競馬場 2000メートル(芝)馬齢 (牝) 3歳オープン

出走馬情報

オハナ

牝3歳

調教師:堀宣行(美浦)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:ハウオリ
  • 母の父:キングカメハメハ
ここに注目!

祖母が名牝ノースフライトというに母系に、大種牡馬ディープインパクトを配し、血統背景は優秀。410キログラム台と馬体は大きくないが、弾力性に富んだフットワークは素質の高さを示している。今回のみならず、先々まで目が離せない存在だ。

昨年10月に重馬場で行われたメイクデビュー東京(芝1600メートル)を勝利。前々走の500万下・菜の花賞(中山・芝1600メートル)では、好スタートからスッと4番手を進むと直線で鮮やかに抜け出し、デビューから無傷の2連勝を飾った。前走のクイーンCは、ハイペースを中団馬群で脚を温存。デビュー2戦とは違う厳しい流れで、本来の瞬発力を欠いたものの、直線はジワジワと差を詰めて4着。重賞初挑戦で勝ち馬から0秒4差なら、合格点を与えられるレース内容と言えるだろう。この中間は休養を挟み、帰厩後は本レースに照準を合わせて入念な乗り込みを消化。小柄なりに馬体をふっくらと見せており、前走以上のパフォーマンスを発揮できそうだ。

サトノワルキューレ

牝3歳

調教師:角居勝彦(栗東)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:ヒアトゥウィン
  • 母の父:Roi Normand
ここに注目!

牡馬相手の500万下・ゆきやなぎ賞(阪神・芝2400メートル)を3コーナーからのロングスパートで勝ち、豊富なスタミナとスピードの持続力を証明。オークスに狙いを定めたローテーションが組まれており、ここは優先出走権(2着以内)が欲しいところだ。

昨年11月のメイクデビュー京都(芝1800メートル)は重馬場のタフなコンディションだったが、4コーナー手前で2番手に取りつくと、直線で力強く抜け出し優勝。前々走の500万下・梅花賞(京都・芝2400メートル)は3着に敗れたが、約2か月半の休み明けに加えて、直線で他の馬に寄られるシーンもあっただけに、敗因は明らかだ。前走の500万下・ゆきやなぎ賞はスローペースの中、レース序盤は離れた最後方でじっくりと脚を温存。3コーナー過ぎで一気に先頭へ並びかけると、直線では先に抜け出したエタリオウ(2着)をきっちりと捕らえて2勝目をマークした。今回は400メートルの距離短縮になるが、直線の長い東京・芝コースなら、能力全開が期待できるだろう。

ノームコア

牝3歳

調教師:萩原清(美浦)

  • 父:ハービンジャー
  • 母:クロノロジスト
  • 母の父:クロフネ
ここに注目!

骨折で6か月余りの休養を余儀なくされたものの、前走のフラワーCで勝ち馬から0秒3差の3着に入り、あらためて能力の高さを示した。休み明けを1度使われた上積みは大きく、レースセンスの良さからコース替わりも不問。今回も有力候補に挙げられる。

昨年7月のメイクデビュー福島(芝1800メートル)は、後続に3馬身1/2差をつけ、1分49秒1の好タイムで快勝。続く500万下・アスター賞(中山・芝1600メートル)では、スタートを決めて2番手を進み、直線で危なげなく押し切って無傷の2連勝を達成した。6か月余りの休み明けとなった前走のフラワーCは、ダッシュを利かせて2番手を追走。スローペースの展開が向いた面はあったものの、直線もしぶとく食い下がって3着に好走した。オープンクラスまで出世したハピネスダンサー(父メイショウサムソン)の半妹で、近親に重賞4勝のフサイチエアデールがいる筋が通った母系の出身。デビュー当時と比べて20キログラム以上増えた馬体が、本馬の優れた成長力を物語っている。

レッドベルローズ

牝3歳

調教師:鹿戸雄一(美浦)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:レッドファンタジア
  • 母の父:Unbridled's Song
ここに注目!

直線で他の馬と接触するシーンがあった前々走のクイーンC(10着)を除けば、2勝、3着1回の好成績で、ポテンシャルの高さは相当。パドック、返し馬でのテンションが高いので、気性面が成長してくればさらなる飛躍が期待できそうだ。

昨年11月のメイクデビュー東京(芝1600メートル)はスローペースの瞬発力勝負となったが、メンバー中最速となる上がり3ハロン33秒5(推定)の末脚を繰り出し、ラスト3ハロンのレースラップが11秒8−11秒2−11秒1という加速ラップを、ゴール寸前でハナ差捕らえて優勝。続くフェアリーSは、スタートで後手を踏みながらも3着に追い上げ、能力の高さを証明した。前々走のクイーンCは10着に敗れたが、前走の500万下・ミモザ賞(中山・芝2000メートル)では、400メートルの距離延長にすんなり対応し、スムーズに折り合って3番手を追走。抜群の手応えで直線を向くとあっさり抜け出して2勝目をマークした。今回、勝った勢いに乗って重賞タイトル獲得を狙う。

デュッセルドルフ

牝3歳

調教師:木村哲也(美浦)

  • 父:ノヴェリスト
  • 母:ガラディナー
  • 母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!

父ノヴェリストは、現役時代にキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSを筆頭にG14勝をマーク。現3歳世代が初年度産駒になるが、2勝を挙げる本馬が現時点での出世頭だ(4月15日終了時点)。父の評価を高めるためにも、ここで重賞タイトル獲得を目指す。

昨年9月のメイクデビュー中山(芝1600メートル)は、スローペースの瞬発力勝負になったが、馬群の外めを進出する正攻法のレース運びで抜け出し見事に優勝。3か月余りの休養を挟み、重賞初挑戦となった前々走のフェアリーSは直線の伸び脚を欠いて11着に敗れた。前走の500万下(中山・芝1600メートル)では、後方でじっくり脚をためると、メンバー中最速タイの上がり3ハロン35秒2(推定)の末脚を駆使し、横一線の追い比べを制して2勝目を挙げた。今回は初めての左回りコースに加え、400メートルの距離延長、さらに速い時計での決着になった時の対応など未知の部分を残すが、まだ3戦のキャリアで、成長の余地は十分。重賞のメンバーに入っても、引けを取らないはずだ。

サラキア

牝3歳

調教師:池添学(栗東)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:サロミナ
  • 母の父:Lomitas
ここに注目!

父がディープインパクト、母が独オークス(G1)を制したサロミナと、超のつく良血馬。ドイツ血統特有の重厚さに、父譲りの瞬発力がマッチして、将来性は十分。関東圏への長距離輸送をクリアできれば、上位争いが濃厚だ。

1月21日のメイクデビュー中京(芝1600メートル)はスタートで出遅れたが、ペースの緩んだ3コーナー過ぎで先頭集団の直後に取りつき、直線は開いたスペースからスパッと抜け出して快勝。キャリア1戦での重賞挑戦となった前走のチューリップ賞もスタートで後手を踏み、じっくり構えて後方待機策。スローペースで流れた分、上位争いには加われなかったものの、ラスト3ハロン33秒4(推定)の末脚を繰り出しており、阪神ジュベナイルフィリーズの1から3着馬に次ぐ4着は立派と言えるだろう。今回は400メートルの距離延長になるが、血統背景から歓迎の部類で、瞬発力が生かせる東京・芝コースも好材料。スタートに課題を残すが、強敵にもまれた前走の経験を糧に、好勝負をもくろむ。

ディアジラソル

牝3歳

調教師:高橋裕(美浦)

  • 父:アッミラーレ
  • 母:ノーザンスター
  • 母の父:カーネギー
ここに注目!

ここまで7戦のキャリアを誇り、デビュー戦を除く6戦で掲示板(5着以内)に載っている堅実派。今回は相手が強くなるが、血統背景を考えれば距離延長への不安は少なく、培ってきた経験を生かすことができれば、遜色のない競馬が可能だろう。

デビュー3戦目の未勝利(中山・芝1200メートル)で初勝利を挙げると、昇級初戦の500万下・サフラン賞(中山・芝1600メートル)で5着、続く500万下(東京・芝1400メートル)では4着に入った。約3か月半の休養を挟み、今年初戦となった前々走の500万下(中山・芝1600メートル)は、勝ったデュッセルドルフの決め手に屈したものの、直線で1度先頭のシーンを作り、クビ差の2着。前走の500万下(中山・芝1600メートル)は、残り200メートル付近で先頭に躍り出ると、後続の追い上げをハナ差しのいで2勝目をマークした。今回は400メートルの距離延長が鍵だが、自在性があって、展開に左右されにくいことはセールスポイント。前走では大幅に走破時計を詰めており、キャリアを重ねるごとに力をつけていることは明らかだ。

(京増 正臣)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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