今週の注目レース

ダイヤモンドステークス(GⅢ)

東京競馬場 3400メートル(芝)ハンデ 4歳以上オープン

出走馬情報

フェイムゲーム

せん8歳

調教師:宗像義忠(美浦)

  • 父:ハーツクライ
  • 母:ホールオブフェーム
  • 母の父:アレミロード
ここに注目!

2014年と2015年の本レースを連覇するなど、現役馬の中でも屈指の長距離適性を誇る。前走のステイヤーズSは2着だったが、勝ったアルバートが強すぎた印象。条件のそろった今回は、自身6度目の重賞制覇が可能だろう。

「前走のステイヤーズS(2着)は、スムーズなレースができて最後の直線では一旦先頭に立ちましたが、勝った馬(アルバート)にあの脚を使われたのでは相手を褒めるしかないでしょう。その後は短期放牧で英気を養い、牧場でも乗り込んでから美浦トレーニング・センターに戻りました。今年で8歳ですが、まだ馬体に衰えは感じられませんし、スタミナが豊富なので、長い距離はぴったりです。馬場コンディションも問わないので、重賞獲得数を増やしたいです」と、陣営は本馬の長距離適性に自信を持っている。2013年の京成杯を皮切りに重賞を5勝マークしている実力馬。アルバートが不在の今回のメンバーなら、堂々の主役候補と言える。

プレストウィック

牡7歳

調教師:武藤善則(美浦)

  • 父:ダイワメジャー
  • 母:フーラクサ
  • 母の父:Linamix
ここに注目!

前走のステイヤーズSでは強豪2頭(アルバート=1着、フェイムゲーム=2着)に次ぐ3着に健闘。長距離レースなら重賞制覇も視野に入っている。この中間も調教で好調をアピールしているだけに、待望のタイトル奪取の期待が高まる。

「前々走のアルゼンチン共和国杯(9着)は不完全燃焼のレースになりましたが、前走のステイヤーズS(3着)はこの馬の形でレースができました。結果的には上位の2頭が強すぎた印象ですが、重賞制覇への見通しがつきましたので、ここは楽しみな一戦です。スタミナには不安がありませんし、中間も順調なので期待しています」と、厩舎スタッフは本馬のケアに懸命だ。まだ重賞の勝ち鞍こそないが、昨年の夏にはオープン特別・丹頂S(札幌・芝2600メートル)を快勝。また、芝3000メートルを超える重賞で3度掲示板(5着以内)を確保している。東京コースも対応可能なタイプだけに、ここで重賞タイトルに手が届くかもしれない。

ソールインパクト

牡6歳

調教師:戸田博文(美浦)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:クリームオンリー
  • 母の父:Exchange Rate
ここに注目!

前走の日経新春杯は案外の結果(11着)だったが、前々走のアルゼンチン共和国杯ではスワーヴリチャードの2着に好走。その際には、セダブリランテス(3着)やアルバート(4着)といった強敵に先着を果たしている。相性のいい東京コースなら、巻き返しが可能だろう。

「前走の日経新春杯は、スローペースで瞬発力を要求される流れになりました。また、外枠(12頭立ての7枠10番)スタートから終始外を回る形になった展開も厳しかったと思います。ただ、スタミナが豊富な馬で、広い東京コースに替わるのも歓迎材料です。前々走のアルゼンチン共和国杯(2着)のように道中でロスなく追走できれば、上位争いも可能でしょう」と、厩舎サイドは巻き返しに向けて意欲的な姿勢を示している。やや勝ち味に遅い面はあるが、2014年の東京スポーツ杯2歳S3着、ホープフルS4着、2015年の京成杯4着、前述の2017年アルゼンチン共和国杯2着と、重賞実績は十分。ここも軽視はできない。

ホウオウドリーム

牡4歳

調教師:矢作芳人(栗東)

  • 父:ルーラーシップ
  • 母:メジロドーベル
  • 母の父:メジロライアン
ここに注目!

東京・芝コースでは4戦3勝と、高いコース適性を示している。前走の1600万下・早春S(東京・芝2400メートル)は、休養明けで馬体が絞り切れず4着に敗れたが、ゴール前では上々の伸び脚を見せていた。ここは格上挑戦でも注意が必要だ。

「前走の1600万下・早春Sは、休養明けのレースで思うように馬体が絞れず(プラス10キログラムの498キログラム)、あとひと伸びがありませんでした。ただ、ゴール前では上位3頭に迫る伸び脚を見せていたので、次につながる内容は残せたと思います。今回は中2週になりますから、馬体も絞れてくるでしょう。格上挑戦で相手は強化されますが、昨年9月に神戸新聞杯(12着)を使った頃よりも成長を感じるので、見劣りしないはずです」と、陣営は意欲的な姿勢を示している。トップスピードに乗るまでに時間がかかるタイプで、距離延長がプラスに働く可能性は十分。実績上位の馬たちを撃破するかもしれない。

リッジマン

牡5歳

調教師:庄野靖志(栗東)

  • 父:スウェプトオーヴァーボード
  • 母:アドマイヤモンロー
  • 母の父:Caerleon
ここに注目!

1600万下クラスの身で臨んだ前走のオープン特別・万葉S(京都・芝3000メートル)で2着に好走。今回も格上挑戦になるが、スタミナは十分の馬だ。うまく流れに乗って末脚を発揮できれば、上位争いに加わっても不思議はない。

「以前は口向きの悪い面がありましたが、ここにきてそれも解消してきたので、精神面での成長を感じます。前走のオープン特別・万葉Sは惜しい2着でしたが、格上挑戦で好勝負を演じてくれので、収穫の大きな一戦になりました。今回はさらに相手が強化されますが、この馬も地力をアップしています。スタミナを要求される流れになれば、容易にはバテないこの馬のセールスポイントが生きるでしょう」と、陣営は本馬の成長を感じ取っている。洋芝の2600メートルで2勝をマークしているように、持久力に優れたタイプ。地方競馬所属時の2015年札幌2歳S(7着)以来の重賞挑戦になるが、侮れない一頭だ。

レジェンドセラー

牡4歳

調教師:木村哲也(美浦)

  • 父:ルーラーシップ
  • 母:トップセラー
  • 母の父:スペシャルウィーク
ここに注目!

昨年の秋に1000万下(京都・芝2400メートル)、1600万下・オリオンS(阪神・芝2400メートル)を連勝し、本格化を遂げた。前走のアメリカジョッキークラブCは7着だったが、道中の追走に余裕がなく、距離不足だった印象。芝3400メートルの今回は前進が見込めるはずだ。

「前走のアメリカジョッキークラブC(7着)は、追走に少し苦労していたように、距離不足だったのかもしれません。ただ、今後に向けてよい経験になったと思います。今回は距離が芝3400メートルに延びるので、レースはしやすいでしょう。トップスピードに乗るまでに時間を要すタイプですから、直線の長い東京コースへの舞台替わりも歓迎材料です」と、厩舎スタッフは条件好転を強調した。4歳でまだまだ今後の成長が望める一頭。2度目の重賞挑戦となる今回は、オープンクラスのレースへの慣れも見込めるはずで、前走とは一変した内容を見せても不思議はない。

グランアルマダ

牡6歳

調教師:西園正都(栗東)

  • 父:ダイワメジャー
  • 母:レディスキッパー
  • 母の父:クロフネ
ここに注目!

前々走のステイヤーズS6着、前走のオープン特別・万葉S(京都・芝3000メートル)5着と、逃げる形が身についてからはオープンクラスでも見せ場を作っている。今回は末脚勝負のタイプが多いメンバー構成だけに、単騎逃げならチャンスも広がりそうだ。

「久々の重賞挑戦となった昨年の産経賞オールカマー(15着)は見せ場を作れませんでしたが、ここ2戦は逃げて粘りを見せてくれたので、重賞でも通用する手応えがつかめました。この距離なら先手を奪いやすいですし、スタミナ面も強化していますから、うまく自分の形に持ち込むことができればチャンスがあるでしょう」と、厩舎サイドは本馬の地力強化を強調した。前走のオープン特別・万葉Sは、後続にかわされても簡単に下がることはなく、勝ち馬から0秒6差の5着に健闘。上位4頭はいずれも本馬より軽いハンデだったことを考えれば、内容は着順以上に濃かったはず。今回は逃げ切りも視野に入ってきそうだ。

ハッピーモーメント

牡8歳

調教師:角居勝彦(栗東)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:アドマイヤハッピー
  • 母の父:トニービン
ここに注目!

近走はひと息のレース内容が続いているが、昨年の目黒記念では3着に好走。地力は十分で、左回りの長距離がベストのタイプだ。放牧休養の効果でリフレッシュが見込める今回は、本領発揮のシーンが期待できそうだ。

「前走のアルゼンチン共和国杯(10着)の後は放牧へ出していましたが、このダイヤモンドSを視野に入れて栗東トレーニング・センターに帰厩しました。調教の動きもひと追いごとに上向いているので、上々の出走態勢が整うでしょう。使い込むよりも、フレッシュな状態の時の方が力を出せるタイプです。左回りの長距離がベストで、今回はいい条件が整いましたから、上位争いに加わりたいです」と、スタッフは本馬の仕上げに汗を流している。昨年の目黒記念では3着に好走しており、ここでも能力は見劣りしないはず。以前と比較してトモの力強さが増しているだけに、休み明け初戦から好走が期待される。

(片野 昌一)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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