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報知杯弥生賞(GⅡ)

中山競馬場 2000メートル(芝)馬齢 3歳オープン

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春のクラシックにつながる大切な一戦

一昨年の優勝馬マカヒキは皐月賞で2着、そして続く日本ダービーを制して世代の頂点に輝いた。また、昨年の3着馬ダンビュライトは皐月賞でも3着。それらを含めて、過去10年の弥生賞の出走馬から、毎年少なくとも1頭は皐月賞または日本ダービーで3着以内に入っている。それだけに、3歳馬にとっては春のクラシックにつながる重要な一戦に位置付けられている。その一戦の傾向を過去10年のデータをもとに見ていくことにしたい。

単勝人気別の成績をチェック

過去10年の優勝馬10頭のうち8頭は、単勝2番人気以内に支持されていた。残る2頭は、2012年のコスモオオゾラ(9番人気)と2013年のカミノタサハラ(6番人気)で、どちらも関東馬だった。単勝オッズ別の成績も調べてみると、6.9倍以下の馬は8勝を挙げているが、2着は3回、3着は2回とそれほど多くない。ちなみに、過去10年で3着以内を4番人気以内の馬が独占したのは、2014年と2016年の2回だけ。5番人気以下の馬が3着以内に食い込むケースが多いことは覚えておきたい。〔表1〕〔表2〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 5-2-0-3 50.0% 70.0% 70.0%
2番人気 3-1-2-4 30.0% 40.0% 60.0%
3〜5番人気 0-4-4-22 0% 13.3% 26.7%
6〜10番人気 2-3-4-41 4.0% 10.0% 18.0%
11番人気以下 0-0-0-25 0% 0% 0%
〔表2〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
1.9倍以下 3-1-0-1 60.0% 80.0% 80.0%
2.0〜3.9倍 3-1-1-4 33.3% 44.4% 55.6%
4.0〜6.9倍 2-1-1-7 18.2% 27.3% 36.4%
7.0〜9.9倍 0-3-3-11 0% 17.6% 35.3%
10.0〜14.9倍 0-0-1-5 0% 0% 16.7%
15.0〜29.9倍 2-2-2-18 8.3% 16.7% 25.0%
30倍以上 0-2-2-49 0% 3.8% 7.5%

前走のレースにも注目

過去10年の出走馬の前走のレース別成績を調べてみると、3着以内馬30頭中22頭は前走でも重賞に出走していた。その中でも特筆できるのは、前走が芝1600メートルの重賞だった馬の3着内率が50%を超えている点だろう。その他で注目したいのは、オープン特別の若駒Sから臨んだ馬が好相性を示していること。2005年の三冠馬ディープインパクトも、若駒Sから臨んで弥生賞を優勝した。〔表3〕

〔表3〕前走のレース別成績(過去10年)
前走のレース 成績 勝率 連対率 3着内率
芝2000mの重賞 4-2-3-18 14.8% 22.2% 33.3%
芝1800mの重賞 2-1-2-14 10.5% 15.8% 26.3%
芝1600mの重賞 1-3-4-7 6.7% 26.7% 53.3%
若駒S 2-1-0-2 40.0% 60.0% 60.0%
その他のオープン特別 0-0-0-7 0% 0% 0%
500万下 1-2-1-31 2.9% 8.6% 11.4%
新馬、未勝利 0-1-0-11 0% 8.3% 8.3%
地方のレース 0-0-0-5 0% 0% 0%
  • 注記:2013年までのホープフルSは「オープン特別」、2014年以降のホープフルSは「重賞」として集計

前走好走馬が優勢だが

過去10年の優勝馬10頭のうち8頭は、前走で勝利を挙げていた。残る2頭は前走で4着と5着に敗れていた馬で、6着以下だった馬は優勝していない。また、前走1着馬が3着になっていない点も特徴的。そのあたりを加味して、フォーメーションを組み立ててみる手はありそうだ。〔表4〕

〔表4〕前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 8-4-0-43 14.5% 21.8% 21.8%
2着 0-2-5-7 0% 14.3% 50.0%
3着 0-0-2-9 0% 0% 18.2%
4着 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
5着 1-0-0-6 14.3% 14.3% 14.3%
6着以下 0-2-2-24 0% 7.1% 14.3%

単勝2番人気で勝利していた実績に注目!?

過去10年の弥生賞では、2010年を除き「5走前までに単勝2番人気で勝利を挙げていた」という実績を持つ馬が連対している。今年もこういった戦歴を持っている馬がエントリーしているかどうか、チェックしておくことをお勧めしたい。〔表5〕

〔表5〕5走前までに単勝2番人気で1着になったことがある、弥生賞連対馬一覧(過去10年)
年度 着順 馬名 該当レース
2008年 1着 マイネルチャールズ 2走前 ホープフルS
2着 ブラックシェル 2走前 福寿草特別
2009年 1着 ロジユニヴァース 前走 ラジオNIKKEI杯2歳S
2011年 2着 プレイ 5走前 未勝利
2012年 1着 コスモオオゾラ 3走前 未勝利
2013年 1着 カミノタサハラ 3走前 新馬
2014年 1着 トゥザワールド 2走前 黄菊賞
2着 ワンアンドオンリー 4走前 未勝利
2015年 1着 サトノクラウン 2走前 新馬
2016年 2着 リオンディーズ 前走 朝日杯FS
2017年 2着 マイスタイル 前走 こぶし賞
  • 注記:該当レースが複数ある場合は直近のものを掲載
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連対率100%の馬が4年連続で優勝中

過去4年の弥生賞では、過去のレースが全て2着以内、つまり「連対率が100%だった」という馬の優勝が続いている。今年も3着以下に敗れた経験のない馬には要注目だ。〔表6〕

(浅野 靖典)

〔表6〕過去4年の優勝馬の弥生賞までの成績
年度 優勝馬 弥生賞までの成績
2014年 トゥザワールド 4戦3勝、2着1回
2015年 サトノクラウン 2戦2勝
2016年 マカヒキ 2戦2勝
2017年 カデナ 4戦2勝、2着2回

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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