今週の注目レース

アルテミスステークス(GⅢ)

東京競馬場 1600m(芝)馬齢 (牝) 2歳オープン

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関東から2歳女王を目指す重賞

2012年に新設された2歳牝馬限定重賞のアルテミスSは、12月に行われる2歳女王決定戦・阪神JFへとつながる一戦だ。そして、もちろんその先には翌春のクラシックが待っている。2012年2着のアユサン、2014年2着のレッツゴードンキは桜花賞を制覇。2015年2着のメジャーエンブレムは阪神JFとNHKマイルCを制し、昨年の優勝馬リスグラシューは桜花賞で2着となった。今年もこの一戦を飛躍の礎にする馬が出てくる可能性は高いだろう。そこで今回は、過去5回のアルテミスSと、11月の東京開催で500万下・牝馬限定・芝1600mの条件で行われている2007〜2011年の「赤松賞」を合わせた計10レースの結果を参考にチェックしていきたい。

枠番別の成績をチェック

対象とした10レースの枠番別成績を集計してみると、8枠の成績が優秀で、4勝2着3回と7頭が連対している。ただし、3着馬が出ていないという点は特徴的と言えるかもしれない。〔表1〕

〔表1〕枠番別成績(対象とした10レース)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠 1-1-0-14 6.3% 12.5% 12.5%
2枠 0-2-1-14 0% 11.8% 17.6%
3枠 1-1-1-14 5.9% 11.8% 17.6%
4枠 1-1-2-13 5.9% 11.8% 23.5%
5枠 0-1-1-16 0% 5.6% 11.1%
6枠 1-1-3-15 5.0% 10.0% 25.0%
7枠 2-0-2-21 8.0% 8.0% 16.0%
8枠 4-3-0-18 16.0% 28.0% 28.0%

上位人気馬が優勢

対象とした10レースの単勝人気別成績を集計してみると、1番人気馬の3着内率が90.0%に達している。2番人気馬も上々の成績を残しているが、3番人気と4番人気は3着以内に入った馬がそれぞれ1頭だけとなっている。それに続く5、6番人気馬は、優勝こそないものの、2着と3着が各4回となっている。〔表2〕

〔表2〕単勝人気別成績(対象とした10レース)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 4-3-2-1 40.0% 70.0% 90.0%
2番人気 2-2-2-4 20.0% 40.0% 60.0%
3番人気 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
4番人気 0-1-0-9 0% 10.0% 10.0%
5、6番人気 0-4-4-12 0% 20.0% 40.0%
7〜9番人気 2-0-1-27 6.7% 6.7% 10.0%
10番人気以下 1-0-1-63 1.5% 1.5% 3.1%

キャリア別の成績もチェック

対象とした10レースでは、キャリア1戦で臨んだ馬の成績がいまひとつ。それに対し、キャリア2戦と5戦で臨んだ馬の好走率が他を圧倒しているのが特徴的だ。ただし、キャリア5戦だった馬の2勝は、いずれも2011年以前の赤松賞でのものとなっている。〔表3〕

〔表3〕通算出走回数別成績(対象とした10レース)
通算出走回数 成績 勝率 連対率 3着内率
1戦 1-2-1-33 2.7% 8.1% 10.8%
2戦 6-7-3-38 11.1% 24.1% 29.6%
3戦 1-1-3-23 3.6% 7.1% 17.9%
4戦 0-0-2-16 0% 0% 11.1%
5戦 2-0-1-7 20.0% 20.0% 30.0%
6戦以上 0-0-0-8 0% 0% 0%

前走のレース別の成績は?

過去5年のアルテミスSの出走馬について、前走のレース別成績を調べてみると、新馬から臨んだ馬(つまり通算1戦1勝だった馬)は21頭が出走して優勝がなく2着と3着が各1回と苦戦気味。また、500万下から臨んだ馬も苦戦傾向を示している。それに対し、前走が未勝利だった馬は14頭が出走して3勝、JRAの重賞やオープン特別から臨んだ馬がそれぞれ1勝となっている。〔表4〕

〔表4〕前走のレース別成績(過去5年のアルテミスS)
前走のレース 成績 勝率 連対率 3着内率
JRAの重賞 1-1-1-11 7.1% 14.3% 21.4%
オープン特別 1-1-1-10 7.7% 15.4% 23.1%
500万下 0-1-1-21 0% 4.3% 8.7%
未勝利 2-0-1-2 40.0% 40.0% 60.0%
牝馬限定の未勝利 1-1-0-7 11.1% 22.2% 22.2%
新馬 0-1-1-9 0% 9.1% 18.2%
牝馬限定の新馬 0-0-0-10 0% 0% 0%
地方競馬のレース 0-0-0-1 0% 0% 0%

過去4年の連対馬に特徴が

2013年以降のアルテミスSでは、「過去2走が1600mと1800mで、そこで共に3着以内に入っていた」という馬が毎年連対している。そして該当馬はすべて、1800mのレースでは2着以内に入っていた。今年もそういった馬が出走してきたら、チェックしておくことをおすすめしたい。〔表5〕

(浅野靖典)

〔表5〕過去2走が1600mと1800mで、そこで共に3着以内に入っていたアルテミスS連対馬一覧(過去5年)
年度 着順 馬名 前走 前々走
2013年 2着 パシフィックギャル 1600m 3着 1800m 2着
2014年 1着 ココロノアイ 1600m 1着 1800m 2着
2015年 2着 メジャーエンブレム 1600m 1着 1800m 1着
2016年 1着 リスグラシュー 1800m 1着 1600m 2着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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