今週の注目レース

チャンピオンズカップ(GⅠ)

中京競馬場 1800m(ダート)定量 3歳以上オープン

出走馬情報

コパノリッキー

牡7歳

調教師:村山明(栗東)

  • 父:ゴールドアリュール
  • 母:コパノニキータ
  • 母の父:ティンバーカントリー
ここに注目!

2014年フェブラリーSを皮切りに、前々走のマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ、盛岡・ダート1600m、1着)で、ホッコータルマエと並ぶ歴代最多タイのGⅠ、JpnⅠ10勝目をマーク。本レースで勝利を挙げれば単独トップとなる。大記録達成に向けて、目が離せない。

2014年のフェブラリーSを16番人気で制してGⅠ初勝利を飾ると、6歳時の昨年までにGⅠ、JpnⅠ8勝をマークし、今年5月のかしわ記念(JpnⅠ・船橋・ダート1600m)では、中団追走から直線力強く抜け出して2馬身差で快勝。秋初戦となった前々走のマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ、盛岡・ダート1600m)では、好位集団を抜群の手応えで追走すると、直線半ばで前を捕らえ、最後は後続を4馬身突き放して快勝した。初めてのダート1200mだった前走のJBCスプリント(JpnⅠ、大井)でも勝ち馬とアタマ差の2着に入り、年齢的な衰えは見られない。もまれ弱さがありスムーズな競馬が理想だが、ダート1200mの速い流れを経験した後なら、思い通りのポジションでレースが運べそうだ。

サウンドトゥルー

せん7歳

調教師:高木登(美浦)

  • 父:フレンチデピュティ
  • 母:キョウエイトルース
  • 母の父:フジキセキ
ここに注目!

キャリアを重ねながら着実に地力をつけ、一昨年12月の東京大賞典(GⅠ、大井・ダート2000m)でGⅠ初制覇を達成。昨年にはチャンピオンズC、今年は前走のJBCクラシック(JpnⅠ、大井・ダート2000m)を勝利し、タイトルを積み上げた。今回は本レース連覇を目指す。

昨年のチャンピオンズCでは、メンバー中最速となる上がり3ハロン35秒8(推定)の豪脚を繰り出し、ゴール寸前でアウォーディー(2着)をクビ差捕らえてJRAのビッグタイトルを獲得。7歳を迎えた今年の上半期は勝ち星を挙げられず、秋初戦となった前々走の日本テレビ盃(JpnⅡ、船橋・ダート1800m)では、直線4頭による激しい追い比べで、勝ったアポロケンタッキーにクビ差及ばず2着と惜敗した。前走のJBCクラシック(JpnⅠ)は、レース中盤まで後方でジックリと末脚を温存。残り600m付近からジワッと押し上げて4コーナーで先頭を射程に入れると、直線で鮮やかに抜け出して快勝した。追い込み型の脚質で展開に左右されやすい面はあるが、ここもGⅠ・JpnⅠ3勝馬として恥ずかしい競馬はできない。

テイエムジンソク

牡5歳

調教師:木原一良(栗東)

  • 父:クロフネ
  • 母:マイディスカバリー
  • 母の父:フォーティナイナー
ここに注目!

前走のみやこSでは、早め先頭から後続を2馬身1/2差突き放す圧巻のパフォーマンスで重賞初制覇を果たした。今回はGⅠ初挑戦で一気にメンバーが強くなるうえに、左回りコースも初経験になるが、現在の充実ぶりは目を見張るものがあり、どこまで通用するのか、注目だ。

今年5月の1600万下・東大路S(京都・ダート1800m)を勝ってオープンクラス入りを果たし、夏の函館では大沼S、マリーンS(共にダート1700m)とオープン特別を連勝。重賞初挑戦となった前々走のエルムSは、勝ったロンドンタウンの決め手に屈したものの、1分40秒9のJRAレコードで決着する中、同馬と0秒1差の2着に入った。前走のみやこSは、レースの前半1000m通過タイム1分00秒1で逃げ・先行馬には厳しい展開だったが、4コーナーで敢然と先頭に躍り出ると、直線は後続を寄せつけずに2馬身1/2差の快勝劇を演じた。中間の調整もすこぶる順調で、前哨戦を制した勢いに乗って、GⅠタイトル奪取に挑む。

アウォーディー

牡7歳

調教師:松永幹夫(栗東)

  • 父:Jungle Pocket
  • 母:Heavenly Romance
  • 母の父:Sunday Silence
ここに注目!

ダートに矛先を向けた一昨年9月から破竹の6連勝で、昨年のJBCクラシック(JpnⅠ、川崎・ダート2100m)を制覇。その後は勝ち星を挙げていないが、休み明けの前走を1度使われて状態が上向いており、勝ち馬サウンドトゥルーにクビ差の2着と敗れた昨年の雪辱を果たしたい。

気性面の難しさが出世を遅らせていたが、ダート路線に切り替えて素質が開花。重賞5勝を含む6連勝で昨年のJBCクラシック(JpnⅠ)を制すと、同年のチャンピオンズCでは僅差の2着に入り、ダート界でトップクラスの地位を築いた。今年初戦のドバイワールドC(G1、メイダン・ダート2000m)は、初の海外遠征で環境の変化に戸惑いながらも、世界の強豪を相手に5着と健闘。前々走の帝王賞が3着、連覇を狙った前走のJBCクラシック(共にJpnⅠ、大井・ダート2000m)は4着に敗れているが、どちらも休み明けだったことを踏まえれば、悲観する内容ではないはずだ。左回りコースでより高いパフォーマンスを見せる馬だけに、今回は上位争いが濃厚だろう。

アポロケンタッキー

牡5歳

調教師:山内研二(栗東)

  • 父:Langfuhr
  • 母:Dixiana Delight
  • 母の父:Gone West
ここに注目!

昨年の東京大賞典(GⅠ、大井・ダート2000m)で、初のビッグタイトルを獲得。前走のJBCクラシック(JpnⅠ、大井・ダート2000m)は離された8着と敗れたが、本来のパフォーマンスを発揮できれば、巻き返しが可能だろう。

4歳時の昨年にみやこSで重賞ウイナーの仲間入りを果たすと、GⅠ初挑戦となったチャンピオンズCでは勝ち馬から0秒4差の5着に健闘。続く東京大賞典(GⅠ)では、3番手追走から直線で力強く抜け出してGⅠ初制覇を飾り、本格化を遂げた。今年の上半期は勝ち星を挙げられなかったが、秋初戦となった前々走の日本テレビ盃(JpnⅡ、船橋・ダート1800m)では、直線でGⅠ馬3頭との追い比べを制して重賞3勝目をマーク。前走のJBCクラシック(JpnⅠ)は8着と敗れたが、大型馬でトビが大きく器用さに欠けるタイプだけに、道中で外から被されて力を出し切れなかった印象だ。スムーズな競馬ができれば、ここでも能力は引けを取らないだろう。

12月3日(日曜)9時25分

出走取消

ケイティブレイブ

牡4歳

調教師:目野哲也(栗東)

  • 父:アドマイヤマックス
  • 母:ケイティローレル
  • 母の父:サクラローレル
ここに注目!

今年6月の帝王賞(JpnⅠ、大井・ダート2000m)で念願のビッグタイトルを獲得。それまでは逃げ・先行策で好結果を残していたが、帝王賞は後方追走からの差し切り勝ちだった。脚質に幅が出たことで展開に左右されにくくなり、安定感も増してきた。

3歳時の昨年に地方交流重賞で3勝を挙げた、同世代トップクラスのダート巧者。今年は川崎記念(JpnⅠ、川崎・ダート2100m、5着)から始動し、フェブラリーS6着を経て名古屋大賞典(JpnⅢ、名古屋・ダート1900m)で重賞4勝目をマーク。5月の平安Sは、58kgの斤量を背負いながら早め先頭の積極策で5着に踏ん張り、6月の帝王賞(JpnⅠ)では、スタートで後手を踏みながらも向正面から徐々に進出を開始すると、メンバー中最速となる上がり3ハロン36秒5(推定)の末脚で豪快に突き抜けて、ビッグタイトルを手中に収めた。今秋も地方交流重賞で3着、2着と安定した競馬を続けており、今の充実ぶりならJRAのGⅠでも差のない競馬ができそうだ。

ゴールドドリーム

牡4歳

調教師:平田修(栗東)

  • 父:ゴールドアリュール
  • 母:モンヴェール
  • 母の父:フレンチデピュティ
ここに注目!

今年のフェブラリーSを制して、ダート界の頂点に上り詰めた実力馬。その後の成績はひと息だが、前走のマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ、盛岡・ダート1600m)5着後は、本レースに照準を合わせて熱心な乗り込みを消化している。ここは本領発揮が期待される。

2番人気に支持された昨年のチャンピオンズCは12着に敗れたが、今年初戦となったフェブラリーSでは、ハイペースが向いた面はあったものの、直線大外から逃げ・先行勢をまとめてかわし去り、最後もベストウォーリア(2着)の追い上げをクビ差退けてGⅠタイトルを獲得。初の海外遠征となったドバイワールドC(G1・メイダン・ダート2000m)が14着、帰国初戦の帝王賞(JpnⅠ、大井・ダート2000m)も離された7着と敗れた。前走のマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ)では、スタートで大きく出遅れながらも、メンバー中最速となる上がり3ハロン34秒4(推定)の末脚で5着まで追い上げ、復調の兆しを示した。今回、まだゲートへの不安は残るが、GⅠ馬の底力は軽視できない。

ノンコノユメ

せん5歳

調教師:加藤征弘(美浦)

  • 父:トワイニング
  • 母:ノンコ
  • 母の父:アグネスタキオン
ここに注目!

ダート界では一二を争う瞬発力が持ち味で、一昨年にジャパンダートダービー(JpnⅠ、大井・ダート2000m)を制し、GⅠ、JpnⅠでの2着も3度ある実績馬。前走の武蔵野S(4着)で復活の足がかりをつかんだ感があり、展開が向けばまとめて差し切っても不思議はない。

昨年の帝王賞(JpnⅠ・大井・ダート2000m、2着)後に去勢手術を施されて以降は、JBCクラシック(JpnⅠ・川崎・ダート2100m)4着→チャンピオンズC6着→東京大賞典(G1・大井・ダート2000m)4着→今年のフェブラリーS7着と、それまでの実績を考えれば少し物足りない成績になっている。約9カ月の休養でじっくり立て直されて臨んだ前走の武蔵野Sは、58kgの斤量を背負い、スタートで後手を踏みながらも4コーナー10番手から猛然と追い込み4着と、復調ムードは明らかだ。全6勝中4勝を挙げる東京コースがベストだろうが、一昨年のチャンピオンズCで2着に好走したように中京コースも問題ないタイプ。休み明けを1度使われて状態面の上積みが見込めるだけに、侮れない存在だ。

(京増 真臣)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: