今週の注目レース

フェアリーステークス(GⅢ)

中山競馬場 1600m(芝・外)別定 (牝) 3歳オープン

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波乱も多い3歳牝馬の新春重賞

2009年から1月の中山・芝1600mで行われているが、それ以降は単勝7番人気以下の馬が3着以内に12頭も入っており、そのうち優勝馬4頭を含む8頭は10番人気以下だったように、波乱の決着が多くなっている。2018年は人気馬が上位を占めるのか、それとも伏兵が台頭するのか? 年初を飾る3歳牝馬の一戦を前に、過去9年の結果からレース傾向に迫っていこう。

デビュー戦での着順に注目

過去9年の出走馬のデビュー戦での着順を調べてみると、好走率でトップとなっているのはデビュー戦「6〜9着」組。2017年は1、2着をデビュー戦「1着」馬が占めたが、2016年にはデビュー戦「6着」のダイワドレッサーが2着、2015年はデビュー戦「6着」のノットフォーマルが勝利し、2着に同「6着」のローデッドが入るなど、「6〜9着」組の活躍が目立つ。3着以内馬27頭中19頭を占める「1〜3着」組も無視できないが、デビュー戦で6着以下に敗れていた馬は軽視禁物だろう。〔表1〕

〔表1〕デビュー戦での着順別成績(過去9年)
デビュー戦での着順 成績 勝率  連対率 3着内率
1着 4-4-5-54 6.0% 11.9% 19.4%
2着 1-1-2-12 6.3% 12.5% 25.0%
3着 1-1-0-15 5.9% 11.8% 11.8%
4着 0-0-1-10 0% 0% 9.1%
5着 0-0-0-7 0% 0% 0%
6〜9着 3-3-1-11 16.7% 33.3% 38.9%
10着以下 0-0-0-8 0% 0% 0%

芝1600m以上での勝利実績が重要

過去9年の出走馬について、過去に優勝した芝のレースの最長距離別に成績をまとめると、連対馬18頭中16頭は芝1600m以上のレースで優勝経験がある馬だった。芝1600m以上のレースを優勝した実績は、少なからぬアドバンテージになっているようだ。〔表2〕

〔表2〕過去に優勝した芝のレースの最長距離別成績(過去9年)
最長距離 成績 勝率  連対率 3着内率
芝1200m以下 1-0-0-16 5.9% 5.9% 5.9%
芝1300〜1500m 0-1-2-30 0% 3.0% 9.1%
芝1600m以上 8-8-5-59 10.0% 20.0% 26.3%
芝未勝利 0-0-2-12 0% 0% 14.3%

芝1600m以上での単勝人気にも注目

過去9年の出走馬について、芝1600m以上のレースでの最高単勝人気別に成績を調べると、優勝馬9頭中8頭は「1、2番人気」に支持された経験を有していた。なかでも、「1番人気」の3着内率43.6%は、他の組を圧倒する数値となっている。「10番人気以下」組からは2頭の連対馬が出ているが、この2頭は2013年の1、2着馬で共に1戦1勝、デビュー戦を「10番人気」で勝ち上がっていた。芝1600m以上のレースで上位人気に支持された経験のある馬は、今年も注目してみたい。〔表3〕

〔表3〕芝1600m以上のレースでの最高単勝人気別成績(過去9年)
単勝人気 成績 勝率  連対率 3着内率
1番人気 6-6-5-22 15.4% 30.8% 43.6%
2番人気 2-0-2-15 10.5% 10.5% 21.1%
3番人気 0-1-1-12 0% 7.1% 14.3%
4番人気 0-1-0-11 0% 8.3% 8.3%
5番人気 0-0-0-5 0% 0% 0%
6〜9番人気 0-0-0-17 0% 0% 0%
10番人気以下 1-1-0-14 6.3% 12.5% 12.5%
芝1600m以上不出走 0-0-1-21 0% 0% 4.5%
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前走の月は要チェック

2013年以降の過去5年の出走馬について、前走の月別に成績をまとめると、優勝馬5頭はいずれも前走が「前年11月以前」のレースだった。前年の12月には2歳女王決定戦の阪神ジュベナイルフィリーズが行われるが、近年は前走が「前年11月以前」だった馬が勝利を手にしている。〔表4〕

(河野道夫)

〔表4〕前走の月別成績(過去5年)
前走の月 優勝馬 2着以下
前年11月以前 5頭 35頭
前年12月以降 0頭 40頭

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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