今週の注目レース

アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)

中山競馬場 2200m(芝・外)別定 4歳以上オープン

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春のビッグタイトルに向けたGⅡ

アメリカジョッキークラブCでは、昨年まで4年連続で単勝7番人気以下の馬が3着以内に入っている。有馬記念の約1か月後という時期ではあるが、早くも重賞戦線は春のビッグタイトルへと動き出していく。とはいえ寒さが厳しい時季だけに、こういった時季を得意とする“季節巧者”が台頭するケースも多い。そのあたりも気にしながら、過去10年のデータからレースの傾向を読み取って臨みたい一戦だ。

ベテラン勢が活躍

過去10年での4歳馬の優勝はゼロ。2000年までは若い世代が優勢という傾向があったが、2001年以降に限れば4歳で優勝したのは、2007年のマツリダゴッホだけとなっている。また、過去10年で5歳馬は4頭が優勝し、6歳馬は3頭が優勝しているが、5・6歳馬で2着に入ったのは2014年のサクラアルディート(6歳)だけというのは気になるところ。2着には7歳と8歳から計7頭と、このあたりの分布はフォーメーションを組む際に参考にできるかもしれない。〔表1〕

〔表1〕年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
4歳 0-2-2-12 0% 12.5% 25.0%
5歳 4-0-3-22 13.8% 13.8% 24.1%
6歳 3-1-3-30 8.1% 10.8% 18.9%
7歳 3-3-1-23 10.0% 20.0% 23.3%
8歳 0-4-1-11 0% 25.0% 31.3%
9歳以上 0-0-0-14 0% 0% 0%

単勝オッズ別の成績に特徴あり

過去10年の単勝人気別成績を調べると、単勝1倍台に推された馬は3頭のうち2頭が優勝しているが、「2.0〜4.9倍」のエリアは13頭が出走して未勝利。それに続く「5.0〜6.9倍」の馬が4勝2着2回と良好な成績になっている。また、「10.0〜14.9倍」から連対馬が3頭出ているが、「15.0〜19.9倍」の馬は3着まで。「20.0〜49.9倍」からは2着馬が5頭出ているものの、1着と3着がゼロとなっている点が特徴的だ。〔表2〕

〔表2〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
1.9倍以下 2-0-0-1 66.7% 66.7% 66.7%
2.0〜4.9倍 0-2-2-9 0% 15.4% 30.8%
5.0〜6.9倍 4-2-0-5 36.4% 54.5% 54.5%
7.0〜9.9倍 2-0-4-10 12.5% 12.5% 37.5%
10.0〜14.9倍 2-1-2-9 14.3% 21.4% 35.7%
15.0〜19.9倍 0-0-2-3 0% 0% 40.0%
20.0〜49.9倍 0-5-0-25 0% 16.7% 16.7%
50倍以上 0-0-0-50 0% 0% 0%

前走のレース別の成績もチェック

過去10年の前走のレース別成績をまとめてみると、有馬記念や、天皇賞(春)、天皇賞(秋)、ジャパンカップから臨んだ馬が好成績を挙げているほか、金鯱賞とステイヤーズSから臨んだ馬が計3勝を挙げている。しかし、その他のGⅠ・GⅡから臨んで3着以内に入った馬はゼロ。また、前走GⅢで好走馬が多いのは中山金杯組、前走オープン特別ではディセンバーS組しか3着以内に入っていない。〔表3〕

〔表3〕前走のレース別成績(過去10年)
前走のレース 成績 勝率 連対率 3着内率
有馬記念 4-2-1-9 25.0% 37.5% 43.8%
天皇賞(春)・天皇賞(秋)・
ジャパンカップ
1-1-1-3 16.7% 33.3% 50.0%
その他のGⅠ 0-0-0-7 0% 0% 0%
金鯱賞 2-0-2-3 28.6% 28.6% 57.1%
ステイヤーズS 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
その他のGⅡ 0-0-0-9 0% 0% 0%
中山金杯 2-2-1-25 6.7% 13.3% 16.7%
その他のGⅢ 0-3-1-6 0% 30.0% 40.0%
ディセンバーS 0-2-2-5 0% 22.2% 44.4%
その他のオープン特別 0-0-0-18 0% 0% 0%
1600万下 0-0-2-18 0% 0% 10.0%

オープン特別での成績にも要注目

過去10年のアメリカジョッキークラブCでは、「5走前までにオープン特別で連対していた」という馬が、2009年、2010年、2017年を除いて1頭ずつ2着以内に入っている。重賞戦線を歩んできた馬や上昇中の馬が出走するケースが多い一戦だが、今年もこの経歴を持っている馬がいるかどうか、チェックしておくことをおすすめしたい。〔表4〕

〔表4〕5走前までにオープン特別で2着以内に入っていた、アメリカJCC連対馬一覧(過去10年)
年度 着順 馬名 該当レース
2008年 1着 エアシェイディ 2走前 キャピタルS 2着
2011年 1着 トーセンジョーダン 3走前 アイルランドT 1着
2012年 2着 ナカヤマナイト 前走 ディセンバーS 1着
2013年 1着 ダノンバラード 2走前 アンドロメダS 1着
2014年 2着 サクラアルディート 5走前 大阪城S 2着
2015年 2着 ミトラ 5走前 パラダイスS 1着
2016年 2着 スーパームーン 前走 ディセンバーS 2着
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2走前までにGⅡで2着に入っていた馬が3年連続で優勝中

最近3年のアメリカジョッキークラブCでは、2走前までにGⅡで2着になったことがある馬が優勝している。近走のGⅡで惜敗していた馬がここで巻き返す事例が続いているだけに、今年もこの経歴がある馬が出走してきたら注目しておきたい。〔表5〕

(浅野靖典)

〔表5〕過去3年の優勝馬が2走前までに2着となっていたGⅡ
年度 優勝馬 該当レース
2015年 クリールカイザー 2走前 アルゼンチン共和国杯 2着
2016年 ディサイファ 前走 金鯱賞 2着
2017年 タンタアレグリア 2走前 阪神大賞典 2着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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