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秋の中長距離戦線の大舞台に夢かけるハンデキャップ重賞

過去10年の優勝馬を振り返ると、2007年のアドマイヤジュピタ(天皇賞・春)、2008年のスクリーンヒーロー(ジャパンカップ)、2010年のトーセンジョーダン(天皇賞・秋)、2015年のゴールドアクター(有馬記念)が後にGⅠ制覇を成し遂げている。その年のジャパンカップ、有馬記念を展望するだけでなく、中長距離戦線の将来を担うスターホースの誕生も期待される一戦の傾向を、過去10年の結果から迫っていこう。

前走の距離に注目

過去10年の前走の距離別成績を調べると、3着以内馬延べ30頭中28頭は前走で「芝2000〜2400m」のレースに出走していた。中でも「芝2200m」組が好走率でトップとなっている。それに対し、「芝1800m以下」組は3着以内がなく、「芝2500m以上」組は2・3着が各1回だけで3着内率は5.4%にとどまっている。〔表1〕

〔表1〕前走の距離別成績(過去10年)
前走の距離 成績 勝率  連対率 3着内率
芝1800m以下 0-0-0-10 0% 0% 0%
芝2000m 3-1-4-30 7.9% 10.5% 21.1%
芝2200m 5-4-1-24 14.7% 26.5% 29.4%
芝2400m 2-4-4-41 3.9% 11.8% 19.6%
芝2500m以上 0-1-1-35 0% 2.7% 5.4%
ダートのレース 0-0-0-2 0% 0% 0%

近走で1、2番人気経験馬が上位

過去10年の出走馬について、過去4走での最高単勝人気別に成績をまとめると、「1番人気」組が3着内率37.9%でトップ、それに「2番人気」組が23.8%で続いており、連対馬20頭中19頭は「1、2番人気」に支持された経験があった馬となっている。それに対し、最高単勝人気が「3番人気以下」だった馬からは3着以内馬が3頭しか出ておらず、好走率の面でも「1、2番人気」組とは大きな差がついている。〔表2〕

〔表2〕過去4走での最高単勝人気別成績(過去10年)
最高単勝人気 成績 勝率  連対率 3着内率
1番人気 9-6-7-36 15.5% 25.9% 37.9%
2番人気 1-3-1-16 4.8% 19.0% 23.8%
3番人気 0-0-0-20 0% 0% 0%
4番人気 0-1-0-12 0% 7.7% 7.7%
5番人気 0-0-0-15 0% 0% 0%
6〜9番人気 0-0-2-29 0% 0% 6.5%
10番人気以下 0-0-0-14 0% 0% 0%
  • 備考:海外のレースを除く

近走のハンデキャップレースの着順は要チェック

過去10年の出走馬について、過去4走のうち直近のハンデ戦での着順別に成績を調べると、「2着」組が3着内率でトップとなっている。それに続くのが「1着」組と「過去4走でハンデ戦不出走」組となっており、過去4走のうち直近のハンデ戦で「3着以下」に敗れていた馬は苦戦傾向にある。直近のハンデキャップレースでの着順は、チェックした方が得策かもしれない。〔表3〕

〔表3〕過去4走のうち直近のハンデ戦での着順別成績(過去10年)
着順 成績 勝率  連対率 3着内率
1着 3-2-4-23 9.4% 15.6% 28.1%
2着 4-2-2-12 20.0% 30.0% 40.0%
3着 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
4着 0-1-0-8 0% 11.1% 11.1%
5着 1-1-0-12 7.1% 14.3% 14.3%
6〜9着 0-0-1-29 0% 0% 3.3%
10着以下 0-2-0-33 0% 5.7% 5.7%
過去4走でハンデ戦不出走 1-2-3-16 4.5% 13.6% 27.3%
  • 備考1:地方・海外のレースを含む
  • 備考2:競走中止は最下位として集計
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近走の重賞で4着以内の実績が重要

2008年以降の過去9年の優勝馬9頭について、過去4走以内の重賞での最高着順を調べると、いずれも4着以内に入った実績を有していた。勝ち馬を検討する際は、過去4走の重賞実績に目を光らせたい。〔表4〕

(河野道夫)

〔表4〕優勝馬の過去4走以内の重賞での最高着順(過去9年)
年度 優勝馬 最高着順
2008年 スクリーンヒーロー 3着(セントライト記念)
2009年 ミヤビランベリ 1着(七夕賞ほか)
2010年 トーセンジョーダン 4着(中日新聞杯)
2011年 トレイルブレイザー 4着(目黒記念)
2012年 ルルーシュ 4着(オールカマー)
2013年 アスカクリチャン 2着(札幌記念)
2014年 フェイムゲーム 1着(ダイヤモンドS)
2015年 ゴールドアクター 3着(菊花賞)
2016年 シュヴァルグラン 1着(阪神大賞典)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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