今週の注目レース

七夕賞(GIII)

福島競馬場 2000m(芝)ハンデ 3歳以上オープン

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夏の福島開催を熱くするハンデキャップ重賞

夏の福島開催の名物レースとして定着している七夕賞。このレースを観るために福島競馬場に遠征するファンは多い。そして、伏兵視されている馬が上位に食い込むケースが多いのもまた、このレースの特徴だ。今年もそういった馬が台頭する可能性は十分ありそう。そのあたりを頭に入れつつ、中山競馬場で行われた2011年を除く過去10回の結果からデータを見ていくことにしよう。

単勝オッズ別の成績をチェック

対象とした過去10回の七夕賞では、単勝「3.9倍以下」の支持を受けていた馬は4頭いたが1勝も挙げていない。それに対し、「4.0〜4.9倍」の馬は3頭が優勝している。また、「5.0〜9.9倍」だった馬も上々の成績だ。特徴的なのは10倍台で、「10.0〜14.9倍」よりも「15.0〜19.9倍」の方が良好な成績となっている。〔表1〕

〔表1〕単勝オッズ別成績(2011年を除く過去10回)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
3.9倍以下 0-1-1-2 0% 25.0% 50.0%
4.0〜4.9倍 3-2-1-6 25.0% 41.7% 50.0%
5.0〜9.9倍 3-3-5-21 9.4% 18.8% 34.4%
10.0〜14.9倍 1-0-0-14 6.7% 6.7% 6.7%
15.0〜19.9倍 2-2-1-10 13.3% 26.7% 33.3%
20.0〜49.9倍 0-2-2-43 0% 4.3% 8.5%
50倍以上 1-0-1-32 2.9% 2.9% 5.9%

枠番別の成績もチェック

福島競馬場の芝2000mで行われる七夕賞は、4コーナーの奥から発走し、最初のコーナーまでの距離は400m以上ある。そこで、対象とした過去10回の枠番別成績を調べると、4枠の成績が良好で3着内率45.0%と高い数字になっている。それに対し、外枠の成績がいま一つで、7枠で連対したのは2009年の優勝馬ミヤビランベリ(14番)だけ。8枠は20頭全てが4着以下に敗れている。〔表2〕

〔表2〕枠番別成績(2011年を除く過去10回)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠 1-1-1-16 5.3% 10.5% 15.8%
2枠 3-2-0-15 15.0% 25.0% 25.0%
3枠 1-2-0-17 5.0% 15.0% 15.0%
4枠 2-2-5-11 10.0% 20.0% 45.0%
5枠 1-1-3-15 5.0% 10.0% 25.0%
6枠 1-2-1-16 5.0% 15.0% 20.0%
7枠 1-0-1-18 5.0% 5.0% 10.0%
8枠 0-0-0-20 0% 0% 0%

負担重量別の成績にも特徴あり

ハンデ戦で行われる七夕賞だが、対象とした過去10回の負担重量別成績を調べると、51kg以下の軽ハンデ馬は3着以内がゼロ。対照的に57.5kg以上を課された馬は、延べ13頭のうち優勝したのはメイショウカイドウ(2006年、59kg)だけとなっているものの、連対率と3着内率ではトップになっている。また、57kgの馬が5勝している点も覚えておきたい。〔表3〕

〔表3〕負担重量別成績(2011年を除く過去10回)
負担重量 成績 勝率 連対率 3着内率
51kg以下 0-0-0-12 0% 0% 0%
52kg 1-0-1-13 6.7% 6.7% 13.3%
53kg 1-2-1-16 5.0% 15.0% 20.0%
54kg 0-1-1-24 0% 3.8% 7.7%
55kg 1-2-3-17 4.3% 13.0% 26.1%
56〜56.5kg 1-1-2-22 3.8% 7.7% 15.4%
57kg 5-1-1-17 20.8% 25.0% 29.2%
57.5kg以上 1-3-2-7 7.7% 30.8% 46.2%

GII の出走歴にも要注目

福島競馬場で行われた過去10回の七夕賞では、「5走前までにGII で8着以内に入っていた」という馬が、1600万下クラスからの格上挑戦馬2頭で決着した2008年を除いて連対している。また、過去2年は連対馬が全てこの条件に該当。今年もそのような経歴を持っている馬が出走してきたら、注目しておくことをおすすめしたい。〔表4〕

〔表4〕5走前までにGII に出走して8着以内に入っていた七夕賞連対馬一覧(2011年を除く過去10年)
年度 着順 馬名 該当レース
2006年 2着 コンゴウリキシオー 前走 金鯱賞 1着
2007年 1着 サンバレンティン 2走前 産経大阪杯 7着
2着 アドマイヤモナーク 前走 目黒記念 4着
2009年 1着 ミヤビランベリ 前走 目黒記念 1着
2010年 2着 アルコセニョーラ 4走前 アメリカJCC 8着
2012年 2着 トーセンラー 4走前 京都記念 4着
2013年 2着 トレイルブレイザー 5走前 アロヨセコマイル 2着
2014年 1着 メイショウナルト 5走前 産経賞オールカマー 2着
2015年 1着 グランデッツァ 5走前 毎日王冠 5着
2着 ステラウインド 2走前 日経賞 6着
2016年 1着 アルバートドック 2走前 読売マイラーズC 5着
2着 ダコール 3走前 日経新春杯 4着
  • 備考:地方・海外のレースを含む
  • 備考:該当レースが複数ある場合は、直近のものを掲載
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前走が別定戦のGIII で、負担重量が56kgだった馬が3連勝中

過去3年の七夕賞では「前走が別定戦のGIII で、負担重量が56kgだった」という馬が優勝している。ちなみにその3頭は、いずれも前走が3〜7番人気で、着順は単勝人気よりもやや下という結果だった。〔表5〕

(浅野靖典)

〔表5〕過去3年の優勝馬の前走のレース・斤量・単勝人気・着順
年度 優勝馬 該当レース
2014年 メイショウナルト 鳴尾記念 56kg 7番人気 11着
2015年 グランデッツァ 鳴尾記念 56kg 3番人気 5着
2016年 アルバートドック エプソムC 56kg 5番人気 7着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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