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マーチステークス(GⅢ)

中山競馬場 1800メートル(ダート)ハンデ 4歳以上オープン

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ダートの猛者が火花を散らすハンデキャップ重賞

2015年に単勝6番人気のマイネルクロップが勝利し、2016年には8番人気のショウナンアポロンが優勝、昨年は10番人気のインカンテーションが優勝と、伏兵馬の優勝が続いているマーチS。阪神競馬場で行われた2011年を除き、中山競馬場で行われた過去10回では、6番人気以下の馬の優勝が6回を数える。ハンデキャップレースでもあり、伏兵馬の台頭は常に警戒しておいた方がよさそうだ。そんなマーチSのレース傾向を探るべく、中山競馬場で行われた過去10回の結果を分析する。

前走の4コーナーでの位置取りをチェック

中山競馬場で行われた過去10回の出走馬のうち、前走がJRAのダートのレースだった馬について、そのレースでの4コーナーの位置別に成績を調べると、「先頭」組が勝率で断トツの数値を叩き出している。しかし、「先頭」組は2着と3着がなく、3着内率では「2〜4番手」組が僅かな差ながらトップに立っている。前走がJRAのダートのレースだった馬の中では、4コーナーを前めのポジションで通過していた馬に注目したい。〔表1〕

〔表1〕前走がJRAのダートのレースだった馬の、そのレースでの4コーナーの位置別成績(中山競馬場で行われた過去10回)
前走の4コーナーの位置 成績 勝率  連対率 3着内率
先頭 4-0-0-11 26.7% 26.7% 26.7%
2〜4番手 1-4-4-24 3.0% 15.2% 27.3%
5〜9番手 1-3-5-34 2.3% 9.3% 20.9%
10番手以下 2-2-1-23 7.1% 14.3% 17.9%
前走が地方のレース 2-1-0-21 8.3% 12.5% 12.5%
前走が芝のレース 0-0-0-14 0% 0% 0%
前走が障害のレース 0-0-0-1 0% 0% 0%

ハンデが重い方が好走率が高い

中山競馬場で行われた過去10回の出走馬の負担重量別成績をまとめると、「57.5キログラム以上」組が4勝を挙げるなど、好走率が最も高くなっている。一方、「53キログラム以下」組は1頭も3着以内に入っていない。ある程度の実績を有していて、ハンデが重い馬の方が優勢となっているようだ。〔表2〕

〔表2〕負担重量別成績(中山競馬場で行われた過去10回)
負担重量 成績 勝率  連対率 3着内率
53kg以下 0-0-0-11 0% 0% 0%
54〜55kg 4-4-3-55 6.1% 12.1% 16.7%
56〜57kg 2-5-5-47 3.4% 11.9% 20.3%
57.5kg以上 4-1-2-15 18.2% 22.7% 31.8%

馬番別成績にも特徴あり

中山競馬場で行われた過去10回の馬番別成績を、「1〜5番」「6〜10番」「11〜16番」の3グループに分けて調べてみると、優勝馬10頭中8頭は「11〜16番」の馬で、残る2頭は「1〜5番」の馬となっている。この2組は優勝馬の数こそ差があるものの、3着内率ではほぼ横並びとなっている。それに対し、「6〜10番」は優勝馬が出ていないだけでなく、好走率でも数値が最も低い。ちなみに、阪神競馬場で行われた2011年を除くと、「6〜10番」の馬で最後に優勝したのは、2003年のスマートボーイとなっている。〔表3〕

〔表3〕馬番別成績(中山競馬場で行われた過去10回)
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1〜5番 2-5-5-38 4.0% 14.0% 24.0%
6〜10番 0-2-2-45 0% 4.1% 8.2%
11〜16番 8-3-3-45 13.6% 18.6% 23.7%
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年明け以降の出走回数に注目

2013年以降の優勝馬5頭について年明け以降の出走回数を調べると、いずれも年明け以降に2戦以上していた。今年も年明け以降に2戦以上していた馬が優勝するのか、注目してみたい。〔表4〕

(河野 道夫)

〔表4〕優勝馬の同年の年明け以降の出走回数(過去5年)
年度 優勝馬 出走回数
2013年 グランドシチー 2戦
2014年 ソロル 2戦
2015年 マイネルクロップ 3戦
2016年 ショウナンアポロン 3戦
2017年 インカンテーション 2戦

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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