今週の注目レース

フェブラリーステークス(GⅠ)

東京競馬場 1600メートル(ダート)定量 4歳以上オープン

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今年最初のGⅠは府中のマイルで競うダート王決定戦

近年のフェブラリーSでは、2014年に16頭立て16番人気のコパノリッキーが勝利を収める波乱の結果となったほか、2012年に7番人気のテスタマッタ、2009年に6番人気のサクセスブロッケンが優勝するなど、伏兵馬の活躍が目立っている。その一方で、1番人気馬は過去10年で3着以内に8回入っており、その支持に応える走りを見せている。今回は、過去10年の結果からレースの傾向を探っていく。

内・外寄りの馬番が高勝率

過去10年の馬番別成績を調べると、優勝馬10頭中9頭は「1〜4番」または「13〜16番」の馬で、勝率と連対率ではこの2組が「5〜8番」と「9〜12番」を大きくリードしている。中でも、「13〜16番」は連対馬20頭中9頭を占めている。フォーメーションを組む際には、参考にすると面白そうなデータだ。〔表1〕

〔表1〕馬番別成績(過去10年)
馬番 成績 勝率  連対率 3着内率
1〜4番 4-2-2-32 10.0% 15.0% 20.0%
5〜8番 0-2-2-36 0% 5.0% 10.0%
9〜12番 1-2-5-31 2.6% 7.7% 20.5%
13〜16番 5-4-1-30 12.5% 22.5% 25.0%

前年のチャンピオンズC出走組が優勢

過去10年の出走馬について、前年のチャンピオンズC(2013年まではジャパンカップダートの名称で開催)での着順別に成績を調べると、前年のチャンピオンズCに出走していた馬の方が出走していなかった馬より好走馬が多く、好走率も高くなっている。3着内率で「1着」・「2着」組が60%以上の数値をマークしているほか、「10着以下」組も連対率31.3%、3着内率37.5%と高い数値になっている。前年のチャンピオンズCに出走していた馬は、たとえ大敗していたとしても軽視できないだろう。〔表2〕

〔表2〕前年のチャンピオンズCでの着順別成績(過去10年)
着順 成績 勝率  連対率 3着内率
1着 3-0-2-2 42.9% 42.9% 71.4%
2着 0-1-2-2 0% 20.0% 60.0%
3着 0-1-0-4 0% 20.0% 20.0%
4着 0-0-3-5 0% 0% 37.5%
5着 1-0-1-4 16.7% 16.7% 33.3%
6〜9着 1-2-0-13 6.3% 18.8% 18.8%
10着以下 3-2-1-10 18.8% 31.3% 37.5%
該当レース不出走 2-4-1-89 2.1% 6.3% 7.3%
  • 注記:チャンピオンズCは2013年までジャパンカップダートの名称で行われていた

直近の重賞実績に注目

過去10年の出走馬について、過去3走のうち直近で出走していたGⅡ・JpnⅡ、GⅢ・JpnⅢでの着順別に成績をまとめると、3着以内馬30頭中26頭は該当したレースで「1〜3着」、もしくは過去3走がいずれもGⅠ・JpnⅠだった。直近のGⅡやGⅢで上位争いに加わっていた実績のある馬や、近走でGⅠ・JpnⅠだけに出走していた馬には、今年も注目してみたい。〔表3〕

〔表3〕過去3走のうち直近で出走していたGⅡ・JpnⅡ、GⅢ・JpnⅢでの着順別成績(過去10年)
着順 成績 勝率  連対率 3着内率
1着 5-2-4-20 16.1% 22.6% 35.5%
2着 1-1-0-15 5.9% 11.8% 11.8%
3着 1-2-0-13 6.3% 18.8% 18.8%
4着 0-0-1-8 0% 0% 11.1%
5着 0-0-0-8 0% 0% 0%
6〜9着 0-0-1-28 0% 0% 3.4%
10着以下 0-0-1-16 0% 0% 5.9%
過去3走全てGⅠ・JpnⅠ 3-4-3-13 13.0% 30.4% 43.5%
GⅠ・JpnⅠには出走していたが
GⅡ・JpnⅡ、GⅢ・JpnⅢ不出走
0-1-0-4 0% 20.0% 20.0%
過去3走で重賞不出走 0-0-0-4 0% 0% 0%

近走のダート1600メートル以上戦での実績は要チェック

過去10年の出走馬について、過去4走でダート1600メートル以上のレースで3着以内に入った回数別に成績をまとめると、「4回」組と「3回」組が好走率で「2回」・「1回」・「0回」の各組を大きく上回る数値をマークしている。また、3着以内に入った回数が少なくなるほど好走率も下がる傾向にある。近走の距離と着順はチェックしておいた方がよさそうだ。〔表4〕

〔表4〕過去4走でダート1600メートル以上のレースで3着以内に入った回数別成績(過去10年)
3着以内に入った回数 成績 勝率  連対率 3着内率
4回 2-3-2-7 14.3% 35.7% 50.0%
3回 4-2-2-11 21.1% 31.6% 42.1%
2回 3-2-3-27 8.6% 14.3% 22.9%
1回 1-3-3-28 2.9% 11.4% 20.0%
0回 0-0-0-56 0% 0% 0%
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年明け後の戦績に目を光らせろ

2013年以降の優勝馬5頭の年明けからフェブラリーSまでの間の成績を調べてみると、年明け後に2回以上出走していた馬はおらず、5頭中3頭は“1戦1勝”、残る2頭は年明け後不出走だった。ちなみに、過去10年に範囲を広げても、優勝馬は年明け後に1走して3着以内だった馬か、年明け後不出走だった馬に限られており、年明け後のレースで4着以下に敗れていた馬の優勝はない。〔表5〕

(河野道夫)

〔表5〕優勝馬の同年の年明け後の戦績(過去5年)
年度 優勝馬 戦績
2013年 グレープブランデー 東海S1着
2014年 コパノリッキー 年明け後不出走
2015年 コパノリッキー 東海S1着
2016年 モーニン 根岸S1着
2017年 ゴールドドリーム 年明け後不出走

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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