今週の注目レース

目黒記念(GII)

東京競馬場 2500m(芝)ハンデ 4歳以上オープン

データ分析関連動画

ダービーデーを彩る伝統のハンデキャップ重賞

1932年に創設された目黒記念は、かつて春と秋の年2回行われていたこともあり、今年で131回目の開催となる。2006年以降は日本ダービー当日の最終レース(2011年のみ日本ダービーの前日に開催)として行われていることでもおなじみの一戦だ。近年もハンデ戦らしい激戦が毎年のように繰り広げられており、波乱の決着となった年も少なくない。ちなみに、単勝1番人気の支持に応えて優勝を果たしたのは2012年のスマートロビン(単勝オッズ4.4倍)が最後、単勝オッズ4倍未満の支持を集めていた優勝馬は2007年のポップロック(同2.9倍)が最後である。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみよう。

若い馬が優勢

過去10年の3着以内馬30頭中22頭は、「5歳以下」の馬だった。一方、「6歳以上」の馬は3着内率が8.5%にとどまっている。優勝馬の数こそ「5歳以下」が5頭、「6歳以上」も5頭と同数だが、2着馬10頭は全て「5歳以下」の馬となっており、基本的には若い馬を重視すべきレースと言えそうだ。〔表1〕

〔表1〕年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 0-1-0-2 0% 33.3% 33.3%
4歳 3-2-4-24 9.1% 15.2% 27.3%
5歳 2-7-3-29 4.9% 22.0% 29.3%
6歳 3-0-1-35 7.7% 7.7% 10.3%
7歳 1-0-1-27 3.4% 3.4% 6.9%
8歳 1-0-1-17 5.3% 5.3% 10.5%
9歳 0-0-0-6 0% 0% 0%
10歳 0-0-0-1 0% 0% 0%
5歳以下 5-10-7-55 6.5% 19.5% 28.6%
6歳以上 5-0-3-86 5.3% 5.3% 8.5%
  • 備考:2011年まで「3歳以上オープン」の条件だったため、3歳馬が出走できた

乗り替わりで臨んだ馬は不振

過去10年の3着以内馬30頭中17頭は、「前走と同じ騎手」が騎乗した馬だった。一方、「乗り替わり」となっていた馬は3着内率12.9%とやや苦戦している。「乗り替わり」で臨む馬は評価を下げた方がいいかもしれない。〔表2〕

〔表2〕騎手別成績(過去10年)
騎手 成績 勝率 連対率 3着内率
前走と同じ騎手 5-7-5-53 7.1% 17.1% 24.3%
乗り替わり 5-3-5-88 5.0% 7.9% 12.9%

前走の単勝人気に注目

前走が国内のレースだった馬について、前走の単勝人気別成績を調べると、前走で「2番人気以内」だった馬が3着内率38.5%と優秀な成績を収めている。前走の内容を比較する際は、着順だけでなく、単勝人気の評価にも注目すべきだろう。〔表3〕

〔表3〕前走の単勝人気別成績(過去10年)
前走の単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
2番人気以内 3-4-3-16 11.5% 26.9% 38.5%
3番人気以下 6-6-7-124 4.2% 8.4% 13.3%
  • 備考:前走が海外のレースだった馬を除く

近年は前走もオープンクラスのレースだった馬が中心

過去5年の3着以内馬15頭は、いずれも前走がJRAの「オープンクラスのレース」だった。2011年以前は前走でJRAの「条件クラスのレース」に出走していた馬の好走も見られたが、近年は前走でオープンクラスのレースに出走していた馬が優勢だ。〔表4〕

〔表4〕前走の条件別成績(過去5年)
前走の条件 成績 勝率 連対率 3着内率
オープンクラスのレース 5-5-5-60 6.7% 13.3% 20.0%
条件クラスのレース 0-0-0-11 0% 0% 0%
  • 備考:前走が地方競馬、海外のレースだった馬を除く

前走で先行していた馬は割り引きが必要

過去5年の3着以内馬15頭中12頭は、前走が国内のレースで、そのレースの4コーナーを「5番手以下」で通過していた。一方、「4番手以内」だった馬は3着内率10.7%とやや苦戦している。先行タイプの馬よりも、中団や後方からレースを進めるタイプの馬に注目してみたい。〔表5〕

(伊吹雅也)

〔表5〕前走の4コーナーの通過順別成績(過去5年)
前走の4コーナーの通過順 成績 勝率 連対率 3着内率
4番手以内 1-1-1-25 3.6% 7.1% 10.7%
5番手以下 4-4-4-47 6.8% 13.6% 20.3%
  • 備考:前走が海外のレースだった馬を除く

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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