今週の注目レース

阪急杯(GⅢ)

阪神競馬場 1400メートル(芝)別定 4歳以上オープン

データ分析関連動画

古馬短距離界のさらなる高みへ

阪急杯は、高松宮記念や安田記念といった春の短距離戦線の大舞台を目指す4歳以上の強豪が激突する一戦だ。過去10年で単勝1番人気馬は2勝2着2回と、その信頼度は高くない。しかし、勝利を挙げた2頭が共に次走の高松宮記念で連対を果たしている点には注目できるだろう。過去10年の結果から、好走馬に共通するポイントを探ってみよう。

前走の4コーナーを好位で通過していた馬が優勢

過去10年の出走馬について、前走の4コーナーの位置別成績を調べると、前走がJRAのレースだった馬の中では、好走率で「2〜4番手」組がトップに立っており、連対馬延べ20頭中10頭を同組が占めている。しかし、3着には「10番手以下」組が6頭、「5〜9番手」組が3頭と、前走の4コーナーを中団から後方で通過していた馬が多く入っている。〔表1〕

〔表1〕前走の4コーナーの位置別成績(過去10年)
前走の4コーナーの位置 成績 勝率  連対率 3着内率
先頭 0-1-0-7 0% 12.5% 12.5%
2〜4番手 6-4-1-32 14.0% 23.3% 25.6%
5〜9番手 1-2-3-40 2.2% 6.5% 13.0%
10番手以下 1-3-6-48 1.7% 6.9% 17.2%
前走が海外のレース 2-0-0-0 100% 100% 100%
前走が地方のレース 0-0-0-1 0% 0% 0%

過去2走の距離に注目

過去10年の出走馬について、過去2走の距離別に成績を調べると、「前々走と前走が同じ距離」だった馬が7勝を挙げており、勝率でもトップの数値をマークしている。その一方で、連対率と3着内率では各組の数値が拮抗している。この辺りはフォーメーションを組む場合には、参考にすると面白そうなデータだ。〔表2〕

〔表2〕過去2走の距離別成績(過去10年)
過去2走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
前々走と前走が同じ距離 7-2-5-55 10.1% 13.0% 20.3%
前々走より前走の距離が短い 2-3-3-32 5.0% 12.5% 20.0%
前々走より前走の距離が長い 1-5-2-41 2.0% 12.2% 16.3%
ウインファイブ対象レース
勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

過去2走の条件をチェック

2009年以降過去9年の優勝馬の過去2走の条件は、9頭中5頭が「前々走より前走のレース格が上」となっており、残る4頭は「前々走がGⅠ」となっている。つまり、前々走がGⅠ以外のレースで、前々走より前走の格が低かった馬は1頭も優勝していない。出走馬の臨戦過程は、今年もチェックしてみたい。〔表3〕

(河野道夫)

〔表3〕優勝馬の過去2走の条件(過去9年)
年度 優勝馬 前々走 前走
2009年 ビービーガルダン GⅠ GⅢ
2010年 エーシンフォワード オープン特別 GⅢ
2011年 サンカルロ オープン特別 GⅡ
2012年 マジンプロスパー 1600万下 GⅢ
2013年 ロードカナロア GⅠ GⅠ
2014年 コパノリチャード GⅠ GⅡ
2015年 ダイワマッジョーレ GⅢ GⅡ
2016年 ミッキーアイル GⅠ GⅠ
2017年 トーキングドラム 1600万下 オープン特別

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: