今週の注目レース

デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)

京都競馬場 1600m(芝・外)馬齢 2歳オープン

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活躍馬を次々と輩出している注目のGⅠ前哨戦

2016年のデイリー杯2歳Sで2着に入ったボンセルヴィーソは、次走の朝日杯フューチュリティSと翌春のNHKマイルCでそれぞれ3着に食い込んだ。また、2015年の当レースで重賞初制覇を果たしたエアスピネルも、次走の朝日杯フューチュリティSで2着となっている。さらに、2016年の優勝馬ジューヌエコールは翌年の函館スプリントSを、2015年の2着馬シュウジは翌年の阪神Cを勝利。今後のGⅠ戦線や翌年以降の短距離戦線に直結するレースと言えるだろう。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。

ここ9年の優勝馬はいずれもキャリア3戦以内、かつ前走1着

過去10年の優勝馬10頭中、2007年のキャプテントゥーレを除く9頭は、キャリア3戦以下、かつ前走の着順が1着だった。一方、キャリア4戦以上だった馬は2007年以降〔0・1・3・17〕(3着内率19.0%)と勝ち切れておらず、前走の着順が2着以下だった馬も2007年以降〔1・3・5・34〕(3着内率20.9%)とやや苦戦している。まずはキャリア3戦以内、かつ前走1着の馬に注目したいところだ。〔表1〕

〔表1〕通算出走数と前走の着順別成績(過去10年)
通算出走数と前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
キャリア3戦以下、かつ前走の着順が1着 9-6-5-46 13.6% 22.7% 30.3%
キャリア4戦以上、
もしくは前走の着順が2着以下
1-4-5-43 1.9% 9.4% 18.9%

ちなみに、「キャリア4戦以上、もしくは前走の着順が2着以下」だった馬で3着以内に入った10頭は、いずれも「JRAのオープンクラスのレース」で6着以内に入った経験がある馬だった。キャリア4戦以上、もしくは前走2着以下であり、オープンクラスのレースで6着以内に入った経験がない馬は評価を下げるべきだろう。〔表2〕

〔表2〕「キャリア4戦以上、もしくは前走の着順が2着以下」だった馬の、「JRAのオープンクラスのレース」で6着以内に入った経験の有無別成績(過去10年)
経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 1-4-5-22 3.1% 15.6% 31.3%
なし 0-0-0-21 0% 0% 0%

前走の“末脚”がポイント

過去10年の3着以内馬30頭中28頭は、前走の上がり3ハロンタイム(推定)順位が「5位以内」だった(前走が地方のレースだった馬を除く)。一方、「6位以下」だった馬は3着内率8.3%と苦戦している。前走の内容を比較する際は、着順だけでなく“末脚”にも注目してみたい。〔表3〕

〔表3〕前走の上がり3ハロンタイム(推定)順位別成績(過去10年)
前走の上がり3ハロンタイム
(推定)順位
成績 勝率 連対率 3着内率
5位以内 10-9-9-64 10.9% 20.7% 30.4%
6位以下 0-1-1-22 0% 4.2% 8.3%
  • 備考:前走が地方のレースだった馬を除く

8月下旬以降に芝のレースで好走している馬が中心

過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、「8月20日以降のJRAの芝のレース」で4着以内に入った経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率が10.3%にとどまっているうえ、2012年以降の過去5年では〔0・0・0・12〕と全て4着以下に敗れている。8月下旬以降の芝のレースで4着以内に入っていない馬は過信禁物と見るべきだろう。〔表4〕

〔表4〕「8月20日以降のJRAの芝のレース」で4着以内に入った経験の有無別成績(過去10年)
経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 9-9-9-63 10.0% 20.0% 30.0%
なし 1-1-1-26 3.4% 6.9% 10.3%

近年は内寄りの枠に入った馬が不振

過去4年の3着以内馬12頭中10頭は、馬番が「6〜14番」だった(過去4年は全て14頭立て以下)。一方、「1〜5番」だった馬は優勝がなく、3着内率も10.0%にとどまっている。近年の傾向を重視するなら、内寄りの枠に入った馬は評価を下げたいところだ。〔表5〕

(伊吹雅也)

〔表5〕馬番別成績(過去4年)
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1〜5番 0-1-1-18 0% 5.0% 10.0%
6〜14番 4-3-3-15 16.0% 28.0% 40.0%
  • 備考:過去4年は全て14頭立て以下

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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