今週の注目レース

新潟2歳ステークス(GIII)

新潟競馬場 1600m(芝・外)馬齢 2歳オープン

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長い直線での攻防に注目

芝・外回りコースの4コーナーからゴールまでの距離が658.7mと、日本一長い直線が特徴の新潟競馬場。粘り込みたい先行馬と差し脚を生かしたい馬とが繰り広げる、長く激しい追い比べは見どころ十分。今年も大いに盛り上がることだろう。その一方で、2006年以降は毎年単勝6番人気以下の馬が3着以内に入っているという特徴もある。そういった過去のデータを頭に入れつつ、予想していくことが重要と言える一戦だ。

単勝人気別の成績をチェック

過去10年の単勝人気別成績を調べると、優勝馬10頭のうち9頭が4番人気以内の馬となっており、中でも1番人気馬が4勝を挙げている。それに対して、2番人気馬が2着以内に入っていない点は気になるところだ。また、10番人気以下の馬が2着6回、6〜9番人気馬が3着6回と、偏りのある分布になっている。〔表1〕

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 4-2-0-4 40.0% 60.0% 60.0%
2番人気 0-0-2-8 0% 0% 20.0%
3番人気 3-0-0-7 30.0% 30.0% 30.0%
4番人気 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0%
5番人気 0-0-1-9 0% 0% 10.0%
6〜9番人気 1-1-6-32 2.5% 5.0% 20.0%
10番人気以下 0-6-0-77 0% 7.2% 7.2%

馬番別の成績にも注目

向正面のスタート地点から3コーナーまでの直線が長く、最後の直線も長いという、新潟競馬場の外回り・芝1600mコース。そこで、過去10年の新潟2歳Sの馬番別成績を調べると、全体的に大きな偏りは見られない。ただし、「偶数馬番」と「奇数馬番」に分けて集計すると、偶数が9勝と大きくリード。奇数は2着が7回あるが、過去10年で優勝したのは2013年のハープスター(17番)だけだ。〔表2〕〔表3〕

※表は横にスクロールすることができます。

〔表2〕馬番別成績(過去10年)
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1、2番 1-2-2-15 5.0% 15.0% 25.0%
3、4番 1-2-1-16 5.0% 15.0% 20.0%
5、6番 1-0-2-17 5.0% 5.0% 15.0%
7、8番 1-2-2-15 5.0% 15.0% 25.0%
9、10番 3-0-0-16 15.8% 15.8% 15.8%
11、12番 0-2-1-17 0% 10.0% 15.0%
13、14番 0-1-1-18 0% 5.0% 10.0%
15、16番 2-1-0-15 11.1% 16.7% 16.7%
17、18番 1-0-1-14 6.3% 6.3% 12.5%
〔表3〕馬番の偶数奇数別の成績(過去10年)
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
偶数 9-3-7-67 10.5% 14.0% 22.1%
奇数 1-7-3-76 1.1% 9.2% 12.6%

前走のレース別の成績を分析

新潟2歳Sの出走馬の多くは、前走で初勝利を挙げていた馬となっている。そこで、過去10年の出走馬の前走のレース別成績を調べると、好成績を残しているのは東京・中京競馬場で行われた新馬(牝馬限定を除く)を制して臨んできた馬となっている。それに対し、該当馬の多い重賞・オープン特別や新潟の新馬(牝馬限定を除く)から臨んできた馬はやや低調な成績になっている。また、牝馬限定の新馬や未勝利を制して臨んできた馬は全て4着以下に敗れている。〔表4〕

〔表4〕前走のレース別成績(過去10年)
前走のレース 成績 勝率 連対率 3着内率
重賞、オープン特別 2-2-2-32 5.3% 10.5% 15.8%
新潟の牝馬限定を除く新馬 3-3-2-39 6.4% 12.8% 17.0%
東京の牝馬限定を除く新馬 1-2-1-3 14.3% 42.9% 57.1%
福島の牝馬限定を除く新馬 0-0-2-8 0% 0% 20.0%
中京の牝馬限定を除く新馬 2-0-1-4 28.6% 28.6% 42.9%
その他の牝馬限定を除く新馬 0-0-1-13 0% 0% 7.1%
牝馬限定を除く未勝利 2-3-1-29 5.7% 14.3% 17.1%
牝馬限定の新馬・未勝利 0-0-0-14 0% 0% 0%
地方競馬のレース 0-0-0-1 0% 0% 0%

6月にデビューしていた馬にも要注目

過去10年の新潟2歳Sでは、「6月の新馬で3着以内に入っていた」という馬が、2009年と2011年を除いて連対している。今年もそういった戦歴を残している馬に注目してみる手はありそうだ。〔表5〕

※表は横にスクロールすることができます。

〔表5〕6月の新馬で3着以内に入っていた新潟2歳S連対馬一覧(過去10年)
年度 着順 馬名 新馬の日付 単勝人気 着順
2007年 1着 エフティマイア 6月24日 2番人気 1着
2着 シャランジュ 6月30日 9番人気 1着
2008年 1着 セイウンワンダー 6月21日 1番人気 2着
2010年 2着 マイネルラクリマ 6月26日 4番人気 1着
2012年 1着 ザラストロ 6月23日 2番人気 3着
2013年 2着 イスラボニータ 6月2日 2番人気 1着
2014年 2着 アヴニールマルシェ 6月15日 1番人気 1着
2015年 1着 ロードクエスト 6月7日 6番人気 1着
2着 ウインファビラス 6月28日 3番人気 3着
2016年 2着 オーバースペック 6月19日 9番人気 3着
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左回りの競馬場の新馬を優勝していた馬が4連勝中

過去4年の新潟2歳Sでは、「左回りの競馬場で新馬を制していた」という馬が優勝している。そしてこれらの4頭は、その新馬で2着馬に「1馬身1/4〜2馬身」の着差をつけていた点でも共通している。今年の出走馬の中にそのような馬がいるかどうか、チェックしてみることをお勧めしたい。〔表6〕

(浅野靖典)

〔表6〕過去4年の優勝馬は左回りの競馬場の新馬で2着馬に1馬身1/4〜2馬身の着差をつけて勝利していた
年度 優勝馬 競馬場 2着馬との着差
2013年 ハープスター 中京 1馬身3/4
2014年 ミュゼスルタン 新潟 1馬身1/4
2015年 ロードクエスト 東京 2馬身
2016年 ヴゼットジョリー 中京 1馬身1/2

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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