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福島牝馬ステークス(GⅢ)

福島競馬場 1800メートル(芝)別定 (牝) 4歳以上オープン

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高額配当決着も珍しくないヴィクトリアマイルの前哨戦

2017年の福島牝馬Sは単勝4番人気以内の馬が1〜3着を占め、3連単の配当は2万4790円だったが、これは3連単が発売されるようになった2005年以降、レース史上2番目に低い配当であった。ちなみに、2005年以降の計13回中、過半数の7回は3連単の配当が10万円を超えており、2014〜2016年は3年連続で20万円を超える高額配当決着となっていた。今回は新潟競馬場で行われた2011年を含む過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。

外寄りの枠に入った馬は不振

過去10年の馬番別成績を調べると、「11〜16番」の馬は優勝例がなく、3着内率も10.2%にとどまっている。外寄りの枠に入った馬は割り引きが必要だ。〔表1〕

〔表1〕馬番別成績(過去10年)
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1番 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
2番 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0%
3番 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
4番 0-0-1-9 0% 0% 10.0%
5番 0-1-1-8 0% 10.0% 20.0%
6番 4-0-2-4 40.0% 40.0% 60.0%
7番 0-1-0-9 0% 10.0% 10.0%
8番 3-1-0-6 30.0% 40.0% 40.0%
9番 0-0-2-8 0% 0% 20.0%
10番 0-1-1-8 0% 10.0% 20.0%
11番 0-1-0-9 0% 10.0% 10.0%
12番 0-1-0-9 0% 10.0% 10.0%
13番 0-0-1-9 0% 0% 10.0%
14番 0-0-1-9 0% 0% 10.0%
15番 0-0-0-10 0% 0% 0%
16番 0-2-0-7 0% 22.2% 22.2%
1〜10番 10-6-8-76 10.0% 16.0% 24.0%
11〜16番 0-4-2-53 0% 6.8% 10.2%

なお、2013年以降の過去5年に限った馬番別成績では、「11〜16番」の馬が優勝例がないだけでなく、「1〜5番」の馬も連対例がなく、3着内率8.0%と苦戦している。近年の傾向を重視するならば、外寄りの枠に入った馬だけでなく、内寄りの枠に入った馬も過信禁物と見るべきだろう。〔表2〕

〔表2〕馬番別成績(過去5年)
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1番 0-0-1-4 0% 0% 20.0%
2番 0-0-0-5 0% 0% 0%
3番 0-0-0-5 0% 0% 0%
4番 0-0-0-5 0% 0% 0%
5番 0-0-1-4 0% 0% 20.0%
6番 4-0-1-0 80.0% 80.0% 100.0%
7番 0-1-0-4 0% 20.0% 20.0%
8番 1-1-0-3 20.0% 40.0% 40.0%
9番 0-0-1-4 0% 0% 20.0%
10番 0-1-0-4 0% 20.0% 20.0%
11番 0-0-0-5 0% 0% 0%
12番 0-1-0-4 0% 20.0% 20.0%
13番 0-0-0-5 0% 0% 0%
14番 0-0-1-4 0% 0% 20.0%
15番 0-0-0-5 0% 0% 0%
16番 0-1-0-3 0% 25.0% 25.0%
1〜5番 0-0-2-23 0% 0% 8.0%
6〜10番 5-3-2-15 20.0% 32.0% 40.0%
11〜16番 0-2-1-26 0% 6.9% 10.3%

実績馬が強い

過去10年の3着以内馬延べ30頭中26頭は、“4大場(東京、中山、京都、阪神)で行われた重賞”において4着以内に入った経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率5.6%と苦戦している。オープン特別や条件クラスのレース、もしくはローカル場(札幌、函館、福島、新潟、中京、小倉)の重賞でしか好走経験がない馬は評価を下げたい。〔表3〕

〔表3〕“4大場(東京、中山、京都、阪神)で行われた重賞”において4着以内に入った経験の有無別成績(過去10年)
経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 9-9-8-62 10.2% 20.5% 29.5%
なし 1-1-2-67 1.4% 2.8% 5.6%

前走の距離に注意

過去10年の前走の距離別成績を調べると、前走が「1800メートル未満」だった馬は連対例がなく、3着内率も6.8%にとどまっている。今回よりも短い距離のレースを経由してきた馬は、苦戦する可能性が高いようだ。〔表4〕

〔表4〕前走の距離別成績(過去10年)
前走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
1800m未満 0-0-3-41 0% 0% 6.8%
1800m以上 10-10-7-88 8.7% 17.4% 23.5%

近年は4歳馬が不振

過去5年の年齢別成績を調べると、「4歳」馬は優勝例がなく、3着内率も8.6%にとどまっている。明け4歳の馬は注目を集めがちな存在だが、このレースにおいては過信禁物と見るべきだろう。〔表5〕

〔表5〕年齢別成績(過去5年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
4歳 0-3-0-32 0% 8.6% 8.6%
5歳 3-2-3-18 11.5% 19.2% 30.8%
6歳 1-0-2-9 8.3% 8.3% 25.0%
7歳 1-0-0-5 16.7% 16.7% 16.7%

なお、年齢が「4歳」だった馬のうち、“同年に4大場(東京、中山、京都、阪神)で行われた1800メートル以上のレース”において優勝経験のなかった馬は全て4着以下に敗れている。4歳馬を比較する際は、年明け以降の4大場での実績を重視したい。〔表6〕

(伊吹 雅也)

〔表6〕「4歳」だった馬の、“同年に4大場(東京、中山、京都、阪神)で行われた1800メートル以上のレース”における優勝経験の有無別成績(過去5年)
優勝経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 0-3-0-3 0% 50.0% 50.0%
なし 0-0-0-29 0% 0% 0%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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