今週の注目レース

紫苑ステークス(GⅢ)

中山競馬場 2000m(芝)馬齢 (牝) 3歳オープン

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秋の3歳女王へ飛躍の舞台

紫苑Sは昨年からGⅢに格上げされ、2着馬のヴィブロスが次走で秋華賞を制覇した。重賞になったことで、秋華賞のトライアルとしてより注目度が増したと言えるだろう。今年も紫苑Sから秋の3歳女王の座に上り詰める馬が登場するのか、目が離せない一戦となる。ここではオープン特別として行われた2015年以前の結果を含めた過去10年の結果(2014年は新潟で開催)から、今年の好走馬選びのヒントになりそうな傾向をチェックしていこう。

前走で下級条件に出走していた馬も好走多し

過去10年の出走馬について、前走のレース別成績をまとめると、好走率が最も高いのは「芝の1000万下」組となっている。また、13頭が3着以内に入っている「芝の500万下」組は好走率では目立った数値になっていないが、「芝の500万下で1着」だった馬に限れば〔3-4-3-22〕という成績で、3着内率(31.3%)は「芝の1000万下」組に迫る数値となる。春のクラシック戦線での実績は見逃せないが、前走で条件クラスに出走していた馬についても軽視は禁物だろう。〔表1〕

〔表1〕前走のレース別成績(過去10年)
前走のレース 成績 勝率  連対率 3着内率
芝のGⅠ 2-0-4-20 7.7% 7.7% 23.1%
芝のGⅡ 0-0-0-5 0% 0% 0%
芝のGⅢ 0-2-0-5 0% 28.6% 28.6%
芝のオープン特別 0-1-0-4 0% 20.0% 20.0%
芝の1600万下 0-0-0-1 0% 0% 0%
芝の1000万下 4-3-0-13 20.0% 35.0% 35.0%
芝の500万下 3-4-6-61 4.1% 9.5% 17.6%
その他の芝のレース 0-0-0-5 0% 0% 0%
ダートのレース 1-0-0-13 7.1% 7.1% 7.1%

芝の500万下での勝利実績が重要

過去10年の出走馬について、「芝の500万下」での優勝経験の有無別に成績を調べると、優勝馬10頭には「芝の500万下」で優勝経験があり、優勝経験があった馬は好走率でもその経験がなかった馬を圧倒的に上回っていることが分かった。当レースの出走馬の中には、500万下を勝ち上がる前に重賞で2着以内に入るなどして収得賞金を加算していた馬もいたが、「芝の500万下」を勝って昇級した馬の方が、この紫苑Sでは存在感を示している。〔表2〕

〔表2〕「芝の500万下」での優勝経験別成績(過去10年)
優勝経験 成績 勝率  連対率 3着内率
あり 10-8-3-45 15.2% 27.3% 31.8%
なし 0-2-7-82 0% 2.2% 9.9%

直近で連対したJRAの芝のレースでの4コーナーの通過順に注目

過去10年の出走馬について、直近で連対したJRAの芝のレースでの4コーナーの通過順別に成績をまとめると、好走率では「10番手以下」組がトップになっている。また、それに「5〜9番手」組が続いており、直近で連対したJRAの芝のレースで4コーナーを後方で通過していた馬ほど好走する確率が高くなる傾向にある。直近で連対したJRAの芝のレースでの位置取りに注目してみるのも面白そうだ。〔表3〕

(河野道夫)

〔表3〕直近で連対したJRAの芝のレースでの4コーナーの通過順別成績(過去10年)
4コーナーの通過順 成績 勝率  連対率 3着内率
先頭 0-1-0-19 0% 5.0% 5.0%
2〜4番手 2-5-4-40 3.9% 13.7% 21.6%
5〜9番手 5-3-3-40 9.8% 15.7% 21.6%
10番手以下 3-1-3-14 14.3% 19.0% 33.3%
JRAの芝で連対なし 0-0-0-14 0% 0% 0%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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